2年前。

こないだのブログで水野美紀のブランド「サードファクトリー」のことを
書いたところ、早速サードファクトリーさんのブログに「楠野さんありがとう」の記事が。

いやはや、こちらこそありがとうございます。
もちろんこちらもサードファクトリーさんのブログは毎回拝見しておりますです。

ふと思い出したのだが、私こと楠野さんが「プロペラ犬やりたいな」と思い立ったのが、
ちょうど2年前の今頃だった。
2006年の手帳を見ると、1月の最終週のところに
「舞台、水野できないか」「劇場は?」などと走り書きがある。
当時は当然、「プロペラ犬」という名前は無く、まだ脚本も書く前で、
水野が自分の提案に乗ってくれるかどうか、全く保証も無かった。

こちらの考えは、思いつきもいいとこで、12年来の親友とはいえ、
よくぞまあ水野に相談できたものだなぁと思う。
演劇に関して舐めていたわけではないのだが、
「とにかく、何か形に残るものを作りたい」という気持ちが急いていて、
今から考えればとても実現性に乏しいものだった。

あの時、水野が乗ってくれなかったらどうなってただろうか、と思うときがある。
水野に断られても、何か別の形でやっていたかもしれないが、
少なくとも、それはプロペラ犬でやったこととは全く別物だったろう。

水野美紀という女優よりもテクニックが勝る人はいるだろう。
しかし、水野美紀ほど「書きがいがある」女優は、他に誰もいない。

よくぞやった、2年前の俺。よくぞ水野に声をかけたな。
その思いつきは、案外正しかったぞ。褒めてやる。