2009.01.30
「堕ちた天使」
[ 音楽 ]
昨日、ヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」のことを「能天気な曲」と一刀両断して
しまったが、実際のとこ、能天気な曲も嫌いではない。
例えばJ・ガイルズ・バンドの「堕ちた天使」なんか大好きだ。
81年の曲だから、もー27?8年も前かぁ。いい曲だなぁ。
アルバム「フリーズ・フレイム」の中から、大ヒットした曲。
とんでもなくキャッチーなイントロを持っているので、未だにCMとかでも
ちょくちょく使われていて、曲名は知らなくてもこの曲は聞いたことある、
という人も多いんじゃないかと思う。
この曲は、イントロのしょーもないぐらい「抜けた軽さ」みたいなのも含め、
全体が、なんとゆーか「しょーもない感」に貫かれていていい。
大体、サビがにゃーにゃー言ってるだけだし。
原題は「centerfold」。何かというと、プレイボーイとかのど真ん中のグラビアページ。
ホチキスで閉じてあるから直訳すれば「中閉じ」みたいなこと。もちろんヌードページ。
ざっくり言ってしまうと、
「学生時代に憧れてたあの清楚な娘が、グラビアで脱いじゃったよ?!
うっひゃ?!なんだよそれー!マジかよー!
がっかりだよ、でも買っちゃおー!」
みたいなバカな男の悶々を歌った歌詞なのだ。
それが何かのメタファーで、実は深いことを語っている、とかではなく、
ほんと、それオンリーだ。
なんという潔さ、まっすぐさ!バカ純度100%!しかも誰も傷つけない、
地球に優しいバカだ。エコバカと言いたい。
しょーもない歌詞だが、間違いなく全地球規模で男には感情移入間違いなし、
の気持ちだ。
どーせしょーもないことを書くのならこれぐらい気持ちよくしょーもなくありたい、
とは常々思う。なかなかできないけど。
今だったら、宮藤官九郎さんが得意とする世界だ。
宮藤さんの書く脚本にはこーゆー「堕ちた天使現象」がよく出てくる。
あ、そーいやオーケンの「グミチョコレートパイン」もまさにこーゆー話だ。
男はいつまでも中二のままで、女の子だけがどんどん先に行ってしまう。
私の場合は実際に中二ぐらいの時期にこの曲を聞いたのだけど、
むしろその頃よりも年を重ねるごとにこの歌詞のしょっぱさがいい感じに
染みてくる。
「フリーズ・フレイム」はジャケットも大好き。
意味不明だ。
ジャガイモ星人みてーなのが手前にいるし。
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