「writing man, working girl」

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「マイルドにしぬ」から「writing man, working girl」の1カット。
スタッフの間では通称「書く男」。作家(脚本家)の話ですからね。
なんで水野が日本刀構えてるのか、って言われるとなんともいいようがありませんが。

稽古のときに軽く感動したのが、この日本刀の殺陣。
「例えば」って感じで水野が軽くスパッスパッてやってみるんですが、
それがすでにカッコいい!てか誰も何も指導してないのにできてる!
稽古場的には「まあ水野美紀だし、できるよな」って空気でしたが、
普通の女優さんであれば、そこで一から殺陣のイロハを稽古しなければいけないわけで。
そこをとっぱらって稽古が進められる、ってのはよく考えたらすごいことで。
「殺陣は普通に出来ますけど、で、どうしましょ?」みたいな水野美紀の空気も
なかなかにかっこいい。

殺陣はその後、入江さんの演出(入江さんもできるのです)を経て完成。
てか、入江さんも普通に殺陣ができる!これもすごい。
だって、わかんないですけど、世の演出家のうち、簡単にでも日本刀の殺陣が
作れる人ってどんぐらい?
三分の一は絶対いないでしょ。十人に一人ぐらい?もっと少ないか。

もちろん、殺陣をつける専門家が別に存在しているのだから、
演出家が殺陣をつけられなくても全く困らないのですが、
出演者二人、演出家一人のうち2人が殺陣を作れるってすごい確率だ。
さくさく殺陣を作っておりました。

むしろ時間をかけてたのが、その後、水野が河原さんを
フロントチョーク→スリーパー→マウント→腕ひしぎ十字固め→ヒールホールド
と決めまくる一連の流れ。
水野は基本、あんまり格闘技を知らないので
(アクションと実戦の格闘技は全く別物。水野はアクションのプロで、格闘技は素人)
格闘技好きの入江さん、河原さん、そして私楠野さんが寄ってたかって
「こうしたほうがスムーズに技に入れる」
「こう腰を浮かせたほうが決まっているように見える」などと指導。
このときだけは水野が言われるがままになっておりました。

ちなみに、やられる側の河原さんはこの一連の流れで一度、体力のピークを迎えるそうな。
確かになぁ、河原さん、脱ぐと白くてふにょふにょで、きしめんみたいな体だし。
赤坂公演6日間で10公演という強行軍、きつかったことでしょう。改めてお疲れ様でした。
でも毎晩飲むんだもの。休めばいいのに。
でも、河原さんが一日だけさすがに「酒抜き」したのに、水野はその日も飲みに行ってたし。
てか今書いてて気付いたんだけど、
大阪は当然毎晩飲んでたし、川崎も2公演とも終演後に飲んでたし、
もしかして水野さん、パーフェクトゲーム達成?