2009.03.31
リアルコント。
[ プロペラ犬制作秘話 ]
今年の公演の仮チラ原版ができたので、
水野と共に印刷屋さんに出向いてきた。
今年は水野が知り合いになった印刷屋さんが格安で請け負ってくださると
いうので、二人して挨拶もかねて行って来たのだ。
プロペラ犬の外交担当・水野はこうしていろんな方面の人を紹介してくれる。
財務担当の私としては非常にありがたい。格安なのでさらにありがたい。
紙質、印刷の具合などを先方に確認しつつ、
「でもなるべくお安い方向で」というこちらの気持ちもテレパシーで伝えつつ、
話を進める。舞台制作ってのは稽古に入ったらどこでどんなお金がかかるか
わからない。今の段階で切り詰められるものは詰める。仮チラくんには悪いが
詰める。ここで詰めた1万円が、後々、小道具製作費になるのだから。
見るからに無駄そうな小道具になるのだ。無駄のための1万円、美しい。
一時間ほどの打ち合わせの後、
水野は「じゃっ!」とナイロン100℃の稽古場に向った。
あと半月ほどで本番なのだけど、なんだかこー、大変らしい。
前向きな大変さなので、本人、至って晴れやかだったが。
そーいえば先日、ナイロンの主宰・ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の著作「映画嫌い」を買った。
現在の日本映画業界の制作システムへの疑問、というか
「実際に戦った人だからこそ言えるエッジの効いた突っ込み」の数々。
私も映画作りの世界の端くれ作家として、KERAさんの言葉にいろいろ同意。
怒る、というか、「この打ち合わせ、傍から見たらコントだろ?」という場に
私も何度も遭遇した。
私も、某コメディ映画のPと
「脚本の中に出てくる【チンコ】という言葉を減らすか減らさないか」
で激論を戦わせたことがある。
もちろん私はチンコ擁護派。気持ちとしてはチンコエイドだ。
Pとしては、「チンコ」という言葉は女性客が引くから・・・ということらしい。
私はバカな小学生がはしゃいで「チンコ」を連発するシーンだったので、
別にチンコだろーがウンコだろーが小学生特有の馬鹿っぽさが出てりゃ
何でもよかったのだけど、頭ごなしに「チンコ」という言葉のうわべだけを
否定されたので、頭に血が上ってしまった。
私「じゃあチンコが全体に何回までならOKなんですか!」
P「せいぜい2回ぐらいまでなら引かないでしょ」
私「いや、4回ぐらい出さなきゃ馬鹿っぽさが伝わらないでしょ!」
P「チンコは2回まで!」
私「チンコ4回!」
どっちでもいいよ!!!
真昼間にいい大人が眉吊り上げて本気で交わす会話ではない。
かように、映画界には(映画界に限らないですけども)
リアルコントの風景がたくさん転がっている。
いつかこれ、プロペラ犬でネタにしたいんだけどなー。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
プロペラ犬第2回公演「ジャージマン」。
初夏のDVD発売にさきがけて、
シアターテレビジョンにてオンエア!
出演・水野美紀
設楽統(バナナマン)
玉置孝匡
作・楠野一郎
演出・福原充則(ピチチ5)
オンエア日程は以下の通り。
4月 1日 26:30
4月 4日 27:00
4月 7日 27:00
4月10日 26:00
4月15日 8:00 26:15
4月22日 26:00
4月26日 27:00
4月28日 26:30
4月29日 27:00
今回のオンエアに関するお問い合わせはシアターテレビジョン 03-3552-6665(平日10時?18時)まで!