美打ちにつぐ美打ち

今日もまた「ジャージマン」の美打ち。
水野も参加。

快快・佐々木文美が創ってきた美術プランを、演出の福原さんや
舞台監督の堀さんと共に
「具体的に、本番の舞台上でどこをどー動かすとそれが可能になるのか」
を一つずつ詰めていく作業。

「ジャージマン」という物語(ネタ)の中での理屈と、
美術セットとしての面白さと、
舞台装置としての、転換作業も含めた物理的簡便さ。
この3つをなるべく高いところで融合させないといけないので、
美打ちはなかなかに大変だ。
「オブジェとしては面白いんだけど、物語の中で別の意味を持ってしまう」とか、
「転換作業は楽になるけど、よく見るパターン」とか、
あっち立てればこっち立たず、ということも多く、
皆して頭を悩ます。

もちろん私・楠野も、水野も、自分なりの見方で考えうるアイディアを
ぶつけてみる。

美打ちをやってみてよくわかるのは、
「誰もが、少しでも作品を良いものにしようと思って意見を言うのだ」
という当たり前のこと。
いや、当たり前なのだけど、実はこれ、逆の立場・・・例えば自分が脚本家
として「脚本打ち合わせ(本打ち)」に参加してると、なかなかそう思えない。
「くそっ!俺が面白いと思ってることがどうして伝わらないかな~」とか、
「んだよ~、みんな言いたいこと言いやがって、俺なんて・・・俺なんて・・」
とか、作家は大体被害者意識の固まりになる。グチっぽくなる。酒が増える。
顔色が悪くなる。太る。嫌なオーラが出る。悪循環だ。

でも、自分が「主宰兼脚本家」として美術に対して意見を言う立場になると、
当たり前なのだが、対峙してるのはあくまで「作品全体のこと」であって、
決して佐々木文美をいじめてるわけではない。
いやいやいや、むしろ、彼女の持ってくるプランが面白いからこそ、
いかに作品世界の中で無理なくそれを最大限に生かすことができるか
しか考えてない。チョー前向きなのだ。

なるほど、今まで自分が悪戦苦闘した本打ちでも、
脚本に対して意見を言う側はこう考えていたのだなぁ、と今更ながらに思う。
なんつーか、こう、大人の階段上った感じ?今更。

そんなこんなで美術プランも9割固まり、
いよいよ稽古が始まる。

わ、ちょうど一ヵ月後、初日だ!!!

※      ※      ※      ※      ※

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プロペラ犬第2回公演『ジャージマン』

作        楠野 一郎
演  出     福原 充則
出  演     水野 美紀  設楽 統(バナナマン) 玉置 孝匡

公演日程     2008年11月27日(木)~12月4日(木)
会  場     赤坂RED/THEATER

開演時間     
11月27日(木) 19:30
11月28日(金) 19:30
11月29日(土) 14:00/19:30
11月30日(日) 14:00
12月 1日(月) 14:00(終演後【設楽統×水野美紀】のアフタートーク有り)
          19:30(終演後【玉置孝匡×水野美紀】のアフタートーク有り)
12月 2日(火) 19:30
12月 3日(水) 19:30
12月 4日(木) 14:00(追加)/19:30

料  金     5,300円(全席指定・消費税込)

追加公演チケット発売日  11月8日(土)

東京公演お問合せ     オフィス・REN  03-5829-8031
         
<大阪公演概要>

公演日程     2008年12月7日(日)~8日(月)
会  場     HEP HALL

開演時間     
12月7日(日) 14:00/18:00
12月8日(月) 14:00(追加)/18:30

料  金     5,300円(全席指定・消費税込)

追加公演・チケット発売日 11月8日(土) 

大阪公演お問合せ     HEP HALL 06-6366-3636