微糖とブラック

というわけで、昨日の続き。
「ジャージマン」5場【ジャージマン・リターンズ】の冒頭、
水野と設楽さんの通称【微糖談義】について。

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こちらは稽古風景から。たぶん、初めて微糖ネタをやった日の写真。

これ、もともと5場のアタマでは水野と設楽さんが二人でなんかやるのは
変わらないんですが、稽古に入る前は全然違う脚本で。
てゆーか、ミコ(水野)のキャラ自体が稽古に入って大幅に
変わったので、ここのやりとりがそれを受けて別のものになりまして。

ミコのキャラがどーして変わったのかを説明しだすとえらい大変なので
そこは割愛するとしまして。
ミコのキャラ自体がどーこーというより、他のあそこを変え、ここを変え、
全体を見直し・・・と試行錯誤している中で、自然とミコの立ち位置が
変わった、と思ってもらえれば。一体どんなキャラだったのかはご想像
ください。

で、簡単にいうと5場のアタマは片山マン(玉置さん)が
「茶番はそこまでだ!!!」って出てくることさえできればいい。
なんか一人いきりたってありがちなヒーロー世界にどっぷり浸かってる片山と、
それ以外の二人(ミコ、ジャージ)の間に温度差があるといいなぁ?と
なんとなく思ってて、あんな感じの
つかみどころない会話を書いてみました、とさ。

書いてるときはそれほど意識してなかったんですが、アンケートで
「微糖のやりとり、ちょっぴりバナナマンっぽいですね」って方も多く。
まあ、確かに。
2場の【ひでお】は完全にバナナマンスタイルじゃないものを志向してたので、
何となく揺れ戻しでこっちがそうなったのかもしれません。

微糖ネタに直したのは、稽古も割りと最初のほうだったのですが、
そこからもちょこちょこと試行錯誤が多く。
舞台でやったのは、一番もとの脚本に近い、
というか脚本ほぼそのままなのですが、
稽古中は膨らんであれが2倍?3倍になったこともあって。
設楽さんのちょっとした返しからエチュード的に膨らんで、
最後もっとわけがわからなくなるパターンなんかもあって、
すっごく面白かったのですが、諸々のバランスでカット。

水野はずーっと設楽さんに「どうすればここが面白くできるか」を相談して、
微細なニュアンスも修正につぐ修正。
初日があけてからも、福原さんの話を受けて少しずつ変えてました。

面白かったのは、楽屋で、水野と設楽さんがこのシーンの役割を交代して
練習してみてたこと。
たぶん水野が「参考にしたいんで・・・」と設楽さんにお願いしたのだと思いますが、
それはそれでまた設楽さんがうまく消化していて。
水野が
「うわー、なるほどなぁ?・・・」と感心して、その日からそのニュアンスを
取り入れたりしてました。

個人的にはとても好きなシーン。
すみません、好きなんです。なかなか前に進まない不毛な会話。
「モンティ・パイソン」でいうと、映画監督へのインタビューネタみたいなの。
それでよくダメだしされるんだよなぁ。怒られるんだよなぁ。
せっかくなら怒られずに書けるようになりたいなぁ。

※     ※     ※     ※     ※     ※
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ジャージマンが残したもの

・・・とか書くと大層ですな。
そんな大げさな話じゃないのですが。

あ、今日からの話はちょいちょいネタバレに触れていきますので、
もし未見の方で「来年出るDVDまでなんの情報も入れたくない!」
という方はさらっと自己責任でスルーしてください。
基本的には、ご覧になられた方はもちろん、
ご覧になってない方にも何かなるべく伝わるような書き方を心がけますが、
なんせブログですので。

ほんと、作品トータルの感想自体はご覧になった方々、
皆様それぞれの胸の中でそれぞれに思っていただけたこと、
全てが正解だと思ってます。

で、一個一個のネタの裏話を細部から語っていったほうが
面白いかなと思いますし、それがひいては全体の印象の外殻にも
なるかなと思うので、そんな感じで進めます。
順番バラバラ、思いついた順にいきますが。

まずは第5場【ジャージマン・リターンズ】の冒頭。
ミコ(水野)とジャージマン(設楽さん)の通称【微糖談義】。

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さて書こうかな、と思ったら、げ、今、テレ朝で「ダイナマイト関西」
やってるじゃないすか!!!見なきゃ!
ってことですみません、続きは明日以降。

振り返ったり、DVDだったり。

ジャージマンについて振り返ろうかなと思いつつ、
書かなきゃいけないこと忘れてたので写真でごまかす。

全て今回の3場「ジャージマン」(一応、3場目のネタのタイトル)から。
殺人拳をマスターしたママ水野。

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本人的には、時間さえあればもっと老けメイクにしたかったようで。
気がついた人がいるかもしれませんが、劇中映像の中で戦うママ水野は
念入りに老けメイクを施したので推定50代後半なのですが、
舞台上では見た目、40代前半。やむなし。

続いてそんなママとジャージマンに人生狂わされる片山満ちゃん、
少年時代。もちろん玉置さん。

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彫りの深さがこう、なんかこう、まあいいや。
玉置さん、このパジャマが気に入ったらしく、終わった後にお持ち帰りに
なったとか。ちなみにほとんどの大道具や小道具は解体される運命に
あるのですが(当然借り物は返します)物によっては誰かが持ち帰ることも。
今回は水野がこいつ↓を家にもって帰るといってました。

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どーするつもりなんだろう。マネージャーさんは「勘弁してくれ」的な
空気を前面に出してたのだけど。
あ、申し遅れましたがこの人は怪人甘エビ男。

で、甘エビ男と戦ってたジャージマン。設楽さん。

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ママ曰く「絵柄がみっともない」。

とか書いてたら随分長くなってしまった。
忘れぬうちにお知らせごとを。

劇場で配布したチラシには書いてありましたが、
プロペラ犬第2回公演「ジャージマン」はDVDになります!

そうです。なるんです。ありがたいことです。

去年の公演もDVDにできるならしたかったのですが、
音楽関係のあれだこれだの権利関係はとてもとてもクリアできるような
ものではなく・・・「今回はDVDを出すことはあきらめ、まずはいい舞台にする
ことに専念」と考えて作らせていただいたので、もともとDVD化不可能な
作品だったのです。

で、今年は出しますよ、DVD。
なぜなら音楽が全てオリジナルなので。
ご覧になった方は「あれ?あのシーンのあれは?」と思われるでしょうが、
そこのシーンに関してはただ今考え中。

ただ、時期に関してはまだ未決定です。
うーん、来年中なのは当然。できれば夏より前に・・・と考えてはいるのですが、
ここらへんはまだきちんと煮詰まってませんので、またいつか。

DVDに収録したい特典映像もあれやこれやあるのですが、
これもまた、未決定の部分が多いので、決まり次第ここでお知らせ
いたします!

※     ※     ※     ※     ※     ※
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「ジャージマン」を振り返りだす

「ジャージマン」をぼちぼち振り返りだそうかなと思います。

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とはいうものの、昨年もそうでしたが、終演したばかりの作品を、
どこからどう振り返ればいいものやら、と思うのは今年も同じ。
作った側からすれば、どれもこれも語りたいことでもあり、どれもこれも
語りたくないことでもあり。一番かっこいいのは「終わったことは終わったこと。
結果が全て!」と黙して語らぬことですが、そこまでかっこよくしても
さほどの得もなさそうなので、今日からぼちぼち、思い出したことを
語っていこうかと。

ちなみに、千秋楽のカーテンコールはざっと20分喋りたおしてました。
設楽さんと水野による「玉置さんいじり」のオンパレードで、
なんだか名残惜しそうに三人がいつまでも舞台で遊んでいたがっていたように
見えて、しかも玉置さんが嬉しそうに痛がっていたもんで、見ていてなんか
勝手にじーんと来たりもして。

三人の関係がこんなに近しくなったこと自体が、共同主宰の自分としては
本当に嬉しくて。
だって、たった3人のキャストで、「なんだかな?」って感じになったらきつい
だろーなぁ、って思うもの。それがいい方向へのエネルギーとなる種類の
舞台もあるとは思いますが、コメディで、しかも15公演のみということであれば、
キャスト3人が仲良くなればなるに越したことはない。

次第に楽屋で玉置さんをボケ役にした即興ミニコントが始まったりもして、
それが当日のカーテンコールで反映されたりもして、
昨年とはまた違った、本当にいい関係が3人の間で作れたようです。

稽古中は毎日深夜までの稽古だったこともあって、あまり3人で飲む機会
こそなかったものの、大阪に行ってからはそのぶん毎日3人で飲み歩いて
うまいものを食べてました。設楽さん、カシスウーロンしか飲めないのに
ド酒豪の水野によくぞ付き合ってくれました。3人だけで朝4時まで歌いまくった
というカラオケ、こっそり見てみたかったような。

間違いなく言えるのは、水野のみならず、今回のスタッフ全員が
間違いなく設楽さんと玉置さんのことを大好きになったということ。
いつでも真面目で、真摯に役作りに取り組んでいるのに、どこか変な
ボケの一面を設楽さんによって開花させられた玉置さん。
必ず稽古のたびに新しい笑いのアイディアをぶつけてきて、ひょうひょうと
しているのに、いつしか3人の空気を作っていった設楽さん。
とにかく感謝、感謝の言葉しかありません。

もちろんいろんな部分で至らない私たち(水野、楠野)二人を
支えてくださったスタッフさんにも感謝。大感謝です。
特に、演出の福原さんにはほんと、至らぬ脚本家を助けていただきました。

あと、ここで書くのは若干悔しいですが、
水野にも感謝せねば。大感謝を。
水野美紀の退くことを知らない根性と、時に見てるこっちが心配になるぐらいの
ストイックさが、間違いなくプロペラ犬の推進力です。

昨日はお客様にも感謝したわけで、
うーん、自分以外全ての方に感謝ってことでしょうか。
自分になんかあるかなー、感謝すべきこと。
うーん。
あえて言うなら、千秋楽終わってきっちり翌日に高熱を出す、その律儀さには
感謝でしょうか。
真面目だな、俺の身体よ。

てな感じで、明日からぽつぽつ写真と共に振り返っていきます。

ジャージマン無事終了

てなわけで、8日のHEP HALL公演をもちまして、
プロペラ犬「ジャージマン」が無事に終了しました。

足を運んでいただいた皆様、
足は運ばずともうちのことを気にかけていただいた皆様に感謝。

で、昨日の夜に帰宅した瞬間から気が抜けたのか謎の高熱に
襲われてしまい、さきほどまで芋虫のように布団4枚の中で丸くなっておりました。
いやー、人間の身体って素直だ。ほんと、家のドアをあけて数分で
「あれ?・・・・寒い・・・・寒い寒い寒い寒いうううう?」ってなってしまった。

今日一日丸くなって葛根湯を飲みまくっていたおかげか、
体調はだいぶ回復。
明日以降にでも改めて、ちゃんとブログ書きます。

まずは重ね重ね、ありがとうございました。

ジャージマン大阪公演初日

「ジャージマン」大阪HEP公演初日、無事に昼夜公演を終えました!

無事に、というよりも、(これは昨年もそうだったのですが)
もしかして東京よりも大阪のほうがお客様のウケが良いのでは・・・
という箇所も多々あって。
昨年の公演前に
「大阪はきっとウケが厳しいんだろうなぁ・・・
どんな厳しい反応でも凹まないようにしようっと」
とか思っていたのが嘘のような。
今夜の公演では、東京でもなかったトリプルのカーテンコールも頂きました。

細かい話はまた公演後に書きますが、
お客様の反応を見ていて「なるほど」と思ったところも多数。
明らかに東京と大阪でウケが違う(大阪のウケが良い)
ところを発見して、笑いについて、舞台について考えることしばし。

うーん、なんか公演中は真面目なことしか書けん。
すんません、公演中はこんなもんです。
公演終わったらもっとふざけようかと。

ちなみに、水野と設楽さんと玉置さんはどんどん仲良くなる一方。
先日は、翌日に昼夜公演があるのに朝4時近くまで3人で
カラオケしてたとか。3人でカラオケ、ってだけでも俺だったら
疲れて翌日じっとしてるよ。歌う順番すぐ来るもん。
役者ってすごいなぁ。作家って弱い。

さて、明日はいよいよ千秋楽。
当日券も、若干数ながら用意されています。
グッズの中には、もしかしたら売り切れ間近・・・かも・・・の
品物もありますので、ご入場したら覗いて見て下さい!

ジャージマンが大阪にきた

1プロペラ犬、年ぶりの大阪HEP HALL!

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すでにもろもろの準備は整い、あとは明日の昼公演を待つばかり。

で、ここで速報!
もろもろのセットが入って調整の結果、明日、あさってともに
若干数ですが当日券が出せることになりました!
(実際にセットが入らないと見切れ席・・・舞台が見えない席のぎりぎりの
確認ができなかったりするらしいです)
東京同様、開演の1時間前から発売しますのでよろしかったらHEP HALL
まで足をお運びください!

んで、東京同様に
パンフ缶(1300円)
劇中歌CD「ジャージマン THE ベスト」(1000円)
その他もろもろ、グッズを発売します。
こちらも開演1時間前から売り出してますので、ということで。


※      ※      ※      ※      ※

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プロペラ犬第2回公演『ジャージマン』

作        楠野 一郎
演  出     福原 充則
出  演     水野 美紀  設楽 統(バナナマン) 玉置 孝匡

         
<大阪公演概要>

公演日程     2008年12月7日(日)?8日(月)
会  場     HEP HALL

開演時間     
12月7日(日) 14:00/18:00
12月8日(月) 14:00(追加)/18:30

料  金     5,300円(全席指定・消費税込)

お問合せ(大阪公演)     HEP HALL 06-6366-3636

「ジャージマン」東京公演終了!

「ジャージマン」東京公演。
昨日、無事に走り終えました。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

まだ大阪がありますし、全然振り返りモードにはなれないのですが、
何はともあれ一区切り、誰も怪我することなく終えられたことにホッとするばかり。

後はまあ、見ていただいた方それぞれに感想はあると思うのですが、
現時点で日々、できうる試みを少しずつでも積み重ね、削り、また積んで、なじませ、
そうして日々作られていってますので、大阪は大阪で、
またその繰り返しの成果を見ていただくのみ、です。

水野をはじめ、設楽さん、玉置さんの「オモシロとの戦い」を
ぜひ楽しんでいただければ、と思います。

では、今日はこのへんで。

「ジャージマン」東京楽日

ただ今「ジャージマン」東京公演千秋楽の開場中。

おかげさまで赤坂REDシアターは連日ぎっしり、これから開演の夜公演も
満員間違いなし、という感じでお客様にお出でいただいてます。
ほんとに、ありがたいことで。

とりあえず舞台からは三人のウォームアップの声も聞こえ、
制作陣は今夜の打ち上げの手配やら、裏では7日からの大阪公演に
備えての旅支度(いろいろ段ボールにつめて、トラックに乗せるのです)やら。

とりあえずは無事に東京千秋楽が迎えられれば。

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プロペラ犬の本「プロペラ犬の育て方」!!!

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プロペラ犬の立ち上げに関するあれやこれや、今まで語ってなかったことも書いてます。
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お問い合わせ等は創英社へ。

ジャージマンは続く

「ジャージマン」東京公演7回目を終え、
なんとかかんとか全体の半分に差し掛かる。

中身の感想に関してはご覧になった方それぞれにお任せするとしまして、
ここでは事務的なお知らせのみ。

2日の夜、3日の夜共に相当きっつきつの状況ではありますが、
当日券は出します。ほんと、若干数なのですが。
キャンセル等もある可能性がありまして、はっきりした数は保障できないの
です。申し訳ありません、もし当日になって「やっぱり行ってみよう」と
思われた方は赤坂REDシアターに18時半までに足をお運びください。

ここだけの話、現時点では4日の夜のほうが(あくまで可能性的には)
当日券が取りやすいかもしれません。参考まで。

毎日欠かさず公演を見ていて、楽しみなのがカーテンコール。
今年は、設楽さんがうまく転がしてくれることもあって、
毎回、いろいろとネタを変えている。
主に玉置さんイジリがメーンで、毎日やればやるほど玉置さんの
裏の面白さが白日の下にさらされていっている。
設楽さんと水野が二人して玉置さんに内緒で楽屋でネタ合わせして
いるらしい。
もはや初日の10分増しぐらいの長さになっているカーテンコール。
これからご来場になる方はそちらもお楽しみに。

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