2008.01.29
インフラマンを愛でる
[ 映画 ]
昨日のブログで水野がかの香港映画「片腕ドラゴン」について熱く語っていた。
その頃、楠野さんはといえば「徳川セックス禁止令」について熱く語っていたわけで、
偶然とはいえ、プロペラ犬の趣味嗜好の大幅な偏りを感じざるをえない。
とはいうものの、水野は「片腕ドラゴン」を見つつ、
一方、サードファクトリーでオサレなバッグのデザインをしたりしてるわけで、
偏っているというより、嗜好が右にも左にもひろーいのだ。
問題なのは楠野さんで、水野の片腕ドラゴン話になんだかいてもたってもいられなくなり、
以前より見たかった香港映画「中国超人インフラマン」を借りて見てしまった。
ちなみにこのタイトルが示す如く、
香港で30年ちょい前に製作された変身ヒーローものである。
「映画を見ながらツッコミを入れつつ、愛でる」
という楽しみは、時に行き過ぎると本質を見失いがちだが、こと香港映画に関しては、
ちょっとやそっとのツッコミでは揺らぎもしない、開き直った物の強さがある。
「片腕ドラゴン」も「インフラマン」も、その口だ。
もーなんだか、とにかく面白い!!!
今、仕事のことや恋愛のこと等でお悩みを抱えている方に、ぜひとも
お奨めしたい。でかい声で笑って、
「ま、いろいろあるけど明日も頑張るか」と思えるはずだ。
インフラ効果はそれほどのものがある。
基本的には、仮面ライダーやウルトラマン、ゴレンジャー等の日本の特撮ヒーローものの
影響モロバレで、物語のモチーフもそのまんま。
世界征服をたくらむ悪の組織があり、いろんな怪人がいて、
その下にはわらわら戦闘員がいる。
それに対して「科学特捜隊」的な正義の組織があり、
その中の一人が変身能力を授かって、悪と戦う。まあ、そういうことだ。
何がどう面白いかは、ぜひ見ていただいて(できれば、酒でも飲みながら)
確認していただくとして・・・というかおいしい所だらけで、
どこから箸をつけていいのやら・・という感じなのだが。
一つだけあげておくなら。中盤のこんなシーン。
インフラマンの前に、怪人クモ男(みたいな奴)が現れ、戦いになる。
等身大での闘いではらちがあかないと見たクモ男は、やおら巨大化!!!
何の説明もなしに!
と、それに対してインフラマンもぐいーんと巨大化!!!
何の説明もなしに!
お互いに対して「だったら最初からそうしろよ」とも言えるし、
「お互いに巨大化しちゃうなら、まあ、最初はお互い様子見るよな」とも言える。
で、どったんばったん巨大化した二人が戦うのだが、インフラマンはクモ男を
発電所に向けてえいやっ、と投げ飛ばす!
発電所大破!たぶん地上では大惨事になっていたと思われるが、
怪人退治第一のインフラマンには関係なし!
その電気ショック(?)で、見る見るうちに身体が等身大に戻ったクモ男。
で、インフラマンも戻って対等で戦うのかと思いきや、彼は巨大化したまま、
逃げ惑うクモ男を「ぷちっ」と踏み潰してしまうのだ!
うーん、人生の厳しさとはそういうものだ。
いつもいつも相手に合わせていてはいけない、ときには自分本位でいいのだ、という
人生の本質を教えてくれるインフラマンの行動である。
・・・このシーンは序の口で、他にもいろいろなことをインフラマンはしでかしてくれる。
とにかく楽しい。
ベースは日本のヒーローものだが、アクションシーンはさすがに香港風味なのも楽しい。
最後に、インフラマンの勇姿を。
必殺技「超人ビーム」発射の瞬間を捉えた一瞬である。
超人ビーム、細い!!!!