2008.07.21
審判員は来なかったからジャージの二人
[ プロペラ犬のなかまたち ]
「ジャージマン」↓にご出演いただく玉置孝匡さんの
「審判員は来なかった」(ペンギンプルペイルパイルズ)を見てきた。
東京公演は今日が千秋楽なのだけど、まだ大阪と九州公演を控えているので
中身に関しては伏せておきます。
で、大阪の方、九州の方、面白いですよ!!!
あと、目に楽しい!!!
倉持裕さんの作品は、時にややこしい。
デビッド・リンチの作品同様、ややこしいからこそこちらを前のめりにさせる、
というか、「ややこしくてもいいじゃん、面白いんだから」って感じなのだけど、
今回は今まで見たPPPPの作品の中でも相当に敷居が低いと思う。
こないだの「まどろみ」が会員制のバーだとしたら、今回の「審判員~」
は、吉野家とまでは言わないが、牛角ぐらいの入りやすさだ。とてもウェルカム。
とはいうものの、あくまで門構えが牛角だというだけで、食してみると確かに
会員制の味だったりする。ってこの例え伝わってるかな。
片桐さんの存在がとてもいい間口の広さを作ってることもあるのだけど、
玉置さんも小林高鹿さんも、とても軽やかで(やってることは大変なんだけど)
とても楽しそうだ。
「ジャージマン」をご覧になる予定の方は、ぜひこの玉置さんを見てからうちに
来ていただくと、とてもいい感じで楽しめるのではないかと思います。
その後、水野の出てる映画「ジャージの二人」を見に行った。
手前味噌になってしまうけど、これはこれでとてもいい映画だった。
一口に「ゆるふわ」みたいな言い方をされるタイプの映画なのだけど、
画面の中で起きていること、そこで語られていることがゆるい分、
あえて「語られてないこと」「見せていないこと」にひりひりした痛みを感じさせる。
水野の役柄は、堺雅人さん演じる男の妻で、
実は、出番自体は決して多くないのだけど、その存在がずーっと物語の
見えない背骨になっていて、想像力を刺激する。
にしても今年の水野は、映画で「ふんわか」と「バイオレンス」を行ったり来たり
しててなかなか凄い。本人にしてみれば「してやったり」なんだろうなぁ、女優として。
そー言えば、昨日のブログでアメコミヒーロー映画の話を書いたのだけど、
バットマン最新作「ダークナイト」が全米公開されて、
とんでもない記録破りの初日を送ったらしい。
今回は前評判がすごく高く(故ヒース・レジャーのジョーカーが凄い、と)
それなりに行くとは思ったけど、これはすごい。
アメリカ人に、いかに「ヒーローもの」っていうジャンルが神話として染み込んでいるか
ってことなんだろうなぁ。決して子供だけのものでなく。