プロペラ犬、第三回に向けて

水野美紀のドラマ休み日を狙って、プロペラ犬第三回公演の打ち合わせ。

今年の脚本執筆に向けて、その土台作り、くらいの感じ。
私が一応書いた「土台の土台」みたいなものをベースに、
水野とあーだこーだ話し合うと、
あっと言う間に8時間とか9時間とかたってしまう。

つっても、なんせ二人での作業なので、ふとした一言から
場が3日鍋に入れっぱなしの肉じゃがぐらい煮詰まることも多い。
まあ、たいがいその「ふとした一言」は、私が自分の中で整理が
つかないまま、生煮えで広げてしまった考えだとかだ。恥ずかしい。
このダメ作家め。だから買ってきた蛍光灯のサイズが全然小さくて
650円無駄にするのだ。

本来、水野はめんどくさいこと大嫌いな人間なのに、
よくぞまあこんなめんどくさい作家との作業に付き合ってくれてるなぁ、と思う。
本当にありがたい。
よく出来た人だと思う。ほめすぎた。ほどほどに出来かけの人だ。
ガンジーよりは遥かに出来てない人だ。
サリバン先生と比べても、だいぶ出来てない。
ファーブルはどうだろう。虫目線で考えたらむちゃくちゃ出来てない人だな。
あ、虫目線で考えたらもしかしたら私の方が水野より出来た人だ。
家の中でクモとかアリとか見つけたら、私はほぼ100%、手にそーーーーっと
載せて外に逃がし、
「もう人間に捕まるなよ、頑張って生きろ」
と心の中でつぶやいてその姿を見送る。マジで。水野はやらないだろう。
なんだったら、いつの日か助けたクモが恩返しに家に来て、吐いた糸で
春物のカーディガンぐらいは縫ってくれるかしれない。
気持ち悪い。
うーん、もう少し哺乳類に対して「出来た人」にならねば。

※     ※     ※     ※     ※     ※
水野美紀×楠野一郎の演劇ユニット・プロペラ犬の本「プロペラ犬の育て方」!!!

obiari.JPG

プロペラ犬の立ち上げに関するあれやこれや、今まで語ってなかったことも書いてます。
旗揚げ公演「マイルドにしぬ」完全採録付き!
初出写真もいろいろ!

ご購入はこちらから!