オーケン~「ドラゴンボール」ハリウッド版

プロペラ犬の書き物で悶々としていたら、
いつの間にか大槻ケンヂ氏、ことオーケンの誕生日が過ぎていた。2月6日。

メールでおめでとーを言うつもりだったけど、
完全にタイミングを逸したのでこの場でおめでとー。43歳かぁ。
俺は6月で42歳だよ。お互いびっくりだ。

オーケンと私は20年来の不思議な縁だ。
もともと、水野と知り合ったのも13~4年近く前、オーケンが水野と知り合い
だったのがきっかけだし、
水野が今年念願の出演を果たすナイロン100℃には、オーケンの盟友ともいえる
KERAさんがいて、筋肉少女帯元ドラマーのみのすけさんがいる。
プロペラ犬の制作協力をしてくださっているキューブには、筋肉少女帯のギタリスト、
本城氏が所属している。「ジャージマン」の稽古のとき、稽古場の片隅に
ギターアンプが置いてあって、誰のかと思ったら本城さんのだったりもした。

昨年、オーケンの小説「グミチョコレートパイン」が映画化されたけど、
監督がKERAさんだと聞いて「なるほど、その手があったか・・・」と深く頷いた。
実際、拝見した映画は、オーケンの小説版とはまた違ったKERAさんの目線が
入っていて、面白かった。
小説と映画版の、とても幸福な出会いのパターンだと思う。

それで思い出したのだけど、
早くも各所でいろいろ話題のハリウッド版「ドラゴンボール」。
最新の予告編がこちらにアップされてたのだけど、これがいろんな意味で面白かった。

すでにニュースにもなってるのだけど、
予告編の冒頭に、原作の鳥山明氏のコメントがついてるのだ。
それ自体はさして珍しいことではないが、その内容が興味深い。
詳しくは予告編で実際に見てもらいたいが、
なんつーか、ネガティブなのだ。

たぶん、すでに各所でおきつつある
「これがドラゴンボールか?」「銃を撃つな!銃を!」
みたいなネガティブ反応を踏まえてのものなのだろうけど、
私なんかは逆にこれでとても見たくなった。

もともと私は「ドラゴンボール」自体、読んでたり読んでなかったり。
とても思い入れを持って作品論を語れるレベルにはないので、案外
傍観者的にことの成り行きを見ている。
これが例えば「モンティ・パイソンを日本で映像化します!」なんてことだったら
あれもこれも言いたいことだらけになるんだろうけども。

今までいくつか、原作物の映画の脚本化に関わったことがある。
個人的には、原作物を映画化(脚本化)する際には、
原作のディテールをどんなに変えても、
「そこだけは変えちゃいけないだろ?そこ変えたらこの原作を使う意味無いだろ?」
ってポイントが2~3点あって、そこさえ踏まえていたらOKかな、と思っている。
もちろんこれは、原作者サイドから
「自由に変えてもOKですよ」というお許しが出た場合、の話。
それが原作物を取り扱う最低限の礼儀かなーと思っている。

映画を見る一観客としても、映画は映画のできることがあるのだから、
ディテールの違いにはあまりこだわらない。
むしろ「どー変えたのか」「なんでそーしたのか」を積極的に楽しみたいほうだ。

とはいうものの、ハリウッド版ドラゴンボールは、
そんな私も見てて「どんなことになってるんだろう?」と
いろんな意味でドキドキさせる要素でいっぱいだ。
一番ドキドキするのは、主人公が予告編で見る限り、
「カ~メ~ハ~メ~ハ~!!!」
って案外ちゃんとした発音で言えてるあたりだ。
なんだかわからんが、ドキドキする。

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