6月のひみつ集会決定!

「プロペラ犬ひみつ集会VOL9」、決定しました!!!

今回は3ヶ月ぶりの下北沢フリーファクトリー凱旋。
6月9日(月)の夜7時開場、7時30分開演になります。

今回のお客様は、拙者ムニエルの加藤啓さん

nairobi2259_kei.JPG

加藤啓さんというと、去年「AERA」で水野が語った「今注目している演劇人」という
インタビューでお名前を挙げさせていただいたように、
もーなんというか水野美紀にとって大好物の俳優さん。
私、楠野もちょくちょく拝見してますが、ほんと、加藤啓さんが出ている舞台には
外れ無し、というぐらい面白い俳優。こないだの「月影番外地」も良かったですし。

今回は12日からの舞台「春子ブックセンター」直前だというのに、ダメもとで
お願いしたら快くOKしてくださいました!

もちろん「初見リーディングドラマ」もあり。
水野+加藤啓さんは今まで一度も共演していませんので、これが本当、正真正銘の
初2ショット。かなりオモロイことになりそうです。

そして今回はプロペラ犬第二回公演についてのあれやこれやを、
このイベントで初めて水野の口から発表します!
一体誰が演出で、誰との共演になるのか?タイトルは?
よーやく皆様にお知らせできるタイミングになりました。
こちらもお楽しみに。

イベントへのご応募、お問い合わせ、詳細はこちらまで。
ただし今回からほんの少しだけ応募方法が変わります。
以下の3点、ご注意ください。

※ご一緒される方がいらっしゃる場合は、全員のお名前をご記入ください。
※ご来場される方は、お名前が確認できるもの(運転免許証、保険証、学生証、パスポート等)
をご持参ください。当日、確認させていただきます。
※ご一緒される方が当日にキャンセルされた場合は、その方の入場料金も
「キャンセル料」としてお支払いいただきます。
前日までにキャンセルされる場合は、event@a-works.gr.jpまでその旨、メールをお送りください。

というわけでご協力ください!
6日まで受け付けます!

さる人と会う。

今年のプロペラ犬第二回公演の演出をしてくださる方と会って来た。

実はその方とは、以前舞台を見に行ったときに
簡単に挨拶だけしたことはあったのだけど
ちゃんと面と向かってお話しするのは今日が初めてで。
しかも、春からずっとその方は別の仕事できゅううううっとなっていたので、
なかなか直接話すこともままならなかった。
やっと話ができて少し安心。
今年のスタッフィングのこと、あと少し内容のこと、あとかなり好きな映画のこと等話した。

私・楠野さんは初対面の人と話すともんのすごく早口になる。
べらべらべらべらいろいろ喋る。はっきり言って落ち着きない。
しかも今日は余り時間が無かったので、時間内にいろいろ話したいこと
聞きたいことあったので自分でもわかるぐらい早口になってた。
落ち着きがないことハエの如しだ。
快快の篠田にも、よく
「プロペラ犬は水野さんがドーンとしてて、楠野さん落ち着きないっすよねぇ!」
などとゲラゲラ笑われるのだけど、いかんともしがたい。

最近やばいのは、人と電話で話してるとき、
どこで息継ぎしていいかわかんなくなってすっげー苦しくなるときがあるのだ。
ていうか、電話で話してる間一度も息が吸えなくて泣きそうになったことが
ここ最近二回ほどある。
本当に水野の巨木のような豪胆さ、その欠片でも欲しい。

てなわけで、もーちょい、たぶん6月初旬にはもろもろ今年の公演のことについて
ここで発表します。
※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

「モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン」

VFSH0096.JPG

言わずと知れたモンティ・パイソンの大傑作「ライフ・オブ・ブライアン」がDVD化。
たぶん初だと思う。
も~一も二もなく買って見た。もちろんビデオで何度も見てたのだけど。

中身に関しては、もはやどーもこーも言う必要のない、
コメディが達したマスターピースの一つなのだけど、
もんのすごいお得なのが、映像特典で、メンバー全員による脚本読み合わせ
っていうのが収録されてたこと。
なんと、映画全編、約2時間に渡る読み合わせが全て収録されているのだ。
脚本プラス画コンテをバックにした、彼らの音声のみなんだけど、
「これが読み合わせ?」っていうぐらい超絶的に演技の完成度が高い。

読み合わせって、一般的には初めて顔合わせした日に探り探りやるイメージなのだけど、
これはどうなのだろうか。すごすぎるぞ。
まあ、彼らの場合は演者かつ脚本家でもあるから、演技イメージのすり合わせは
それ以前の創作段階ですでに通過していることなのかもしれないけど、
すでにこの読みあわせだけでお金を払う価値がある。
もー、こんなの見たら(聞いたら)一応、笑いを生業とする仕事の末席にいる人間として、
ただただ呆然とするばかりだ。

しかも、実際に撮影に入ったのはこの1年後で、その1年を費やして脚本の直しをしたらしい。
てか、この時点でムチャクチャ面白いんだってのに。
物づくりの姿勢としてひたすら尊敬に値するし、それが許される環境を手に入れたのが
何よりすごい。

個人的にはなんだかんだ言ってモンティ・パイソンはベストスケッチ(コント)集である
「アンド・ナウ」が一番好きだったりするのだけど、
モンティ・パイソン未見の方はぜひ
「アンド・ナウ」→「ホーリー・グレイル」→「ライフ・オブ・ブライアン」の順で見ていただきたい。
ほんとぜひ、この順で。
※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

香港に届け!

水野美紀についての情報を知りたいとき、たいがい覗くサイトがある。
公式HPではない。
ていうかその前に、本人に聞けよ、おまえプロペラ犬だろって話ですが、
いちいち細かいことは本人も知らない場合が多い。
いつに出る雑誌に、どんなプロペラ犬関係のことが載るのかとか。
映画や舞台の前にはインタビューを死ぬほど受けるので、はっきり言って本人は
いちいち一個一個把握できない。

で、公式HPにたいがいの情報は載るのだけど、水野のHPは本人の性格にも似て、
案外ざっくりしており、情報がスコーンと抜けてることがある。
(これは水野のHPに限ったことでなく、多くの芸能人のHPにあることで・・・
公式HPだから全ての情報漏らさず載ってると思ったら大間違いなのだ)

で、そんなときに覗くのがこのサイト。
はっきり言って、ここの情報の早さ&細かさは驚愕である。
雑誌だとかTVだとか、地方紙とか、ほんっっとに細かい情報まで(たぶん)全て
カバーしているのだ。
で、驚くべきことに、見ていただけるとわかるのだけど、このサイトは香港在住の水野ファンの方のサイトなのだ。

いつも思うのだけど、一体どーやって香港からこれだけ細かい情報を入手しているのか?
いやだって、九州のフリーペーパーにちょっとインタビューが載ってたのを、
一体どーやって香港の方が把握するのか。しかも写真つきだし。

まあ単純に思うのは、日本国内にネットワークがあり、そのファンの方が入手した
情報を香港に密輸してるのでは、というケース。いや密輸ではないが。
だとしたら、その国内ネットワークも相当におそるべきものだ。
間違いなく、水野本人と楠野さんを超えた情報を有している。すごい。

で、このブログが更新されると、そのサイトでも更新情報をアップしてくれる。
水野のこと、プロペラ犬のことについて書いたときはとても詳しく、中国語で
アップしてくれるので、ちょっと中国語の勉強にもなる。
それはとてもありがたいのだけど、例えば「ランボーを見たらすごかったよ」みたいな、
水野本人とあまり関係のない与太話を長々と書いたときは、
更新情報がとっても適当かつあっさりしてて笑える。
「楠野がランボーを見たそうです」ぐらいのあっさりした感じ。

にしても、この文章がアクションのメッカ・香港の方にも読んでいただいてると思うと
なかなかに趣深い。ありがたいし。
ぜひぜひ、香港の皆さんに
「日本にはプロペラ犬というすごい演劇ユニットがあって、日本の若者は今みんな
プロペラ犬Tシャツを着ている」などといった、嘘情報を流してうちを盛り上げてください。

※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

20年。

約20年ぶりの人とご飯を食べた。

私・楠野さんが放送作家として(というか、まだほぼ見習いとして)
ざっと20年前に仕事をさせていただいてた「クイズ100人に聞きました」という番組。
そのディレクターさんが、今、TBSで舞台のプロデュースをされているのだ。
こないだ見に行ったある舞台のチラシでお名前を発見し、
「もしかして・・・?」と調べてみたらそのご当人で。

日を改めて、お互いの共通の知人と一緒にご飯を食べよう、ということになったのだ。

いやはや、20年ぶりというのは大変なことで。
その当時はお互いに完全に「バラエティー畑」の人間であり、
後々「舞台」というフィールドに脚を伸ばすことなどこれっぽっちも話すことなく。
毎週「魚屋さん100人に聞きました。振り回したら武器になりそうな魚介類といえば?」
とか、クイズをたくさんたくさん考えていた。まあそんなクイズはボツだけど。

当時からすごくスマートかつ誠意のある仕事をする、かっこいい方だったのだけど、
20年ぶりにあっても全く変わらず。
とても気持ちよく食べ、飲み、語った。

それにしても、こないだの「映画秘宝」のオーケンもそうだけど、
この仕事長くやってきてよかったなぁという再会が最近いろいろある。
いずれも、「プロペラ犬」を立ち上げたからこのそめぐり合わせ。
小さいながらも、陣地を作って旗を立てることは重要なのだなぁと思う。

とか、ちょっといいことを書きながらルチオ・フルチの超グロ演出ホラー「地獄の門」を
見てる俺はいかがなものか。
あー、脳みそもぎとられちゃったよ、白人さん。どんなBGVなんだ。

※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

「ランボー 最後の戦場」

ランボーを見てきた。
「最後の戦場」だ。

いやー、「映画秘宝」その他で噂は聞いてたものの、実際に見ると
思わずそのやり過ぎっぷりに笑ってしまいそうになるほどの過剰な
「人体破壊映画」っぷり。ってぷりぷり二回書いてしまったけど。
後半、ランボー先輩にスイッチが入ってからは、もう彼が何かするたびに
敵の人々が一瞬にして皆ユッケみたいなことになります。ぐっちゃぐっちゃ。
重機関銃で超至近距離にいる敵を撃ちまくったりした日には、ユッケを通り越して
ほぼおじやみたいになってるし。
ああ、もしかしたら「ブレインデッド」のクライマックス以来かも、このやりすぎ感は。

キネマ旬報の新作レビューコーナーでは初めて見る「全員星一つ(最低点)」
になってて、それはそれで笑った。
この映画はもう、好きか嫌いか、だけでいいでしょう。
私・楠野さんは好きです。

面白かったのは、よくある普通のアクション映画だと思って見に来たであろうカップルが
上映後に皆、なーんとも言えない空気を漂わせていたこと。
あれ見た後に、二人でご飯とか食うのかなぁ。きっと映画の話全然しないんだろうなぁ。
たぶん男のほうから「見ようよ」って言ったんだろうなぁ、こんな映画だと知らずに。愉快。


これがアクション研究会だ!と思う!

やっと充電器を買ったので、こないだのアクション研究会の模様がアップできる。

稽古自体は12時からやっていたのだけど、私、楠野さんが着いたのは3時頃。
着いたときにはこんな感じだった。

P5210253%20m.JPG

そう、稽古の前半は日本刀の殺陣の稽古なのだ。
終了後に一枚。

P5210256%20m.JPG

水野はこの稽古のために袴を買ったそうだ。
若干ぶれているのはご容赦いただきたい。

そして、ほんの10分ほどの休憩&着替えの後、稽古は第二部に入った。
こちらは蹴りとパンチを基本にした、いわゆるクンフースタイルのアクションの稽古。
まずは柔軟、そして受身の練習。
主宰している虎牙光輝さんの指導の下、受身といっても一種類ではない。
前受身、後ろ受身、さらに後ろにぐるっと受身をとりながら体を伸ばすような特殊な受身。
怪我なく受身をとりつつ、ダイナミックに見えるような形を体にしみこませていく。

この後、15人ほどが三列になり、号令の元、蹴りの練習。

P5210264%20m.JPG

ぶれてしまった。

P5210265%20m.JPG

ぶれてしまった。

P5210271%20m.JPG

ぶれてしまった。

P5210268%20m.JPG

結局全てぶれてしまった。
全部で100枚近く撮ったのだけど、動きのあるショットは
(稽古場が若干暗く、フラッシュを使うのを遠慮したこともあるのだけど)
へっぽこカメラマン・楠野の手にはどうすることもできず、ぶれぶれぶれぶれだ。
まあ見ようによっては、水野美紀の蹴りの速さを視覚的に表現しているショットと
いえなくもない。蹴りの軌道なんかはなんとなくわかると思う。

今回は15人の参加者のうち、女性が3人。
外人俳優さんも参加していた。
稽古の雰囲気は、程よい緊張感を保ちながらも、とてもなごやかなもので。
虎牙さんがたまに笑いを入れたツッコミとかを入れつつ、美しく見える蹴りを体に
叩き込んでいく。
水野美紀もここではあくまで参加者の一人。

で、この後、実際に的に向かって蹴りを入れていく。

P5210299%20m.JPG

普通の、いわゆる空手やムエタイの練習と違うのは、あくまで
「速く、美しく」そして「いかに撮影という実戦で役立つ蹴り」を身につけられるか。
蹴りの威力よりも、いかに「狙ったところにピンポイントで」蹴れるか。
つまりそれは、「カメラのフレームの中に、美しく納まる蹴りが放てるか」ということになる。
ちなみに、水野の後方でなんだかもんのすごくぶれている紫の人は虎牙さん。
とんでもなく高い打点で、美しいフォームの蹴りを放っている。すごい。

P5210287%20m.JPG

逆に、水野も蹴りを受ける側になる。

P5210317%20m.JPG

さらに稽古は、まわりを囲んだ5人のミットを5パターンの蹴りで連続して打ち抜く、
という高難度の練習へと発展していく。
右回し蹴り、左回し蹴り、後ろ回し、掛け蹴り・・・とか、形を変えつつ。
なるほどと思ったのは、蹴りそのものもそうだけど、着地したときの足の位置が大きな
ポイントになるのだということ。いかにスムーズに、次の蹴りが打てるかということだ。

さらにさらに、この後、実際に3人一組になって、虎牙さんたちが作った1分ほどの
立ち回りをその場で覚えて最後に披露する、という最終段階へと進む。
見ていてなるほどなぁと思ったのは、「きちんとやる」という形に囚われ過ぎると、
演者の気持ちが伝わってこない。逆に、気持ちばかりが前に出ると、それぞれの
距離感がむちゃくちゃになってバタバタになったりする。
当たり前なのだけど、アクションの手一つ一つにも「意味」がある。アクションは演技だ。
ジャッキー・チェンやドニー・イェンのアクションは、動きの凄さもさることながら、
きちんとアクションシーンの中で気持ちが伝わる。
頭をクールに、体をホットに、という驚異のバランスを体現するにはひたすら稽古しかない
のだなぁ・・・と見ていて思った。

中身の濃い稽古は6時ちょい前まで、ざっと6時間続いた。
水野は終始楽しそうで、先輩方に教えを請いながら率先して稽古をつけて
もらっている。
プロペラ犬のときもそうなのだけど、この人は本当に稽古が好きなんだなぁ。
※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

映画秘宝

今日は水野美紀が参加している恒例のアクション稽古、通称
「アクション研究会」(略してアク研)の見学に行ってきた。

アク研とは、俳優・虎牙光輝さんが主宰している、アクション俳優さんやスタントマンさんの
内輪の稽古。内輪とはいうものの、今日は男女合わせてざっと15名以上のメンバーが
参加していて、某柔道場を借りている稽古場はかなりの賑わい。
稽古は12時から6時まで、軽い休憩を挟みつつとはいえ6時間にも及び。
今日はこのブログのために画像つきでレポートすべし!と小さな責任感を
胸に稽古場へ行った。

で、写真もたくさん撮った。
動画も押さえた。(これはいつかひみつ集会で紹介するかも)
しかし!肝心のデジカメのバッテリーが上がり、しかもバッテリーを充電するやつが
部屋中探しても見つからないの。甘えてもしょうがない。見つからない。
ううう。買わなきゃ。
というわけで、画像つきの詳しいレポートはまた明日以降に。しばしお待ちを。

そして今日は「映画秘宝」の発売日でもあった。
真木よう子さんが表紙の今月号は、
オーケンこと大槻ケンヂ氏の対談コーナーに水野がゲストで登場。
あと、夏の映画紹介で「さそり」にもちらりと触れているので、水野に興味がある方は
買って損のない号だと思う。

特にオーケンと水野の対談は、映画の話からプロペラ犬の話へとつながり、
特にこのブログを読んでくださってる方には面白い話がいろいろ出てくる。
てか、後半にガンガン私こと楠野の名前が出てくる。はずい。
前も書いたけど、オーケンはざっと20年近く前にオールナイトニッポンをやって以来の
知り合いなのだ。てか、個人的にはこの業界に入って初めて出来た趣味の近い友人だ。
友人のわりにここ5年くらい全く連絡しなくなっちゃったけど、だって携帯の番号
なくしちゃったんだもの。
そしたら水野がオーケンに対談で会うというので、ここぞとばかりに
「オーケンに連絡くれって言っておいて!」と懇願した。
おかげでこないだメールが来た。
いやーよかった。ありがとう映画秘宝さん。毎月買ってます。プロペラ犬もよろしく。
※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

快快から「まどろみ」へ、そして大事件!

VFSH0095.JPG

こちら、ただ今王子小劇場で「ジンジャーに乗って」公演中の快快(ファイファイ)
グッズ「ファイファイファイル」。
昨日、水野美紀とともに公演後のアフタートークにお招きしていただきました。
アフタートークはさておき、とにかく、まず、オモシロイッ!!!快快っ!!!

25日まで公演があるんですけど、
いやぁ、これねぇ、ほんっと刺激になりますわ。
なんだろうこの自由さ。そしてオモシロ&カッコいい。
で、これはもしかして演劇を見慣れた人よりも、小学生とか中学生とかが
見たほうがシンプルに「びっくり体験」として楽しめるんじゃないかと。
舞台や演劇にまつわる「声を潜めて鑑賞する」という息苦しさとは無縁の、
風通しの良さ。何より演じている彼ら自身が一番楽しんでいるし。

「プロペラ犬」と「快快」っていう、全く違う入り口からたまたま「舞台」っていう
ステージで出会った二つのグループ、ほんとに成り立ちも構成者の年齢も
全然違うんだけど、ほんと出会えて感謝感謝。
うちも頑張らないとなぁ。
あ、毎日当日券出るみたいですよ。

終演後、アフタートークは(たぶん)無難に終え、
快快のリーダー、北川さんとちょっとお話。
「メロさんまた今年も出してくださいよ~」とせがまれる。
メロさん、ほんっとに年下の女子に人気有るわ。

その後、そのまま池袋のあうるすぽっとに移動して玉置孝匡さんも出ている
「まどろみ」(倉持裕さん脚本、演出)を見る。
こちらはこちらで、また刺激的。
見た目は快快と正反対のところにあるのだけど、
「見る」「理解しようとする」「解釈しようとする」のではなく、
「体験する」「巻き込まれる」「感じる」舞台の面白さ、という意味では同じかも。
玉置さんの役が○○で、「それで最近髪を伸ばしてたのか!」と納得。

で、終演後に高山のえみさんも交えて一緒に飲む。
相変わらずのえみさんに「幼少期に土と葉っぱを食べてた男」として
面白がられた。俺の売りはそれだけではないのだが。

なんだかんだで朝5時まで飲み、
ウォッカトニックをたらふく食らって、いい感じで店を出たら台風のような雨&風。
それぞれ別れてタクシーを拾い、「ああ今日の舞台は面白かったなぁ」と
ご機嫌で家に帰った・・・はずだったのだけど。
そこで事件は起きた。

えっとねぇ、あのねぇ、
タクシー、事故りましたっ
てへっ!

いや違う、「てへ」ではない。
本当に、タクシーが事故っちゃったのだ。
右折しようとするこちらのタクシー。
後部座席に乗っている私、楠野さん。
で、ふっと横を見ると、なんだか向こうから猛スピードでタクシーが直進してくる。こっちに。
その瞬間、
「あ、俺、死ぬかも」
と思った。
いや、ウォッカトニック効果か、その瞬間は「ぎゃー」でも「うわ~!」でもなく、
なんか悟りの境地で、恐怖心全くなく。
「ドガアァン!!」という、アクション映画でしか聞いたことのない音&衝撃。
こっちのタクシーの横っ腹に突っ込まれたのだ。

とりあえず怪我は全くなかったのでこうやってここに書けるのだけど、
いやほんと、何もなくてよかった。
車は怖いよー。みんな気をつけてください。

で、おまわりさんが来た。
現場検証みたいなことをやっている間、証人として車内で30分ほど待ってたのだけど、
待っているうちになんだか酔いがどんどん回って気持ち悪くなってしまい。
ドアを開けて頭だけ出して「おえっ」ってちょい吐いたら、そこにおまわりさん来て
「大丈夫ですか!?救急車呼びましょうか?」って言われて、
なんだかもー、恥ずかしいやらなんやら。すんません、事故のせいではございません。

いやほんと、人生、どのタイミングで何があるかわからない。ほんとに。

緊急告知!

19日の快快公演「ジンジャーに乗って」のアフタートーク。
急遽、水野美紀も出られることになりました!!!

てなわけで、水野美紀×楠野一郎というプロペラ犬フルメンバー(二名)
で快快公演にお邪魔して公演後におしゃべりします。
昨日も書いたとおり、平日の昼間ではございますが、ぜひぜひよろしかったら
王子小劇場でお会いしましょう。
うちらのアフタートーク抜きでも十分に大注目の公演です。

当日券も出るみたいですが、チケットに関する詳細は快快の公式サイトまで!


モダンスイマーズ

オフオフシアターに、モダンスイマーズの新作「夜光ホテル」を見に行った。

一応書いておくと、オフオフシアターというのは、シモキタの中でも相当に
小劇場らしい小劇場。キャパたぶん80弱ほどのはず。
当日券狙いで行ったら、なんとかゲットできたものの最前列の桟敷席(座布団)の
しかもど真ん中。オフオフの桟敷席はほんと、目の前30センチで芝居が展開される。
もうほぼ、芝居と言うより家庭の一こまだ。というか、うちの母親とだってこんな近くで
接することは滅多にない。
そういう意味では家庭を超えている。オーバー・ザ・ファミリーだ。それは一体なんだ。
芝居の途中で、(たぶん)舞台の上のどなたかのお腹が「ぐー」となる音が聞こえた。
なんだか得した気分。なんだか。

そー言えば、昨日から王子小劇場では小指値改め快快の新作
「ジンジャーに乗って」がスタート。
さらに池袋のあうるすぽっとでは玉置孝匡さんが出ている「まどろみ」
(ペンギンプルペイルパイルズの倉持裕さん作演出)が始まった。
両方とも見なきゃ。見たい。
というか、快快のほうは19日にアフタートークに出なきゃ。わぁ。

ちなみに19日は月曜日。しかも15時からの昼公演。
平日のお昼にわざわざ足を運んでくださるお客様のありがたみを考えると、
果たしてこんな落ち着きのない男が公演後にトークしていいものかどうか。
お呼ばれしたからには、多少なりとも「おまけ」としておまけなりに、ちっとはお得感の
あるトークをできたらと思ってます。
プロペラ犬の第二回公演に関して、ちょっとぽろっと話しちゃうかも。

関根さんに会う

ひっさびさに事務所に行った。

基本、事務所に顔を出すことはあんまりない。
作家と言う仕事柄、事務所に行くようなことがないし、本当に年に数えるほどという感じ。
作家と言うのは、事務所に所属してても基本的にはそれぞれが「個人経営」
みたいなところがある。
かくいう私、楠野さんの場合はさらにその個人経営感覚を進めて
「プロペラ犬」というユニットを勝手に立ち上げてしまった。

もちろん、事務所に迷惑がかからぬように、自分らで金銭面その他のリスクは全て
背負うことにして、そのかわり、好き勝手にやらせてもらうという自由を貰った。
おかげさまで、好き放題にやらせてもらっている。ありがたいことです。

今日もちょっとした野暮用で、済ませたら帰るつもりだったのだけど、
今日は少しだけ長居した。
事務所の方に、近所の洋食屋さんでご飯をご馳走になって帰ってきてみたら、
珍しく関根さんが事務所にいた。関根さんの顔を見るのは半年ぶりくらいだ。

この場合、関根さんとは関根勤さんである。
関根さんとは同じ事務所で・・・というか、23年前、高3だった楠野さんに
「作家にならない?」と声をかけてくださったのが関根さん。
一般にいう師匠と弟子の関係とはちょっと違うが、ものすごく大切な恩人だ。
関根さんだけは裏切れない、といつも思う。こんないい人いないからだ。

関根さんとはどんな人か。こんなエピソードがある。
あれは確か12年くらい前。まだ日本で総合格闘技が今のように定着してない頃。
アメリカで「アルティメット・ファイティング」という総合格闘技大会が開かれ、
格闘技ファンの間ですんごく話題になっていた。
有名なグレイシー兄弟はこの大会から生まれた。
今のように地上波で格闘技が見られるなんていうことはありえず、一部マニアの
間でのみビデオ(海外で撮ったものをダビングして、誰かマニアが輸入したもの)
がやりとりされている・・・そんな時代だった。

関根さんからある日、
「楠野~!アルティメットのビデオ手に入れたから一緒に見よう」と電話があった。
エロ本を手に入れた田舎の中学生と基本的には変わらぬテンションである。
遅れたが、私、楠野さんも格闘技大好きで、関根さんと会うと必ず格闘技の話になる。
一もに二もなくOKした。

その夜、関根さんがうちにやってきた。
普通なら、缶ビールでも持ってやってくる。
しかし関根さんはアルコールがダメだ。
なので、袋に入ったせんべいを持ってやってきた。
いまどき、小学5年生だってもう少しアダルトな物を持ち寄って家に集まるのではないか。
袋菓子って。

で、いい大人二人、格闘技のビデオを見て「すげっ!」「うあああっ!なんすか今の技!」
とか言いながら、せんべいをぼりぼりつまんだ。

あっという間に時間は過ぎ、24時近くになった。
関根さんが突然、「あ、楠野、そろそろ帰らないと」と言い出した。
翌朝の仕事が早いのかなとでも思ったら、違った。
「だって終電に間に合わないから」と関根さん。
えーっ!電車乗って来てたんすか!終電って!

なぜかその日、関根さんは車ではなく電車で来てたのだ。
繰り返すが、せいぜい12年ぐらい前の話だ。
関根さんには地位もお金もマイカーも免許も十分にある。
でも、そーゆー人なのだ。関根さんは。
慌てて、二人して駅まで走った。10分ちょい。
何とか間に合い、関根さんは「じゃあ!」と笑顔で言って改札に消えていった。
完全に行動が中学生だ。というか、いまどきのすれた中学生よりはるかに
中学生だ。

関根さんは、それからもずーっと変わっていない。
今日も、豆みたいなものをぽりぽり食べながら、東方神起がいかに素晴らしいかについて
ものすごく熱っぽく語っていた。
最近、東方神起のメンバーになる妄想をするそうだ。
「メンバーの中で、ちょうど真ん中の年齢で入りたいんだよ」と関根さん。
「どうしてですか」と俺。
「一番上とか一番下だと、余計な気を使われるだろ?だから真ん中で、彼らの
潤滑油になりたいんだよ。で、疲れてたらマッサージをしてあげて・・・」
と、真剣な顔で語っていた。真剣に、潤滑油になりたいらしい。
尊敬の念をこめて、最大級の褒め言葉として書くが、
相変わらず狂っててほんと、すごいなぁ。

ちなみに、今日は夏のカンコンキンシアターの打ち合わせで事務所に来てたらしい。
そっかぁ、そんな季節だなぁ。
※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

007の新タイトル

今製作中の007の新作の邦題が「007/慰めの報酬」に決まったそうだ。
と、今、ニュースで見た。

何でこれが話題になるかと言うと、007シリーズにおいて漢字の入った
サブタイトルになるのは、なんと20年ぶりのことらしい。
そーいや確かに最近ずーっと英語のまんまだった。
「ワールド・イズ・ノット・イナフ」とか「ダイ・アナザー・デイ」とか、作品を見ると
その意味がわかるんだけど、タイトルとして聞く限りは
「ワールドって入ってるから、なんとなくスケール大きそう」とか、
「ダイって入ってるから、なんかアクションぽい」
ぐらいのイメージしか一般のお客さんには伝わらない。そんなもんです。

ちなみに原題は「QUANTUM OF SOLACE」で、たぶんこれを直訳すると
「慰めの報酬」なんだと思う。

ちょっと不安だったので、今辞書で調べてみた。
ふむふむ。「SOLACE」は「慰め」。
で、「QUANTUM」は「分け前」とか「総量」という意味らしいので、完全に直訳、
というより少し意訳が入っている感じだ。
さずがに、「クォンタム・オブ・ソラス」では、ほとんどの日本人にとって1%もイメージ
が伝わらない。おまけに言いづらい。「ク」と「ォ」の間のあたりが特に言いづらい。
というわけで、20年ぶりの邦題ということになったのだろう。

「慰めの報酬」っていうタイトル自体がいいか悪いかは意見のわかれるところだと
思うが、なるべく日本オリジナルの邦題をつけようという姿勢自体は良いことだと思う。
昔は日本語の邦題が付く方が当たり前だったわけで、
「THE GREAT ESCAPE」を「大脱走」とか、シンプルではあるけど
最高のセンスでしょう。日本語の、俳句に通じるようなわびさびを感じる。

逆に「ジョーズ」なんかは、よくぞまあそのまんまタイトルにしたと思う。
直訳したら「アゴ」だもんなぁ。きっと配給会社の会議では「恐怖のアゴ」とか
「悪魔のアゴ」とか「アゴの襲撃」とか、いろいろ候補に挙がったことだろう。
日本じゃ未だにサメのことを英語でジョーズだと思ってる人が多いんじゃなかろか、
というぐらいジョーズという言葉は浸透した。
シンプルかつ、印象的、で、誰も耳にしたことの無い言葉。いいタイトルだと思う。

とかなんとか、つらつらとタイトルのことを考えているのは、
第二回公演のタイトルがまだ思い浮かばないからで。
どーしよっかなぁ。

ちなみに、邦画のタイトルで一番カッコいいと思うのは二つ。
「太陽を盗んだ男」と「復讐するは我にあり」。
語感といい、作品の内容を絶妙に言い表してる感じといい、最高。
こーゆーのがいいなぁ。
※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

ホイラー師弟

私、楠野さんは家で同じ物ばっか食べる悪い癖がある。

最近はドライフルーツの入ったグラノーラを毎朝食べている。
ツナ缶とキムチを混ぜたものばっか食べてたときもあるし、
フルーチェに目の色を変えていた時期もあった。
こう並べてなんとなくおわかりかと思うが、共通点はほぼ調理いらずということにある。
注ぐ、混ぜる、食べる。なんかもう、これでいっぱいいっぱいだ。
火を使うなんていう文明的なことは、楠野さんのレシピにはほとんど無い。
キッチンにおいてはほぼ原始人と言ってもいい。

しかし、一回だけ、ほんの少し「調理的な」ものに凝っていた時期があった。
それが【ホイル焼き】だ。

正確には【ホイル蒸し】。
肉でも魚でも野菜でも、たれと一緒にホイルに包んで、フライパンを使って
(当然、お湯を張って)そのまま蒸し焼きにするのだ。
一時期、家で何か食べたいときは毎回これを作ってもさもさ食べていた。

これのいいところは、なんと言っても簡単かつ洗い物が出ない所にある。
魚は鮭をよく使ってた。肉は豚か鳥。市販のギョーザやつみれを使ったことも。
野菜はそれこそ何でも有り。キャベツが好きなのでキャベツが多かった。
たれは、何でもいい。
よく使ってたのは出し入りの味噌で、いわゆるちゃんちゃん焼き風になる。
あとはキムチの素とか、すき焼きのたれとか、トマトソースも使ったっけ。
基本、これをかけてホイル焼きにすると、まあ間違いなくまずくなることが無い。
まずくなりようが無いのだ。だって何もしてないんだもん。
蒸し焼きだから味は逃げないし、栄養価も逃げない。
かぶと虫を入れてみようとか、よっぽどの冒険をしようとしない限り、
ホイル焼きに失敗は無い。

そんな話を、先日、打ち合わせの後に水野にした。
どういうわけだか料理の話になったのだ。
こないだのカレー対決でも証明されたとおり、水野はあれで案外料理上手であり、
それなりに凝ったものも作れるらしい。そんな人間にとってホイル焼きなど、
赤子の手をひねるようなものだ、って若干使い方が違うが、とにかく簡単すぎる。
「ふーん、私も今度やってみようかな」と水野は言っていた。
気を使って話を合わせてるのだと思った。

で、ついさっき、プロペラ犬の件で水野に電話したところ、
「あ、そうそう、今日、ホイル焼きしたよ!」と弾んだ声で言っていた。
「おいしかったよ!」と。
まさか、水野にレシピを伝授する日が来るとは思わなかった。

水野版ホイル焼きは、ムール貝を入れて、オリーブオイル等で味付けしたそうだ。
わー!進化してる!てか何それ!ムール貝!オリーブオイル!
そんなグルメなものをホイルで包んだことはございません!
俺がホイルしたもので一番グルメなものは、真鱈だ。真鱈がギリだ。
悔しい。ホイラー師匠として、一日で弟子に追い越されてしまった。くぅう。

「ホット・ファズ」

あー、「ホット・ファズ」早く見たい。

一応簡単に説明しておくと、「ホット・ファズ」というのは
「マイルドにしぬ」でもネタに使わせてもらった新世代ゾンビ映画の大傑作
「ショーン・オブ・ザ・デッド」の制作チーム(主演コンビも一緒!)による映画。

アメリカでは「ショーン~」に続いてヒットしたにも関わらず、日本ではつい最近まで
映画館での公開が全く決まっていなかった。
最近、こういう中規模の洋画(特にコメディ)は相当に興行が厳しいらしく、
「え、これも映画館で見れないの?これも?」という事が多い。
その流れの中で「ホット・ファズ」も哀れDVDスルーとなってしまうところだったのだけど、
有志の方たちの手による署名活動が実を結び、夏に映画館で見れることになったのだ。
こーゆーのは本当に嬉しいし、ちょっと熱い気持ちになる。

ちなみに、こちらのサイト
で、その日本公開に向けた活動の一部始終を見ることが出来ます。
まだ署名を受け付けてたので、私、楠野さんもさっき署名したばっかです。

まだ中身を見てないのであんまり語っちゃいけないけど、
漏れ伝わってくる話を聞く限り、「ホット・ファズ」も間違いなく面白そうだ。
このチームには、映画の先達への尊敬の念を込めた折り目正しさがあって、
「ショーン~」なんかは、その「意気」だけで泣けてくる。笑えるのに。
パロディーという言葉のゆるさだけでは収まりきれない・・・うーん、なんていうか、
子供が時間を忘れて興じる「ごっこ」の真剣さだ。
「ごっこ」って、子供にとって大マジでしょう。その世界の中のルールをきちんと構築して、
そこに則った上で、いかに真剣に遊べるか。ルールがきちんとしてないと、ぐだぐだに
なってすぐにつまらなくなる。

「ショーン~」は、もちろん「ゾンビ」、そしてジョージ・A・ロメロごっこだ。
それで結果的に、ゾンビものっていうジャンルをまた一つ進化させる映画になっている。
エドガー・ライトとサイモン・ペグはとってもとっても尊敬に値するクリエイターだと思う。
ほんと、「ショーン~」がなかったら、「マイルドにしぬ」はできてないと思うし。

で、今回の「ホット・ファズ」は、スーパー真剣な「刑事アクション映画ごっこ」らしい。
今年の夏、表で「インディ・ジョーンズ」を待ちわびながら、実は裏で「ホット・ファズ」に
とんでもなくそわそわしている。

ちなみに、パンフにも書いたのですが、
「マイルドにしぬ」で水野美紀が演じたゾンビ女優・桜井メロという役名は完全に
ジョージ・A・ロメロからいただいてます。
おかげで、水野もTV誌のアンケートでおすすめ映画に
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ドーン・オブ・ザ・デッド」「28週後・・・」と3本並べる
へんちくりんな女優になれました。
ありがとう、ロメロ師匠。

※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

立派なボンクラ中学生(男子)

一部での評判どおり、フランク・ダラボンの「ミスト」がすごーく面白かった。

いろいろ書きたいことあるんだけど、これはなるべく前知識無しに見たほうが
いい類の作品かと。
すごいぞダラボン。ダラボンのくせに。天才ダラボンと呼んであげてもいい。

そー言えば、昨日、打ち合わせのときに聞いたのだけど。
水野が休日にまとめ借りしたというDVDののチョイスがなかなかに凄かった。
「ホステル2」
「ゾンビーノ」
「必殺!4」
「座頭市 血煙街道」
「人喰族」
ってこのチョイス。偏ってるよ!てか濃いおかずばっかで箸休めがないよ!
人殺しの映画と、人をパクパク食べる人たちの映画ばっかだよ!
ほぼ完全に昭和世代のボンクラ中学生(男子)のチョイスだ。素敵。
平静の現役中学生男子だってもう少しこう、「恋空」とか借りてるよきっと。

第二回公演のタイトル、まだ決まらず。
今朝、夢の中でいきなりあるタイトルが浮かんで、
「うわっ!これだ!」と思って急いでメモって水野にも送ったのだけど、
どーもリアクションがイマイチなのでボツにした。ちぇっ。
くそぅ、頑張れ俺の夢。てか、起きてる間に頑張れよ、俺。

打ち合わす日々

今日も水野と共に第二回公演の打ち合わせ。
制作スタッフさんを含めて、もろもろ大人っぽい話をいろいろ。

「大人っぽい話」と言っても、
ダウ平均株価がどーこーとか、そーゆー事ではなく。
第二回公演に関する、細かい制作進行状況の確認とでもいうか。
昨年から手伝っていただいている制作スタッフなので、あえて大人っぽさを演出する
必要はないのだけど、かといってあまり砕けすぎてもいけない、微妙な大人の階段
上りかけの感じを滲ませつつ・・・といった雰囲気を出したかったので、若干
声のトーン抑え目で話してみた。
果たしてそれが効果的だったかは定かではない。もしかしたら声小さすぎて
よく聞こえなかったかもしれない。腹ペコで元気ないのかしらと思われてた可能性もある。
一応、自分のイメージの中では渡部篤郎さん風だったのだけど。どうか。

かと思うと水野にここ2回連続、外で話しているときに
「声、大きい!!シーッ!!」
とまた注意されてしまったりもしている。
ここ最近、水野と二人して外の会社に打ち合わせに行くことが続いてるのだけど、
そのたびに、だ。幼稚園児だってもう少し叱られるペースが遅い。

叱られっぱなしでは悔しいので、
一度ものすごくいい話でもして水野を号泣させてみたい。
話術だけでは押し切れないので、ギターでも爪弾きながら話そう。弾けないよ。
※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

婦人With格闘技

生まれて初めて「婦人公論」を買ってみた。

水野のロングインタビューが載っているのだ。
どうやら特集が「捨てて始まる、新しい私」というテーマで、それに合わせて
水野が選ばれたらしい。独立にまつわる思い、まさに「捨てて始まる新しい私」に
ふさわしい人選じゃないかと思う。やるな婦人。
舞台製作、プロペラ犬の旗揚げに関することも語ってそうな気がするので、
思い切って買うことにした。一応そこらへんチェックしておきたい。
さらに、今ちょっと取材中のある書き物のために、30~40代以上のご婦人方の
リアルな悩み等についても知りたかったし。

水野に「くれ」っつったらくれそうなのだけど、
本屋で「婦人公論」を買っている自分がちょっと面白い気がしたので、
そこらへんは、オモシロ優先で、あえて「買う」という選択。

しかも、たまたま今日はいつも買ってる「格闘技通信」の発売日でもあり。
「婦人公論」と「格闘技通信」を並べてレジに持っていくと、本屋のお兄さんが
若干混乱していたような気がする。

VFSH0094.JPG
 ↑ 趣味が広い、というよりナイスな変人だ。なかなかに誇らしい。

で、読んでみた。
プロペラ犬に関して少し書いてあり、さらに「現在、11月公演に向けて準備中」
みたいなことを語っている。確かに準備中。
そろそろ、仮チラシのことを具体的に考えなきゃいけない時期だ。
たぶん、今年も基本、切ったり貼ったり中心の手作業になるはず。
他のとこがどうしてるのか知らないけど、うちの場合は、想像を絶する手作業っぷりだ。
ハサミとカッターとスプレーのりが大活躍なのだ。
いまどき、高校の文化祭のチラシだってもう少し機械任せなんじゃなかろうか。

で、仮チラシを作るということは、第二回公演のタイトルも決めなきゃいけない。
今、手元にあるプロットには仮タイトルがついている。
果たしてそれでいいのかどーか。何かまだ降りてきそうな気もする。
去年の「マイルドにしぬ」だって、だいぶ後に決まったし。水野が見た夢の中の台詞から
取ったわけで、そういう意味では今年も水野が見る妙ちきりんな夢に期待したい。
※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」がすごい。すごすぎ。

何がすごいって、約2時間40分あるんだけど、全く眠くも尻痛くも
「この後何食べようかな~」にもならない。
なんでかって、とんでもない&面白い緊張感がずーっと続いてるのだ。
電車の中で、行動が生物として面白すぎる人と同じ車両に乗り合わせてしまった緊張感
に通じる種類のそれだ。恐怖と、かみ殺した笑いの絶妙なブレンド。
笑いたいんだけど、笑ったらやばい、てか笑って目でもあった日には・・・
怖い。

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のダニエル・デイ・ルイスはまさにそれだ。
ああいう類の体験を、お金を払って、安全な形で楽しめる体験型アトラクション。
そう思うと、とても楽しめる映画じゃないかと思う。

にしても、ポール・トーマス・アンダーソン監督(略してPTA)もすごいわ。
「マグノリア」も「ブギーナイツ」も大好きなのだけど、この人の作る映画は毎回、
平熱が異常に高いのだ。今回はとりわけ高い。2時間40分、ずっと大型犬を
抱きしめてるようだ。熱い上に怖い。
画面の中で起きているのは背筋が凍るようなことで、
それをあくまで「神の視点」でフラットに切り取っているのに、与える印象は異常に熱い。
そういう意味ではキューブリック作品に近いかも。
終わり方なんてまさにキューブリックっぽい。

あ、この終わり方は、いい舞台の暗転の感覚にも近い。ポツドールの作品とか。

さらに言ってしまえば、すごくよくできた、2時間40分の長さの落語の終わり方だ。
最後のダニエル・デイ・ルイスの一言なんて、あれ、落語の「下げ」ですよ。

とか書いてたら、地震!
地震も怖いよ。
世の中、いろいろ怖い。

2010年って!

今朝、起きてサンケイスポーツのサイトを開いたら
(毎朝、各スポーツ紙のサイトを開くのが日課)
水野美紀の最新作「ハード・リベンジ、MILLY」のことがデカデカと出てた

そのアクション描写のハードさ&やりたい放題感に関しては、
水野や辻本監督からちょいちょい聞いている。
まだ中身は見てないが、
その後の水野のテンションの上がりっぷりから見ても、相当期待していいと思う。

プロペラ犬をやって改めて思ったのだけど、結局、創作ってのは
「やったもの勝ち」なのだ。
規模の大小によってできることできないことはあるにせよ、
「できること」はやっておいたほうが良い、と、改めて言える。
できることをやっておかないと、できること自体がどんどん減っていったりするし。

そんな水野と共に、また今日も先日とは別の方との打ち合わせ。
打ち合わせというか、「お話を聞きに行く」という感じだったのだけど、
実はこれ、来年・・・2009年、さらに再来年・・・2010年以降の
プロペラ犬の活動に関するお話で。
今年11月の第二回公演の脚本もまだ手付かずなのに、第三回第四回の足音は
確実にひたひたと忍び寄っているのだ。こわーいよー。

ただ、少なくとも作家として(水野的には女優として)受身で仕事を待っているだけでなく、
自分たちから能動的に動いていける移動基地が一つあるというのは
今更ながらに幸せなことで。
第三回公演も第四回公演も、正確には足音が忍び寄ってくるのではなく、
こちらから勝手に近づいていってるのだ。やりたいから。

帰り際、水野と二人で
「第三回はこんな人を呼びたい」「●●さんと△△さんと一緒に、□□ネタをやりたい」
などと、早くも心は来年の秋に飛ぶ。
ま、その前に第二回公演があるので、いつまでも飛んでられない。即着地。
もう少ししたらいくつかお知らせできることがありそうなので、
しばしお待ちを。

※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

プリンっていうやつは

プリンを食べながら書いている。んまい。

水野が「ドロップBOX」の中でも書いてるけど、
プリンに対して「プリン」っていうネーミングは、ほんと、ネーミング界の中でも
最もジャストフィットしている物の一つだと思う。

ただ、ふと思うのだけど、
これ、もともとは英語のpuddingなわけでしょ。プディングが若干変化してプリン。
日本人は「プリン」って言われると、このカスタードプディングを思い浮かべるわけだけど、
海外では別にpuddingがデザートとは限らない。甘くないのもあるし。
なんかこう、いろいろ混ぜて固めて、蒸すなり焼くなりした、ドデンとしたやつは
大体pudding呼ばわりされているように思う。

それらに比べると、日本のプリンのほうが、はるかにプリンっぽい。
プリンプリンしてる。
海外のあいつらは、もっとむっちりしてる。プリンというより「ムリン」だ。
ていうか、日本のプリンはあきらかに、
「プリンという名前に似合った形に」進化してきたように思う。

「プリン」っていうネーミングが、プリンのプリンっぽさを日本人の中に醸成させて、
よりプリンプリンした方向にプリンをプリンたらしめてるのだ、ってなんだかよくわからんけど。
でもプッチンするやつなんて、明らかに皿に出したときの
「プリリンッ」って感じを狙っている。
プリンというネーミングが、日本におけるプリンの実像まで変えてきたのだ、きっと。
プリンじゃなくて「プデン」だったら、もっとプデンプデンしてたに違いない。
今よりやや硬めだ。小麦粉が混ざっている感じもする。プデン。

こうやって、ネーミングが実像を引っ張ってしまうことはよくある。
だからネーミングは大事ですよ、って話。
その割りに「プロペラ犬」って名前は、もんのすごくあっさり決まった。
二人の間でいつどうやって決まったのか、よく覚えてないくらいだ。
何か決めるのに水野と揉めることはちょくちょくあって、揉めたことは大概覚えてるから、
プロペラ犬に関しては、即決だったのだろう。
去年、旗揚げ公演の前に受けたインタビューでは必ず「ネーミングの由来」を
聞かれたのだけど、面白エピソードが全く無くて、毎回申し訳なかった。

というか、「何でこの名前になったのか」を悟られるのは、創り手のいやらしい意図が
透けて見えてしまうようで、ちと寒い。
「たかが名前」ぐらいのざっくりした感じくらいでちょうどいいように思う。
プリンみたいに、語感の響き先行でついたものが、実像を作ってしまうことも多いのだから。

あー、なんかうまくまとめようとしてますよ、俺。
ここらへんもあんまり良くない癖だ。なんか関係ないこと書こう。

くぴぷー。
がっちゃんのマネ。
※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

赤坂つながり

_MG_7567.JPG

ひみつ集会エクストラより、快快(小指値改め)のパフォーマンス。
一度でも快快を見たことがある人だとわかると思いますが、とても快快っぽい一枚。

_MG_7578%20m.JPG

んで、こちらがその後、水野のインタビューに答える快快メンバー。
リニューアル第一作「ジンジャーに乗って」初日まであと10日ちょいだ。
今頃、稽古稽古稽古の毎日だろう。山崎君には、「水野美紀をカレーで
けちょんけちょんに負かした男」という誇りを胸に頑張ってもらいたい。

あ、今回の美術は「マイルドにしぬ」と同じく佐々木文美(写真、向かって左から二番目)
の担当なので、「マイルド」をご覧になった方はそこらへんも注目かと。
今間違いなく関東演劇界で一番なまっている美術スタッフだと思う。
「演劇界」というカテゴリーを外しても、そのなまり具合はトップ20クラスだと思う。
少なくとも、楠野さんが生涯で会った人間の中で一番なまっている。

赤坂REDつながりということで思い出したのだけど、
こないだ、月影番外地(高田聖子さん主宰の演劇ユニット)の「物語が、始まる」
を赤坂REDに見に行った。

まだぎりぎり公演中なので中身については触れないが、
「シザーハンズ」を女性の側から見るとこんな感じになるかも・・・・とチラッと思った。
辻修さん(モッカモッカ、動物電気)が、今回は笑いを封印してるのだけど、
そこかしこに隠しても隠し切れないおかしみがチラチラあって、
なんともいい感じ。


カリオストロの城を見ながら

日テレでやってた「ルパン三世・カリオストロの城」の録画を見ながら書いている。
一体何億回TVでやってるかわからないが、これだけは毎回見るたびに
面白さにしなしなになる。脚本のうまさにしなしなだ。
これ嫌いな人っているのかな~。
日本全国民に好きな映画20本ぐらいあげさせて統計をとったら、トータルでは
これがナンバーワンになるんじゃなかろか。「もののけ姫」でも「タイタニック」でもなく。

それはさておき、今日はプロペラ犬第二回公演の打ち合わせ。
水野と共に、第二回公演に関係するある方とお話をしてきた。
とても大事な打ち合わせだったので、奮発して某超高級ホテルのラウンジで行うことに。

高級ホテルのラウンジが似合わないことにかけては、楠野さんは他の追随を許さない。
大体、アイスオーレが1300円もするのでびっくりですよ。
で、しかも途中で「おかわりお持ちしましょうか」と来た。
楠野さん「う、2600円・・・コーヒー牛乳二杯でそれは・・・」と内心思った。
しかし、そこで「結構です」とか言うと先方に
「プロペラ犬、大丈夫かしら。予算苦しいのかしら」といらぬ心配をされそうだったので、
余裕のふりして「はい」っつった。泣きながら。

そしたら、お会計見たらおかわりしても1300円なのね。
キャベツおかわり無料と一緒のシステムなのね。
言ってくれればいいのに。お安く見られたくないのだろうか。
案外可愛いやつだぜラウンジも。裸雲児って書いちゃえ。

そんな裸雲児効果もあってか、先方との打ち合わせはことのほかスムーズに。

次のイベントの頃には第二回公演の詳細、発表できそうな感じです。
もろもろお楽しみに。
※     ※      ※     ※

プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!

水野美紀×山内圭哉×福田転球、こんな感じ

_MG_7478.JPG

こちら、「ひみつ集会エクストラ」から水野、山内圭哉さん、福田転球さんの
トークパートでの塩梅。
ちなみに、テーブルにかけられている布は、水野が自宅から持ってきたもの。
イベント進行を影で仕切るスケッチブックを立てかけているやつも、水野の
持ってきた奴。たぶん、絵を描く用のやつだと思う。水野は絵を描く人なので、
こういうお絵かきグッズ的なものをいろいろ持っていて、チラシ作りとかにも
ずいぶん役に立っている。

_MG_7875.JPG

で、こちらが3人によるアドリブコントの様子。
転球さんの爆走をコントロールする山内さん、の図。

ちなみに、このアドリブコントで水野は「鳥より気が小さいロックギタリスト」という
設定になったのだけど、右利きなのになぜか左手でギターを弾いていた。
「なんで左?シュールを狙ってるのか?」と思って見てた。
本番後に本人に聞いたところ、ただ単に「ギターって、どう弾くんだっけ?」
ってなってたらしい。
天然だったのだ。「メタルクランチ」とか書いてあるTシャツ着てるのに。