ハンブウウグゥウアーーーウ

最近、あるプロットを書くために机にべったりしてる。

大体、プロットを書くときは映画のDVDを流しっぱなしにしている。
TVの画面は背中の方向にあるので、ほんと、背中で聞きながら書いている感じ。
今もウッディ・アレンの傑作「アニー・ホール」が流れている。

昔から、プロットを書くときには映画かけっぱなしだ。大体。
かといって音楽だと、ちゃんと聴いちゃうので手が止まってしまう。
で、よくできたもんで、良い映画は
心地よいリズムがあり、音を流しっぱなしでもストレスがない。
ウッディ・アレンの映画なんかはどれもNOストレスだ。

あと、昔のスティーブ・マーティンの映画・・・「二つの頭脳を持つ男」とか・・・
なんかも良い。

DVDで映画を流しっぱなしにするときは吹き替え版にしていることも多い
のだけど、スティーブ・マーティンに関しては絶対に原版のままのほうがいい。
古今東西、「語感」というか「言葉の音色」で笑わせることに関して、
スティーブ・マーティン以上のコメディ俳優はいないと思う。
モンティ・パイソンのジョン・クリーズが拮抗するぐらいだ。

で、古今東西、「体技」で笑わせることに関してはスティーブ・マーティン
以上のコメディアンはせいぜいキートンぐらいしかいないと思う。

てなわけで、総合力においてスティーブ・マーティンは史上最強の
コメディ俳優だと確信している。

何か笑いにおいて自分の中で靄がかかった時は大体彼の映画を見る。

やっぱり「二つの頭脳~」とか、「オール・オブ・ミー」とか、初期の作品のほうが
身体がキレキレで頭おかしくて(もちろん褒め言葉)ベターなのだけど、
最近でも口のほうは健在だ。

例えばピンク・パンサーのリメイク版は、
全体的に見ると彼にしてはまあまあかなぁと思うけど、
このシーンは面白かった。マーティンにしかできない芸。
フランス人のクルーゾー警部(マーティン)がアメリカのアクセントの英語を
学ぼうとするシーン。

これだけで二分もやってる。最高。
大体、台詞一個で二分のコントが成立してるのだから、
ある意味究極のネタだ。
何せやってるのは
「フランス人がハンバーガーって言えない」だけなのだ。

バナナマンとか次長課長みたいな日本のコント職人たちも、もしかしたら
究極的にやりたいのはこーゆーことなのじゃないかなぁ、
とぼんやり思ったりもする。
例えばバナナマンの傑作「宮沢さんとメシ」の導入部分とか、
こないだの「ドリームマッチ」の井上さんとウドちゃんの後半のやりとり
なんかにも、そういうものを感じる。なんとなく。

去年の「ジャージマン」で平井(設楽さん)がひでお(水野)になかなか
「SEX」って言えなくて延々やってるあの感じ、
あれも今気づいたのだけど、書いたときに、
個人的にスティーブ・マーティンを設楽さんに重ねてたのかもしれない。
設楽さんは超絶にうまかったけど。

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