2007.12.26
湖の女神
[ 「マイルドにしぬ」 ]
もし「マイルドにしぬ」を見てない人に
「一枚だけ、今回の舞台を象徴する写真を見せて!」
と言われたら、たぶんこれを見せると思う。そんな一枚。
「湖の女神」のワンショットです。
見てくださった方にとっては納得、見てない方には皆目どういう状況だかわからない、
というか「水野美紀は180人を前に一体何をしてるのか?」という
ざわざわした気持ちになること請け合いの一枚かと。
まあでも、今回撮った何百枚(千枚以上?)のあらゆる写真の中でも
水野美紀的には一番いい顔してるかと。
「湖の女神」は、実は最後の最後に急遽付け足されたネタ(てか、話)で。
当初、あの井戸を使った全く違う物語があったのですが、稽古を重ねて
内容が変質していくうちにどうも全体の流れからそぐわない感じになり、
かといってばっさりその物語を切るだけでは全体の尺が短すぎる恐れがあり。
そこで、あの井戸を使って、全く違う物語を急遽書きまして。
だって井戸作っちゃったんだもん。勿体無いんだもん。
で、えらい勢いで稽古を重ねて作り上げたのが、
あの「湖の女神」というわけです。
これが案外、というかことのほか受けました。
びっくりでした。いやほんとに。
アンケートや各所の感想でも「メロ様派」と「女神派」に二分されたぐらいで。
すごい二分ですよ、かたやゾンビ、かたや花柄スパッツ股全開の人だもの。
しかし、今回、水野美紀は一生でも一番「可愛い」という言葉を言われたのでは
と思えるぐらい、「女神」で可愛い可愛い言われてました。言われすぎてました。
間違いなく、30代突入以降では一番言われたのでは。
思いもしない副産物でした。
ちなみに、川崎公演を見てくださった古田新太さんは「ごつくて可愛い」と
仰ってたとか。
うーん、「ごつ可愛い」。なるほど。
確かに、ヴァンダレイ・シウバにもよくわからん可愛さを感じる瞬間があるし。
何はともあれ、水野美紀が今まで隠していた引き出しが派手にオープンされたのは
確実なようです。