「こゆびち」と読む。

今日は演出の入江雅人さんを交えて美術打ち合わせ。
「マイルドにしぬ」の美術担当は小指値

「こゆびち」と読むこの人たち、多摩美出身の・・・なんつったらいいんだろう、
劇団というか、パフォーマンス集団というか、アート軍団というか、まあとにかく
キテレツな発想が炸裂している面白い人たちです。

もともと、美術を誰に依頼しようかと水野と二人で考えていたときに
河原さんから「面白い子たちがいるよ」と紹介された人たちでして。
(河原さんはどこかの演劇コンクールの審査員をやったとき見て、
えらく気に入ったそうです)
半蔵門で見たその番外公演。
一言で言うと、「演劇」という枠組みからはみ出てたその元気のよさとセンスに
いたく感嘆した水野と楠野さんは、早速彼女たちに美術を依頼しました。

普通、美術担当は誰か「個人」にお願いするものですが、
あえて「小指値」という集団にお願いする形で美術を依頼。
彼女たちのよさは、「美術」「音楽」「照明」「脚本」「役者のパフォーマンス」
等の要素が渾然一体になった、
「どっからどういう発想でこういう演出にたどり着くんだろ?」的なもので、
あえてここは「チームプレイ」でうちに新しい血を運んでほしい、と思ったのです。

プロペラ犬の枠組みに埋没することなく、むしろうちの場を使って遊ぶぐらいの感じで。
ああ、そうだこないだまでやってた【グラインドハウス】でタランティーノが
エドガー・ライト(ショーン・オブ・ザ・デッド監督)や
ロブ・ゾンビ(マーダー・ライドショー監督)
に2本の本編の重要なつなぎになるフェイク予告編を任せた、あの感じに近いかも。
ご覧になった方ならわかるように、グラインドハウスは、あのフェイク予告編抜きでは成立
してないんじゃないか・・・というものになってました。本当に面白かった、あの予告編。
ああなればいいなぁ、と。

ちなみに、今月の15日、16日、17日、22日と小指値の本公演もあります。
詳細は小指値のサイトを見てもらうとして。
「マイルドにしぬ」の重要な一部分を構成する小指値。
プロペラ犬がウッデイ・アレンなら小指値はメガネ、ぐらいの重要度。
「マイルドにしぬ」の予習の一環として、ぜひこちらもチェックを。