2008.07.27
快快篠田イベント←ドラゴン・キングダム
[ 映画 ]
快快の演出、篠田さんが新しく立ち上げたユニット
@@has a headphone(アットアット・ハズ・ア・ヘッドフォン)の
イベント「いつでもここは夏である」に行ってきた。横浜のSTスポットへ。
楽しかった!
ダンスがあって、映像(作ったのはプロペラ犬も手伝ってくれてる佐々木文美+天野君)
があって、ゆるりと流れる物語があって。
今回の場合、物語はあくまで見ている側の想像を盛り付ける「受け皿」
のようなもの。基本、あんま考えずに、ビールでも飲みながらふにーっと
見てるのが気持ちいいかと。お酒売ってるし、飲んでいいし、てか踊ってもいいし。
明日、28日の夜までやってるようなので、興味のある方はぜひ。
「作品を鑑賞しに行く」「演劇を見に行く」なんつー硬い心持ちではなく、
ちょっと変わった飲み屋に遊びに行く、ぐらいの気持ちが良。
あ、前後しちゃうけど、昨日は「ドラゴン・キングダム」を見てきた。
ジャッキー・チェンとジェット・リー初共演で話題の映画。
いやー、これがなかなか良かった!てか、予想に反してかなり感動してしまった。
二人とも大好き、特に「酔拳」直撃世代としてはかなりジャッキーに思い入れがある
ので、見る前はちょっと半信半疑だった。
基本、ジャッキーのハリウッド主演作は皆、「ジャッキーの冷凍食品版」みたいな
味気なさがあって、楽しさも凄さも50%減、みたいな感じだった。
もちろん彼のハリウッド進出は凄く嬉しいのだけど、本当のジャッキーの面白さ、
カンフー映画の面白さはこんなもんじゃないだろう、という気持ちで。
で、しかもジェット・リーとジャッキーは、同じカンフースターとひと括りに出来ないほど、
その持ち味に違いがある。
アクションのスタイルもそうだし、それぞれが輝く映画の「筋の運び」が全然違う。
ジャッキーには「HERO」は重過ぎるし、
ジェットには「ポリス・ストーリー」は軽すぎる。
ジャッキーのアクションは「追い詰められた者の必死さゆえの無茶」が魅力だし、
ジェットは、「全てを超越した達人の優雅さ」が魅力。
カレーライスと寿司ぐらい違う、と言っていい。
「両方とも米がメーンの料理だから」とか言って丼で混ぜられたら台無しだ。
インド人もびっくりだし、日本人はがっかりだ。
んで、監督のロブ・ミンコフも、さして今までピンと来る作品があったわけでなし。
正直、「まあ、共演したこと自体が奇跡ってことでいいかな」ぐらいに思ってた。
ところが、いち早く見た水野から「面白かったよ!」と話を聞き。
さてどーなんだろうと思って見に行ったのだけど、これがまあ、良かった!
というか、終盤のあるクライマックスで、久々に映画館で泣いてしまった。
決して奇をてらったストーリーではないし、何か斬新なことがあるわけでもない。
でも、ちゃんと二人のレジェンドと、カンフー映画の歴史に敬意を表していながら
「あるダメ男子の成長物語」になっているのだ。
ものすごく簡単に言うと、
主人公の白人の男の子がのび太で、
ジャッキーとジェットがWドラえもんだと思って欲しい。
ほらちょっと見たくなったでしょ?そーゆー話なのだ。
調べてみると、どうやら脚本家がカンフー映画マニアなのだとか。
なるほど、ちゃんと全編に渡ってカンフー映画への愛情が保たれているのは
そのせいか。もちろん主演の二人もあれこれ厳しくチェックしたのだとは思うけど、
少なくとも、二人が今までハリウッド資本で作った映画の中では一番だと思う。
にしても、そのクライマックスは泣けた。
あそこで泣かない男子はいかんよ、というぐらい男子の魂を熱く打つ。
カンフー映画に限らず、例えば野球でもサッカーでもバスケでも、
あるいはロックでもお笑いでもマンガでも、何かのジャンルに強い憧れを持って
成長した男子には全員「身に覚えのある」話だと思うのだけど。
で、女子は、そんな男子をぜひ温かく見守ってあげてください。
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