2008.06.19
仮チラ1円
[ 「ジャージマン」 ]
仮チラシ。通称「仮チラ」。
「速報チラシ」とも言われていて、いろんな公演の詳細情報が決まる前に、
「とりあえず、なんか、こんなことやりますよ!」って、こう、「勢い」と「気合」を主に
伝えるためのチラシです。違うかな。
以前のブログにも書いたとおり、去年同様に水野と私、楠野の二人でほぼ
手作りしたわけですが。
実はこれ、印刷代が一枚1円。
実際は運送費とかもあるので、もうちょっとかかっちゃうんですが、それでも
1枚2円はいってないはず。
制作さんが探してくれた、格安印刷会社だ。
しかもうちの場合は、本来チラシ作成のために必要な「デザイン料」がゼロ。
だって自分らで作っちゃったから。
さすがにこれから作る「本チラシ」のほうは、印刷所とデータのやりとりをするために
「イラストレーター」つーソフトを使いこなせないといけないので、
デザイナーさんに少し手伝ってもらわないといけないのですが。
今回の仮チラの場合は、「切り貼り路線」を踏襲することを決めた時点で、
「自分らで全部やっちゃおうか」と。
二人して切って貼ってコピーして・・・の生原稿を、そのまんま印刷会社に持ち込んだ。
自分の親父が(もう亡くなりましたが)印刷屋だったのであまりでかい声では
言えないのだけど、舞台制作において「印刷費」ってやつは本当に馬鹿にならない。
あのね、高いのよ。しょーがないんだけど。
特にカラーでの印刷とか、もう、ひゃあっ、ってなる。
今年は、仮チラを撒く期間がわりと短いこともあって、
なるべく仮チラにお金はかけず、他のとこに回そうということに決めたので、
カラーとか、もう、無理。無理よもう~、と、自分の中の奥様がそろばんを弾いた。
赤一色入れるだけでも、カラーに変わりはないし。
水野はあれこれやりたいことを思いついてくれる人なので、
お金を理由にあまり発想に規制をかけたくないのだけど、
仮チラに関しては、プロペラ犬のお財布を握る奥様として
「我慢してください、お父さん」という感じだった。
ここで抑えた分、舞台美術で「一見無駄な、でもあるといいな~な物」に
お金を回せたりする。あるといいながある、そんなコンビニエンスな舞台美術の
ために、仮チラは1枚1円なのだ。
そのかわり、今、水野は本チラの撮影に使う「あるもの」を今、手作りしている。らしい。
去年もチラシで着た衣装は手作りだったのだけど、今年はなんかまた別のやつだ。
NHKのドラマとか撮ってるっつーのに。
七瀬ふたたびだってーのに。
その合間にチマチマ作ってるのだろう。
もはや日本で一番の自給自足女優だ。
※ ※ ※ ※
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