2009.01.07
グラップラー刃牙が
[ 日々のあれこれ ]
ちょっと(1年ぐらいかな)見ない間に、「グラップラー刃牙」が
えらいことになっていた。
もうここ十年ぐらい週刊漫画誌は買ってなくて、本当に読みたい奴だけ
単行本で買うか、ネットカフェでまとめ読みするか・・・って感じで。
「刃牙」もその方策でチェックを続けてたのだけど、
去年、旗揚げ公演の準備でバタバタしてる間にチェックを怠ってしまい、
それ以来なんとなく刃牙のない生活を送ってきた。
んで、こないだ「そーいや今どうなってんのかな?そろそろオヤジと
闘ってんだろうか?」と思って久々にチェックしてみたところ、
氷漬けの原始人が蘇って闘っていた。
この原始人、ピクルという奴。
名前はちょっと乳酸菌飲料みたいな奴。
「刃牙」はそのストーリーを通じて「真の強さとは?真の闘争とは?」ってのが
大テーマになっている。
最初はさまざまな格闘家たちの間でその戦いを通じてそれが語られてきたが、
「では、人間以外の獣となら?」
「では、武器をもった相手となら?」
「では、ルール無き戦場のエキスパートとなら?」
といった具合に、主人公たちの闘争の相手とそのテーマがぐいぐいと
広がっていった。
んで、今回のお相手、ピクルさん(原始人)の背負ったテーマは何かというと、
「では、闘って打ち倒した相手は喰らうべきではないのか?」
ということ。
「喰らう」ってのは、その字のまんま、「おいしく食料としていただく」ということだ。
ピクルさんは原始人なので、無駄な闘いはしない。
彼が闘うとき、それは「お腹減ったな、ご飯食べたいな、お肉がいいな」
って思ったときだけなのだ。
強くなることが目的なのではなく、「生きる」=「肉を食らう」目的を果たすための
手段、それが強くなることなのだ。
で、このピクルさんに、刃牙の主要登場人物(ごっつ強い格闘家たち)
が挑み、敗れ、「いただきまーす」とばかりにおいしくいただかれてしまう・・・という、
格闘漫画史上でもたぶん前代未聞な展開に突入していた。
さすがに全身ぺろりとたいらげられた人はまだいないが、
どんどんエスカレートしていく刃牙世界、
そういう展開になっても全くおかしくない。
実際、今週号でピクルと闘っているジャック・ハンマー(刃牙世界でも五指に入る
超ど級の実力者)は、ピクルとの壮絶な噛み付き合いの末、
顔をごっそりいただかれてしまっている。
ま、顔を齧られたぐらいじゃまだ元気だけど。
個人的にはジャックは一番好きなキャラで、
(彼のモデルであるプロレスラー、ダイナマイト・キッドが好きなのだ)
食われてしまうのはとてもとても忍びないのだけど、
どうせ敗れるのなら、(ピクルは主人公の刃牙と闘うまで負けないだろうし)
がっつりパクパクいただかれる、というのも悪くない。
「食べられて死ぬ」って漫画史上に残るインパクトだし。
たぶん読みながら泣くと思うけど。
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