2008.05.14
007の新タイトル
[ 映画 ]
今製作中の007の新作の邦題が「007/慰めの報酬」に決まったそうだ。
と、今、ニュースで見た。
何でこれが話題になるかと言うと、007シリーズにおいて漢字の入った
サブタイトルになるのは、なんと20年ぶりのことらしい。
そーいや確かに最近ずーっと英語のまんまだった。
「ワールド・イズ・ノット・イナフ」とか「ダイ・アナザー・デイ」とか、作品を見ると
その意味がわかるんだけど、タイトルとして聞く限りは
「ワールドって入ってるから、なんとなくスケール大きそう」とか、
「ダイって入ってるから、なんかアクションぽい」
ぐらいのイメージしか一般のお客さんには伝わらない。そんなもんです。
ちなみに原題は「QUANTUM OF SOLACE」で、たぶんこれを直訳すると
「慰めの報酬」なんだと思う。
ちょっと不安だったので、今辞書で調べてみた。
ふむふむ。「SOLACE」は「慰め」。
で、「QUANTUM」は「分け前」とか「総量」という意味らしいので、完全に直訳、
というより少し意訳が入っている感じだ。
さずがに、「クォンタム・オブ・ソラス」では、ほとんどの日本人にとって1%もイメージ
が伝わらない。おまけに言いづらい。「ク」と「ォ」の間のあたりが特に言いづらい。
というわけで、20年ぶりの邦題ということになったのだろう。
「慰めの報酬」っていうタイトル自体がいいか悪いかは意見のわかれるところだと
思うが、なるべく日本オリジナルの邦題をつけようという姿勢自体は良いことだと思う。
昔は日本語の邦題が付く方が当たり前だったわけで、
「THE GREAT ESCAPE」を「大脱走」とか、シンプルではあるけど
最高のセンスでしょう。日本語の、俳句に通じるようなわびさびを感じる。
逆に「ジョーズ」なんかは、よくぞまあそのまんまタイトルにしたと思う。
直訳したら「アゴ」だもんなぁ。きっと配給会社の会議では「恐怖のアゴ」とか
「悪魔のアゴ」とか「アゴの襲撃」とか、いろいろ候補に挙がったことだろう。
日本じゃ未だにサメのことを英語でジョーズだと思ってる人が多いんじゃなかろか、
というぐらいジョーズという言葉は浸透した。
シンプルかつ、印象的、で、誰も耳にしたことの無い言葉。いいタイトルだと思う。
とかなんとか、つらつらとタイトルのことを考えているのは、
第二回公演のタイトルがまだ思い浮かばないからで。
どーしよっかなぁ。
ちなみに、邦画のタイトルで一番カッコいいと思うのは二つ。
「太陽を盗んだ男」と「復讐するは我にあり」。
語感といい、作品の内容を絶妙に言い表してる感じといい、最高。
こーゆーのがいいなぁ。
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