2008.05.23
これがアクション研究会だ!と思う!
[ アクション研究会 ]
やっと充電器を買ったので、こないだのアクション研究会の模様がアップできる。
稽古自体は12時からやっていたのだけど、私、楠野さんが着いたのは3時頃。
着いたときにはこんな感じだった。
そう、稽古の前半は日本刀の殺陣の稽古なのだ。
終了後に一枚。
水野はこの稽古のために袴を買ったそうだ。
若干ぶれているのはご容赦いただきたい。
そして、ほんの10分ほどの休憩&着替えの後、稽古は第二部に入った。
こちらは蹴りとパンチを基本にした、いわゆるクンフースタイルのアクションの稽古。
まずは柔軟、そして受身の練習。
主宰している虎牙光輝さんの指導の下、受身といっても一種類ではない。
前受身、後ろ受身、さらに後ろにぐるっと受身をとりながら体を伸ばすような特殊な受身。
怪我なく受身をとりつつ、ダイナミックに見えるような形を体にしみこませていく。
この後、15人ほどが三列になり、号令の元、蹴りの練習。
ぶれてしまった。
ぶれてしまった。
ぶれてしまった。
結局全てぶれてしまった。
全部で100枚近く撮ったのだけど、動きのあるショットは
(稽古場が若干暗く、フラッシュを使うのを遠慮したこともあるのだけど)
へっぽこカメラマン・楠野の手にはどうすることもできず、ぶれぶれぶれぶれだ。
まあ見ようによっては、水野美紀の蹴りの速さを視覚的に表現しているショットと
いえなくもない。蹴りの軌道なんかはなんとなくわかると思う。
今回は15人の参加者のうち、女性が3人。
外人俳優さんも参加していた。
稽古の雰囲気は、程よい緊張感を保ちながらも、とてもなごやかなもので。
虎牙さんがたまに笑いを入れたツッコミとかを入れつつ、美しく見える蹴りを体に
叩き込んでいく。
水野美紀もここではあくまで参加者の一人。
で、この後、実際に的に向かって蹴りを入れていく。
普通の、いわゆる空手やムエタイの練習と違うのは、あくまで
「速く、美しく」そして「いかに撮影という実戦で役立つ蹴り」を身につけられるか。
蹴りの威力よりも、いかに「狙ったところにピンポイントで」蹴れるか。
つまりそれは、「カメラのフレームの中に、美しく納まる蹴りが放てるか」ということになる。
ちなみに、水野の後方でなんだかもんのすごくぶれている紫の人は虎牙さん。
とんでもなく高い打点で、美しいフォームの蹴りを放っている。すごい。
逆に、水野も蹴りを受ける側になる。
さらに稽古は、まわりを囲んだ5人のミットを5パターンの蹴りで連続して打ち抜く、
という高難度の練習へと発展していく。
右回し蹴り、左回し蹴り、後ろ回し、掛け蹴り・・・とか、形を変えつつ。
なるほどと思ったのは、蹴りそのものもそうだけど、着地したときの足の位置が大きな
ポイントになるのだということ。いかにスムーズに、次の蹴りが打てるかということだ。
さらにさらに、この後、実際に3人一組になって、虎牙さんたちが作った1分ほどの
立ち回りをその場で覚えて最後に披露する、という最終段階へと進む。
見ていてなるほどなぁと思ったのは、「きちんとやる」という形に囚われ過ぎると、
演者の気持ちが伝わってこない。逆に、気持ちばかりが前に出ると、それぞれの
距離感がむちゃくちゃになってバタバタになったりする。
当たり前なのだけど、アクションの手一つ一つにも「意味」がある。アクションは演技だ。
ジャッキー・チェンやドニー・イェンのアクションは、動きの凄さもさることながら、
きちんとアクションシーンの中で気持ちが伝わる。
頭をクールに、体をホットに、という驚異のバランスを体現するにはひたすら稽古しかない
のだなぁ・・・と見ていて思った。
中身の濃い稽古は6時ちょい前まで、ざっと6時間続いた。
水野は終始楽しそうで、先輩方に教えを請いながら率先して稽古をつけて
もらっている。
プロペラ犬のときもそうなのだけど、この人は本当に稽古が好きなんだなぁ。
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