2008.10.30
[ 「ジャージマン」 ]
プロペラ犬第2回公演「ジャージマン」、いよいよ稽古開始!
まずはこんな感じで、台本持ちつつの稽古。
てか、本当は本読み(脚本を読むだけ)の稽古のはずだったのが、なんだかんだと
自然と立ち稽古になり、こんな感じに。
あのねー、去年もそうですけど、至福の時間なわけですよ。
こうして、お客様に見せる前の、ものすごく「切り出したて」みたいな
生の演技を見られる瞬間というのは。
それぞれにアイディアを出し合いつつ、削ったり膨らませたり、掘り下げたり
遊んだり。
そんなこんなで今年も無事に、稽古が始まりました。
まずはとりあえず、報告まで。
また明日以降、おいおい。
2008.10.29
[ 「ジャージマン」 ]
「TVライフ」を読んでたら、宮藤官九郎さんがコラムで
演技者としての設楽さんをべた褒めしていた。
ご存知の通り、設楽さんは宮藤さん脚本の「流星の絆」に出演しており、
このコラムによれば、設楽さんのキャスティングは宮藤さんと磯山Pの
こだわりだったとのこと。
世の中にはよくわからない「流れ」というか「風」みたいなものがあって、
この秋?年末は、「ジャージマン」と「流星の絆」で、ピンの役者としての
設楽さんがこう、前にぐいっと出ている。そういう時期、なのだろう。
とはいうものの、今までもちょこちょことドラマ、映画等には出ている。
映画で言うと、V6主演、SABU監督の「ホールドアップダウン」に
日村さんともども出演していたりする。
実はこの「ホールドアップダウン」、私・楠野が企画立ち上げ・脚本作りの
お手伝いをちょこっとやっているのだ。
てか実は最近までこの事実をすっかり忘れており、
今日DVDの整理したときに出てきた「ホールド?」を
見て、「あ、設楽さん出てるじゃん!」と思い出したのだ。
しかも「流星の絆」同様に刑事役だった。
SABU監督が脚本は書かれたのだけど、その前にどうしてもプロット
つきの企画書が必要になり、「早く書ける」ってことで自分に白羽の
矢が立ったのだ。映画を始動させるためにまず皆に「こういう映画で
どうですか?」と納得してもらうための「あらすじ」が必要、みたいな感じ。
映画ではよくあることだ。
SABU監督の映画は大好きだし、「面白ければ何をやってもいい」
みたいなノリだったので、とても自由に、書きたい放題書いた覚えがある。
久々に今DVDを見ながら書いてるのだけど、
V6のファンでなくても楽しめる、というか
相当に馬鹿馬鹿しい、転がりだしたら止まらない映画になっていると思います。
なんか最初あらすじ書いてて「ジョン・ランディスの映画みたいになったら
いいなぁ」と漠然と思ってたのだけど、SABU監督の脚本&演出はさすがに
的確で、ランディス的なスラップステイック感を前面に出しつつ、
後半に唖然の展開を見せる。
アクション好きにもぜひ見て欲しい・・・と思って、今、クレジットを見てみたら
これも全くの偶然、「ミリー」のアクション監督で、
水野の通うアクション研究会でアクションを指導されている園村健介さんが
アクション監督補で入ってた。
「マイルドにしぬ」も今回も特殊小道具をやってくださる中田彰輝さんが
スタッフに入ってたりもした。
この世界、どんだけ狭いのか。てか、これも縁か。
設楽さんの出番はそんなに多くないのだけど、
日村さんがすごくおいしい役で怪演してるし、
バナナマンファンの方も、ぜひに。
※ ※ ※ ※
プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
お仕事関係のお問い合わせはこちらのジョブコンタクトから!
2008.10.28
[ 「ジャージマン」 ]
今日もまた「ジャージマン」の美打ち。
水野も参加。
快快・佐々木文美が創ってきた美術プランを、演出の福原さんや
舞台監督の堀さんと共に
「具体的に、本番の舞台上でどこをどー動かすとそれが可能になるのか」
を一つずつ詰めていく作業。
「ジャージマン」という物語(ネタ)の中での理屈と、
美術セットとしての面白さと、
舞台装置としての、転換作業も含めた物理的簡便さ。
この3つをなるべく高いところで融合させないといけないので、
美打ちはなかなかに大変だ。
「オブジェとしては面白いんだけど、物語の中で別の意味を持ってしまう」とか、
「転換作業は楽になるけど、よく見るパターン」とか、
あっち立てればこっち立たず、ということも多く、
皆して頭を悩ます。
もちろん私・楠野も、水野も、自分なりの見方で考えうるアイディアを
ぶつけてみる。
美打ちをやってみてよくわかるのは、
「誰もが、少しでも作品を良いものにしようと思って意見を言うのだ」
という当たり前のこと。
いや、当たり前なのだけど、実はこれ、逆の立場・・・例えば自分が脚本家
として「脚本打ち合わせ(本打ち)」に参加してると、なかなかそう思えない。
「くそっ!俺が面白いと思ってることがどうして伝わらないかな?」とか、
「んだよ?、みんな言いたいこと言いやがって、俺なんて・・・俺なんて・・」
とか、作家は大体被害者意識の固まりになる。グチっぽくなる。酒が増える。
顔色が悪くなる。太る。嫌なオーラが出る。悪循環だ。
でも、自分が「主宰兼脚本家」として美術に対して意見を言う立場になると、
当たり前なのだが、対峙してるのはあくまで「作品全体のこと」であって、
決して佐々木文美をいじめてるわけではない。
いやいやいや、むしろ、彼女の持ってくるプランが面白いからこそ、
いかに作品世界の中で無理なくそれを最大限に生かすことができるか
しか考えてない。チョー前向きなのだ。
なるほど、今まで自分が悪戦苦闘した本打ちでも、
脚本に対して意見を言う側はこう考えていたのだなぁ、と今更ながらに思う。
なんつーか、こう、大人の階段上った感じ?今更。
そんなこんなで美術プランも9割固まり、
いよいよ稽古が始まる。
わ、ちょうど一ヵ月後、初日だ!!!
※ ※ ※ ※ ※
プロペラ犬第2回公演『ジャージマン』
作 楠野 一郎
演 出 福原 充則
出 演 水野 美紀 設楽 統(バナナマン) 玉置 孝匡
公演日程 2008年11月27日(木)?12月4日(木)
会 場 赤坂RED/THEATER
開演時間
11月27日(木) 19:30
11月28日(金) 19:30
11月29日(土) 14:00/19:30
11月30日(日) 14:00
12月 1日(月) 14:00(終演後【設楽統×水野美紀】のアフタートーク有り)
19:30(終演後【玉置孝匡×水野美紀】のアフタートーク有り)
12月 2日(火) 19:30
12月 3日(水) 19:30
12月 4日(木) 14:00(追加)/19:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
追加公演チケット発売日 11月8日(土)
東京公演お問合せ オフィス・REN 03-5829-8031
<大阪公演概要>
公演日程 2008年12月7日(日)?8日(月)
会 場 HEP HALL
開演時間
12月7日(日) 14:00/18:00
12月8日(月) 14:00(追加)/18:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
追加公演・チケット発売日 11月8日(土)
大阪公演お問合せ HEP HALL 06-6366-3636
2008.10.27
[ 「ジャージマン」 ]
「ジャージマン」稽古直前。
今回の稽古において、ひとつ注目なのは
「設楽さんが、玉置さんのことをどのタイミングで【たまきんぐ】と呼ぶか」だ。
以前のブログでも書いたが、玉置さんのあだ名は【たまきんぐ】。
ご自分のブログのタイトルにもしていて、共演した方の多くはたまきんぐ呼ばわり
しているので、水野もごくごく普通に「たまきんぐ」と呼ぶ。
「たまきんぐは何食べる?」
「たまきんぐは昨日何してたの?」といった具合に。
ごく自然なたまきん具合だ。
三人の初顔合わせのとき、それに反応した設楽さんが恐る恐る
「たまきんぐ」と呼んだものの、
「たぶん次に会うときはリセットされちゃうんだろーなぁ」と言ってた。
で、こないだの本読みで設楽さんが玉置さんをどう呼ぶか聞き耳を立ててたのだが、
どーも名前を呼ぶ機会がなかったようで、
「玉置さん」も「たまきんぐ」も聞けなかった。
恐らく、完全にリセットされたものと思われる。
たまきんぐへの道は険しく遠い。
ただ、実は私・楠野も人を「あだ名」で呼ぶのにもんんんのすごく時間がかかる。
てか、たいがい「あだ名」では呼べない。
なんか、皆が呼ぶあだ名で呼ぶのが若干恥ずかしい、てか
「間柄の近しさを自ら演出している感じ」に見える気がして、ものすごく気が引ける。
大体、玉置さんと数え切れないほど会ってるし、二人でメシ食ったことも
あるのに、未だに「たまきんぐ」とは呼べない。「玉置さん」だ。
なので、なんとなく、設楽さんがリセットされちゃう感じはわかる。
稽古中、設楽さんが自然に「たまきんぐは・・・」と口にしたら、
「先を越された!」と心の中で臍をかむかもしれない。
水野はそこらへんの「踏み込み方」がとてもとても自然で、
いつも羨ましく思う。
奴がどんなきっかけで玉置さんを「たまきんぐ」と呼ぶようになったか知らぬが、
それはそれはさらっと、フェードイン感覚でたまきんぐに突入したに違いない。
思い返すに、「誰もが呼ぶあだ名」で、最初から自然に呼べたのは
大槻ケンヂ氏に対する「オーケン」ぐらいだ。
オーケンだけは、なぜか最初からストレスなくオーケンと呼べた記憶がある。
なんでだろーな。たぶん、なんとなくなのだけど、「オーケン」っていう
あだ名自体に、丁度いい距離感がすでに含まれてるからなのかも。
※ ※ ※ ※ ※
プロペラ犬第2回公演『ジャージマン』
作 楠野 一郎
演 出 福原 充則
出 演 水野 美紀 設楽 統(バナナマン) 玉置 孝匡
公演日程 2008年11月27日(木)?12月4日(木)
会 場 赤坂RED/THEATER
開演時間
11月27日(木) 19:30
11月28日(金) 19:30
11月29日(土) 14:00/19:30
11月30日(日) 14:00
12月 1日(月) 14:00(終演後【設楽統×水野美紀】のアフタートーク有り)
19:30(終演後【玉置孝匡×水野美紀】のアフタートーク有り)
12月 2日(火) 19:30
12月 3日(水) 19:30
12月 4日(木) 14:00(追加)/19:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
追加公演チケット発売日 11月8日(土)
東京公演お問合せ オフィス・REN 03-5829-8031
<大阪公演概要>
公演日程 2008年12月7日(日)?8日(月)
会 場 HEP HALL
開演時間
12月7日(日) 14:00/18:00
12月8日(月) 14:00(追加)/18:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
追加公演・チケット発売日 11月8日(土)
大阪公演お問合せ HEP HALL 06-6366-3636
2008.10.25
[ マネージャー小池の日記 ]
久しぶりの更新です。
日本芸能界唯一のゾンビ女優・桜井メロのマネージャー・小池幸太郎です。
先日のファンクラブの皆様との
「メロ様と行く1泊2日のおいしい秋バスツアー」、
皆様のおかげでとても楽しい旅行となりました。
普段、なかなかメロさんの素顔を知っていただく機会はないのですが、
今回はメロさんもノリノリ。
自らバスガイド役を買って出ると、
「右に見えますのは、右手でございます。あら、取れちゃったわ」
と定番ゾンビギャグで大サービス。
お子様連れで参加された二十年来のファンの方には
「あら、可愛いお子さんだこと。食べちゃいたいわ」
と、茶目っ気たっぷりのゾンビトークで大ウケ。
もっともその後、お子さんを本当にちょっと齧ってしまったのは少々オイタが
過ぎましたが。
あの齧られたお子さん、お元気でしょうか?
「あー」「うー」としか唸らなくなったら、私どもにご連絡くださいね。
目的地の伊香保温泉では女性ファンの皆さんとまさかの混浴。
「腐乱死体が温泉に浮いている!」
と地元の警察に通報されてしまうなど、ちょっぴり笑えるハプニングもありました。
夜はお食事を楽しみながらのメロさんディナーショー。
十八番「ウィー・アー・ザ・ワールド」はマイケル・ジャクソンや
スティービー・ワンダーのモノマネも交えて熱唱。
さらにめったに見せない「禁じられた遊び」のギター演奏、
世界一遅い下駄タップなどで皆様にお楽しみいただきました。
わずか1泊二日ではありましたが、皆様と触れ合うことができたメロさんは
とっても嬉しそうで、昨日も
「こいけ?、来年は一人ぐらい食べてもいいわよね」
と笑いながら語っていました。
またいつか、機会があったら実現させたいと思います。
さあ、明日からはいよいよ舞台版「エクソシスト」の稽古です。
今回のメロさんの役は、主人公の少女が悪魔にとりつかれた後の状態、
というとても物語に重要な役。
皆様、緑色の液体を吐いて頑張るメロさんを応援してください!
※ ※ ※ ※ ※ ※
プロペラ犬旗揚げ公演「マイルドにしぬ」
(作・楠野一郎 演出・入江雅人 出演・水野美紀 河原雅彦)
が11月にスカイパーフェクTV! 262ch 「シアター・テレビジョン」で再放送されます!
放送予定は以下の通りです。
11月2日 21:00
11月4日 10:00 19:00
11月8日 12:00
11月11日 14:30 23:30
11月18日 07:00 16:30
11月22日 10:30
11月25日 12:00 21:00
11月30日 16:00
■詳細&番組に関するお問合せ:シアター・テレビジョンのHPと
03-3552-6665(平日10時?18時)まで!
2008.10.25
[ 映画 ]
久々にDVDでサム・ライミの「ダークマン」を見る。
ライミといえば「スパイダーマン」シリーズか、あるいは初期の「死霊のはらわた」
シリーズで映画好きには認識されてると思うのだけど、この「ダークマン」は
隠れた傑作だと思う。
一応ヒーローものなのだけど、アメコミ原作ではなくライミのオリジナルで、
このダークマンさんのキャラ造型がとってもいい。
彼は天才科学者で、悪漢に襲われて顔と手に大火傷を負ってしまう。
大火傷、というかほとんど顔はとろけており、彼は「顔」という大事な
アイデンティティを奪われてしまう。
しかし彼は、火傷の治療の副作用で
「痛みを感じず」
「アドレナリンが増えるととんでもないパワーが出る」(つまり、怒ると強い)
というヒーロー的能力を得る。ここらへんはもー、強引だ。
でまあ、そんな彼が恋人を守るため、悪漢たちに復讐するために闘うのだけど、
素晴らしいアイディアなのが、
彼が「人工皮膚の研究をしていて、自らの手によって自分の顔のマスクを作り、
必要に応じてそれを被る」という設定。
つまり、バットマンやスパイダーマンが「マスクを被って他人になる」のと逆で、
ダークマン師匠は「マスクを被って自分を取り戻す」のだ。
さらに、その人工皮膚はまだ研究段階で、日の光の下では100分しかもたない。
時間が過ぎるとどろどろと溶けてしまうのだ。
だからこそ彼は日の届かぬ闇の世界に留まり続ける・・・「ダークマン」なのだ、
というヒーロー的にきっちりした、かつサスペンスフルで、なおかつ悲劇的な
ロジックを背負っている。
って今書いてても、ほんとよく出来てるなと思う。
弱点と長所が背中合わせになっているというのはヒーローものに限らず
良くできたキャラクター設定の見本だと思うのだけど、ダークマンは完璧で、
これに匹敵するのは「子連れ狼」と「シザーハンズ」ぐらいじゃなかろうか。
しかもこの設定の中、ライミが暴走機関車の如きカメラワークで暴れまくるから
面白くないわけがない。
こんな悲劇的な話なのに、ライミの撮りかたが面白すぎるのであちこち
爆笑できるし。
そのくせ、クライマックスでは心を揺さぶるのだ。
90分ちょいにまとめてるのもえらい。原作がないから「あのキャラを出さなきゃ」
とか「あの設定は入れておかないと」みたいな縛りがなく、どんどん話を
進められるからかも。
アメコミ原作もいいけど、こーゆーオリジナルのヒーローもの作品がもー
ちょっとあってもいいなぁ。
※ ※ ※ ※ ※
プロペラ犬第2回公演『ジャージマン』
作 楠野 一郎
演 出 福原 充則
出 演 水野 美紀 設楽 統(バナナマン) 玉置 孝匡
公演日程 2008年11月27日(木)?12月4日(木)
会 場 赤坂RED/THEATER
開演時間
11月27日(木) 19:30
11月28日(金) 19:30
11月29日(土) 14:00/19:30
11月30日(日) 14:00
12月 1日(月) 14:00(終演後【設楽統×水野美紀】のアフタートーク有り)
19:30(終演後【玉置孝匡×水野美紀】のアフタートーク有り)
12月 2日(火) 19:30
12月 3日(水) 19:30
12月 4日(木) 14:00(追加)/19:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
追加公演チケット発売日 11月8日(土)
東京公演お問合せ オフィス・REN 03-5829-8031
<大阪公演概要>
公演日程 2008年12月7日(日)?8日(月)
会 場 HEP HALL
開演時間
12月7日(日) 14:00/18:00
12月8日(月) 14:00(追加)/18:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
追加公演・チケット発売日 11月8日(土)
大阪公演お問合せ HEP HALL 06-6366-3636
2008.10.23
[ 「ジャージマン」 ]
最近、プロペラ犬の打ち合わせ続き。
今年の「ジャージマン」の美術打ち合わせなんかがあるのは当然として、
来年と、さらにその先のこともふわふわ浮上してきたので、
そのふわふわをやっつけるために打ち合わせ。
うちは毎年、いろんな意味で体制がリセットされるので、それはそれで
大変なのだけど、飽きっぽい自分にとってはそのほうが都合がいい。
毎年同じことをやってたら3年で嫌になるのが目に見えている。
大体、番組だって2ヶ月も同じことやったら飽きちゃうから、なるべく
コーナーを決めずに毎週好き勝手なことをやりたいぐらいだったし。
「ジャージマン」の美打ちは、福原さんはもちろん、水野も参加して行った。
なんとなーく美術プランの基本形が固まりつつも、
舞台装置として具体的にクリアしないといけないことがまだいくつか有り、
近々にまた打ち合わせすることに。
お金が湯水の如く使えるわけではない、というか、はっきり言って
カツカツの中やっているので、面白いと思いつつ、どーしても断念
しなければいけない美術プランもあったりして。
馬鹿なことに無駄にお金を使うのは大好きなのだけど、
なんとなく「もっと馬鹿なことに使えるんじゃないかな」と思ってしまうと、
どーしても「そこは難しい・・・」みたいな話をしてしまう。
本来、私はお金の管理だとか計算だとかがめんどくさくって仕方ない
人間なので、「わーいわーいお金つかっちゃえ?!」と率先して
ケツ出して走り回りたいほうなのだけど、水野が自分よりもさらに
「わーいわーい」の人なので、どうしても抑えていく側になる。
ストレスでなんかもー、しょーもないものに無駄遣いしたくなってしまう。
大体、俺は、
15年くらい前に発売された仮面ライダーのLDボックスセットを
大枚10万円はたいて買って、ほとんど見てない人間なのだ。
だって付録のライダーカード復刻版が欲しかったんだもの。
しかもLD30枚、重いのでかいのって、引越しするたびに邪魔臭くてしょうがない。
そんな人間が、プロペラ犬の財布の紐を握ってて良いのだろうか。
というか、そんな自分の性質がわかっているからこそ、
「いやちょっと待て、その美術費は本当に必要か?俺よ、どうなんだ?」
と自問自答しないと、際限なくわけわかんないことにお金
使ってしまいそうで怖い。
あー、誰か1兆円くれないかな。なんだそれ。
※ ※ ※ ※ ※
プロペラ犬第2回公演『ジャージマン』
作 楠野 一郎
演 出 福原 充則
出 演 水野 美紀 設楽 統(バナナマン) 玉置 孝匡
公演日程 2008年11月27日(木)?12月4日(木)
会 場 赤坂RED/THEATER
開演時間
11月27日(木) 19:30
11月28日(金) 19:30
11月29日(土) 14:00/19:30
11月30日(日) 14:00
12月 1日(月) 14:00(終演後【設楽統×水野美紀】のアフタートーク有り)
19:30(終演後【玉置孝匡×水野美紀】のアフタートーク有り)
12月 2日(火) 19:30
12月 3日(水) 19:30
12月 4日(木) 14:00(追加)/19:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
追加公演チケット発売日 11月8日(土)
東京公演お問合せ オフィス・REN 03-5829-8031
<大阪公演概要>
公演日程 2008年12月7日(日)?8日(月)
会 場 HEP HALL
開演時間
12月7日(日) 14:00/18:00
12月8日(月) 14:00(追加)/18:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
追加公演・チケット発売日 11月8日(土)
大阪公演お問合せ HEP HALL 06-6366-3636
2008.10.21
[ 日々のあれこれ ]
ナイロン100℃公演「シャープさんフラットさん」は、そりゃもうたいそう
染みる作品だった。おとといで千秋楽を迎えたので、やっと中身に
関して話せるのだけど。
(もし、未見で、映像化されたときのことを楽しみにしている方が
いたら、この先は読まないでいただければ)
作家、もっと言っちゃえば「お笑い作家」の物語。
しかも彼の書くものは世間の感覚と少しずつ(たまに大幅に)ずれてしまい、
彼が「面白い」と思って書いたものは、決して他人には届かない。
もーこれだけで自分としてはヤバイものがある。てか、ほとんどの
クリエイターはシンパシーを感じると思うけど、「笑い」って、
具体的に「笑わせる」「笑われる」っていう結果がはっきりと出ちゃうものなので、
世間のジャッジが残酷なのだ。
クライマックス近く、主人公の作家が今までに書いてきた変なキャラクター
(全く一般的には面白さが理解不能な、変なキャラたち)
が一同に会し、生みの親である作家にぺこぺこと謝る。
曰く「僕らの努力が足りなくて、ほんと、すんません」と。
それに対して作家は「いやいやいや、そんなことないよ、君ら頑張ったよ」
と、最大限のねぎらいの言葉を彼らに向ける。
そんなシーンなのだけど、ブラックもホワイトも、あそこは本当に胸が痛くて
やばい。だってあれに近い夢は何度も見たことがある。
自分の場合は、ボツになっちゃった作品の中に自分がいて、
出てる人みんなに謝り倒してたりした。
「ごめんねごめんね、これボツなんだよ、ごめんね、これ無しなんだ」
とか言いながら謝りまくる。自分が謝ってるのに、周りでは勝手に
「自分が作った世界」が進行してて、その中の人物たちは自分が
この世から消え去ってしまったことを知らない。
なんかものすごく申し訳ない気持ちになって、
「もう大丈夫、もういいから」と自分の作ったキャラに平身低頭。
で、「はっ」と目を覚ますと、とんでもなく凹んでるのだけど。
そんなこともあったりして、終始、たまらんものがありました。
「シャープさんフラットさん」。
たまらんけど笑いが起きる、っていう感じもまた、たまんなかったなぁ。
2008.10.19
[ 「マイルドにしぬ」 ]
お知らせ。
プロペラ犬旗揚げ公演「マイルドにしぬ」
(作・楠野一郎 演出・入江雅人 出演・水野美紀 河原雅彦)
が11月にスカイパーフェクTV! 262ch 「シアター・テレビジョン」で再放送されます!
ちなみに【火曜日の演劇特集 ザ・役者プロデュース】というくくりになるらしく、
たぶん他の役者さんプロデュースものの舞台もいろいろやるのではと。
ちょーどね、「ジャージマン」直前ですし、もう1回去年の水野美紀の
暴走ぶりを見てみるのもよろしいかと。
放送予定は以下の通りです。
11月2日 21:00
11月4日 10:00 19:00
11月8日 12:00
11月11日 14:30 23:30
11月18日 07:00 16:30
11月22日 10:30
11月25日 12:00 21:00
11月30日 16:00
■詳細&番組に関するお問合せ:シアター・テレビジョンのHPと
03-3552-6665(平日10時?18時)まで!
そーいえば、こないだ、河原さんが出演されてる「シャープさんフラットさん」の
ホワイトチームを見に行った。
まあ中身に関しては今更言うまでもなく、「すげーなぁ」の一言だったのだけど。
終演後、河原雅彦さんと少しだけお話したのだけど、ニコニコと、
あの悪ーい天使のような顔で微笑みながら
「今年は入江さんと見に行くよぉ?」と話していた。
あくまで「あえて、入江さんと二人で行くよ」のニュアンスが分かるだろうか。
怖い。
卒業した部活の先輩(頭が全く上がらない)が
「うぃーす」と部室に来る感じを想像してもらえれば良い。しかも二人して。
日村さんに見られるのとはまた別の意味でプレッシャーだ。
ふと思ったのだけど、プロペラ犬は基本、毎年別の方に演出と客演を
お願いするわけで、続ければ続けるほど、頭の上がらない先輩は増え続ける。
んで、毎年、「第二期先輩」とか「第三期先輩」とかがおのおの一緒に見に来る
のだとしたら、なかなかにマジで部活チックな感じがする。
んで、毎年、飲みながら「俺のときのプロペラ犬が一番良かった」みたいに
話してくれたら楽しいだろうなぁ。
と、今はまだ稽古前なので楽しいことを考える。
※ ※ ※ ※ ※
プロペラ犬第2回公演『ジャージマン』
作 楠野 一郎
演 出 福原 充則
出 演 水野 美紀 設楽 統(バナナマン) 玉置 孝匡
公演日程 2008年11月27日(木)?12月4日(木)
会 場 赤坂RED/THEATER
開演時間
11月27日(木) 19:30
11月28日(金) 19:30
11月29日(土) 14:00/19:30
11月30日(日) 14:00
12月 1日(月) 14:00(終演後【設楽統×水野美紀】のアフタートーク有り)
19:30(終演後【玉置孝匡×水野美紀】のアフタートーク有り)
12月 2日(火) 19:30
12月 3日(水) 19:30
12月 4日(木) 14:00(追加)/19:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
追加公演チケット発売日 11月8日(土)
東京公演お問合せ オフィス・REN 03-5829-8031
<大阪公演概要>
公演日程 2008年12月7日(日)?8日(月)
会 場 HEP HALL
開演時間
12月7日(日) 14:00/18:00
12月8日(月) 14:00(追加)/18:30
料 金 5,300円(全席指定・消費税込)
追加公演・チケット発売日 11月8日(土)
大阪公演お問合せ HEP HALL 06-6366-3636
2008.10.17
[ 「ジャージマン」 ]
「ジャージマン」の劇中でちょこっと使用する映像の撮影。2日目。
たぶん、こーゆー場合、舞台の稽古がそれなりに進んでから
「あそこにあーゆー感じの映像が必要だよね」「だね」みたいな話になり、
そこから映像の撮影が始まると思うのだけど、うちの場合は稽古よりも先に
映像を撮ってしまった。
単純な話、出てくださる方のスケジュールの都合なんかもあったりして、
稽古より先に撮らざるをえない感じになったのだ。オムライスを作るより先に
ケチャップが出来てるような感じ、と言っていい。
で、実際に撮った映像がどんな感じか、とか、
今ここですっごく書きたいのだけど、書けない。ネタバレなのだ。
ボランティア状態で参加してくださったスタッフ、キャストの方々の多大な尽力も
あって、かなり面白い映像が撮れたのでは、と思う。
少なくとも、水野美紀という女優の、また新たな扉(開かずの間)を、ぐいっと
こじ開けた感はある。ああ、書きたいな、現場の写真とかも早く載せたいな。
でもガマン。何はともあれ、まずは劇場でお確かめください。
にしても、現場であれだけ楽しげにしている水野美紀、というのもはじめて見た。
いや、基本、どの現場もポジティブに取り組むことができる女優だとは思うのだけど、
今回の撮影は本当に楽しそうだった。気がつくと笑っていた。
現場が楽しい=作品の面白さがお客様に伝わる、というわけではないけど、
少なくとも、あれぐらい現場を楽しめると、
万が一お客様に自分たちが面白いと思うものが伝わりきらなくても、
「ま、いっか。やってて楽しかったし」と思えるはずだ。
「ま、いっか」は案外重要だ。
作品作りにおいてたいがいのことは思いのままにはいかないもので、
でもどっかで「ま、いっか」と開き直れるポイントがあると、
「じゃ、次どうしよっか」と思える。
たぶん天性の資質だとは思うのだけど、水野美紀という女優の一番良いところは
そこなのじゃないかしら、と、今日改めて思う。
だからプロペラ犬だって「続けていくことが大事」と思ってるわけだし。
あー、なんか真面目なこと書いちゃったな。
まいっか。また明日変なこと書こうっと。
あ、手前味噌ながら、水野が雑誌「ウフ」で書いてる
「あえてそこにつっこんでみる」というエッセイはなかなか面白いです。
「