疾風の乱痴気

うちの第2回公演「ジャージマン」↓の前に、今年も夏にバナナマンライブがある。

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今年のバナナマンライブのタイトルは、「疾風の乱痴気」だそうだ。
詳しくはこちらのサイトで見て欲しいのだけど、
ビジュアルイメージも、タイトルの感じも、ここ数年とはかなり違う。
たぶん、漢字のタイトルって相当久々だったはずだし、
お二人のビジュアルも、ここ最近はいつも、淡い感じの、あ、あれだ、「シック」って
言葉が似合うオサレなものが続いてた。
こう、ぱっと見るとお笑いのライブとはわからないような、ちょっぴりミュージシャン風味の。

それが、今年はタイトルといいビジュアルといい、がっちり芸人している。
きっと何かあんだろうなぁ。たぶん。

今丁度、水野と本チラシのビジュアルについていろいろ話してる最中なので、
人のチラシはとても気になる。
チラシを作る時点で脚本ができているならともかく、ほとんどの舞台は
プロットのみ、あるいは下手するとタイトルのみ、って感じらしい。

去年のうちの場合は、チラシ撮影時には脚本ができていたのだけど、
今年は現時点でプロットしかできていない。
しかもうちは(バナナマンもそうだけど)基本、オムニバスなので、
稽古の結果、ネタ1個ざっくり変わってしまったりすることもある。
そーゆー意味で、チラシのキービジュアルみたいなものがとても絞りにくい。
カンコンキンなんかは、毎回、内容と本当に全く関係なく関根さんの気色悪い
似顔絵をポスターにしている。てか、タイトルすらその年の内容と一つも関係ないし。
オムニバスと言うか、コントってことをフラットに受け止めてもらうには、
その方がよかったりもするし。

で、今年のタイトル「ジャージマン」なんだけど、
ここに決まるまではいろいろ候補があった。
思い浮かぶままに上げていく。
「ミートボールマン」
「ひでお」
「敗北人形」
「大人はみんな生きている」
「プリンを運ぶ仕事」ETC・・・。

実はかなり「ひでお」に心動かされた時期もあった。
なんかこう、「今年のタイトルは?」「『ひでお』です」つって、苦笑されたくて。
たまに、苦笑がとっても大好物になるときがある。
去年の「マイルドにしぬ」でも、おしなべて好評を頂けた「くさりもの」や「湖の女神」
ではなく、客席の95%が戸惑ってた「ぽこ」が無性にまた見たくなったり。
ただ、演じる側からすると
「てめ、無責任なこと言ってんじゃねえよ、舞台でさらし者になるのはこっちだからな!」
というところだと思うし、そんなんばっかだとまず第一に水野に叱られると思うので、
苦笑と爆笑と含み笑いとが程よくブレンドされたほうがいい。
見る側としても、そんな舞台や映画が好きだ。

そういえば、バナナマンライブでも「あかえんぴつ」という、ほぼお客置いてけぼりの
コントがあって、定番になっている。(たまにやらない年もあるけど)
バナナマンの二人が演じるストリートミュージシャンの歌の合間に、
ぽつぽつと語りがあるのだけど、これが毎回面白い。
台詞に起こしたら、ほんと、いわゆる「面白いこと」は一つも言ってないのだけど、
なんかこう、じわじわ来るんだよなぁ。
今年やってくれるかなぁ。
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