2008.08.14
本直しの果て
[ 「ジャージマン」 ]
「ジャージマン」の準備稿に向け、オリンピックを横目に見ながら本直し。
「直し」つーことは、一回「第一稿」が上がったわけで、ちょっと前に水野や
演出の福原充則さんとその第一稿を前に打ち合わせをやった。
基本、福原さんからも「これで稽古に入れる」というOKサインが出てたのだけど、
一本だけ気になるネタ(今年も変形のオムニバスです)があって、
そこに少し手を加えてから「準備稿」にすることに。
つまり、今現在は設楽さんも玉置さんも、「ジャージマン」なるものがどんなことに
なってるのか、脚本以前のプロット(あらすじ)でしか知らないわけです。
近所に新しいラーメン屋ができて、まだ食べてないんだけど、店の前に
「とんこつ醤油がガツン!」って書いてあったので、ふーんそうなんだぁぐらいの認識でしょう。
実際、福原さんは9月中旬のピチチ5の公演がひと段落つくまでは
それでぱつんぱつんだと思われるので、本当はもっとずるずる考えてもいいのですが。
なんかねぇ、性格だからしょうがないのですが、とにかく早く自分の手から離したい
んですよ、脚本を。これはもう、いつもそう、どれもそう。
自分のパソコンの中にある限り、ちょこちょこ味見したくなって、味を足したくなって、
んで、足しすぎて
「これラーメンだよね?なんで上に木苺のピューレが乗ってるの?」ってことになる。
そういう意味では、ラジオの生番組って、たいがい本番数時間前に台本書いて、
ほとんどノーチェックでそのままやったりするから、一番ピュアで濃い表現欲求が出る。
もーほんと、大槻ケンヂ氏のオールナイトニッポンやってたときなんて、基本、
「別にお客さんが笑ってくれなくてもいいや、オーケンだけ笑ってればいいや」
って思って書いてたときがちょくちょくあって。
でも、それに毎週何万通っていうハガキが来たり、未だに「あの番組好きでした!」
って人にたまに会ったり。
先鋭的にすればするほど、人の心に深く刺さるのだろうなぁ、と思う。そう思いたい。
ハガキ書くのって、結構前向きなコミュニケーションの発露だし。
ただ、すげーなぁと思うのは、例えば今やってる「ダークナイト」みたいに、
ものすごく数多くのお客さんを相手にしている場で、
エンタメのフォーマットを利用しつつ、
人を選んで強烈に刺さる、みたいな作品。
普通に見てる分には普通に面白く見れるんだけど、見てる100人のうちの一人の
アンテナに強烈な電波を送ってて、その人の人生変えちゃうような。
あ、筋肉少女帯の曲とか、バナナマンのライブとかにもそういう感じがあります。
今書いてる脚本も、「見てる人に伝わるかしら、伝わるといいなぁ」と思う一方、
「いやむしろ、オレだけに伝われ!」と思ったり。
とか理屈こねてる前に書け、俺よ。
それにしても「ダークナイト」のことばっか毎日考えてるな、俺。
こないだ夢見たよ。自分がバットマンでしたよ。空から落ちたよ。
不吉に負けるな、俺マン。
※ ※ ※ ※ ※
プロペラ犬第2回公演『ジャージマン』
作 楠野 一郎
演 出 福原 充則
出 演 水野 美紀 設楽 統(バナナマン) 玉置 孝匡
公演日程 2008年11月27日(木)~12月4日(木)
会 場 赤坂RED/THEATER
開演時間
11月27日(木) 19:30
11月28日(金) 19:30
11月29日(土) 14:00/19:30
11月30日(日) 14:00
12月 1日(月) 14:00/19:30
12月 2日(火) 19:30
12月 3日(水) 19:30
12月 4日(木) 19:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
チケット発売日 9月27日(土)
東京公演お問合せ オフィス・REN 03-5829-8031
<大阪公演概要>
公演日程 2008年12月7日(日)~8日(月)
会 場 HEP HALL
開演時間
12月7日(日) 14:00/18:00
12月8日(月) 18:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
チケット発売日 2008年9月27日(土)
大阪公演お問合せ HEP HALL 06-6366-3636