打ち合わせ

ども。プロペラ犬主宰&脚本の楠野です。

今日は「マイルドにしぬ」の2回目本読み&美術・特殊効果・衣装等々打ち合わせ。
主宰兼脚本家(演出家ではない)という、あんまり演劇界で見られない立場の
楠野さんは、本読みの場では落ち着きません。

こまいことはうまく説明できないので置いておくとして、「主宰兼脚本家」という立場は、
たとえるならば
『レストランのオーナーで、メニューのレシピも全部作ってるのに、調理場には入れない』
みたいな感じ。
いや、調理場に入れないわけじゃないか。調理場には入れてもらえるんですけど、
なんせ火が怖い原始人なんでうーうーうなりながらガス台の周りをうろうろするしかない
というか。そのうち「うー」ってそこらの胡椒とかひっくり返してシェフに怒られるような。
しまった、どんどん正しい例えから離れていってる。ま、いいか。原始さんだし。

「本読み」「稽古」はレストランでいう「調理場」。
「本番」はできあがった料理そのもの。
主宰兼脚本家兼原始さんである楠野さんは、自分の書いたレシピをもとに、
冷静な美声シェフ・入江さんや創作実験料理を得意とする新進シェフ・小指値が
いろいろアレンジを加えつつ調理しているさまを見ているだけですごく楽しかったりします。
それだけではいけないのですが、「オーナー」として水野とともに呼び集めた人々が
化学反応を起こしてぐつぐつやっているさまは、まさにこれが物づくりの醍醐味だなぁ
と思える光景で。

いやほんと、入江さんと小指値の組み合わせは、なんかどこでも見たことが
無い料理が出てくる予感満々。ご期待ください。
作家・楠野は調理しがいのあるレシピを詰めていかねば。

ちなみに、「主宰兼主演女優」という立場の水野美紀はどういう感じかというと。
「本読み」という調理場においては役者さんは「食材」。
そう、調理場のど真ん中に鎮座ましましているのです。
尾頭付きの鯛!とか
腹から開いた伊勢海老!ぐらいの堂々とした感じで。
「さあ、あんたたちの腕であたしを美味しくしてごらんなさいよ」ぐらいの感じで。

だから、やっぱり今日も水野美紀は堂々としてました。
なんというか、食材としてごんぶとなのです。

その隣で笑っている河原さんは・・・・
日本であんま見ない食材な感じでした。