ハンガリー前に

快快の公演「MY NAME IS I LOVE YOU」の
公開ゲネ(公開最終稽古)にお邪魔してきた。

この作品、以前やったものの再演なのだけど、
なんと今回は【英語版】でリメイクされている。
それというのも、今度、快快がハンガリーで公演を行うので、
そのために英語で再構成されたものなのだ。

てか、ハンガリーって!東欧!ってぐらいしか頭の中に情報が無い。
あ、あと確かブタペストがあるぞ!他は今思い出せない!
たぶん、一生行かないだろうなぁ、私は。
そんな地で公演をする、というだけで私にとっては羨望の対象だ。

何せ英語版なので、いつもの快快とはまた一味違った印象。
しかし、毎回彼らの公演を見て思うのだけど、
「伝えようとする気持ちの強さ」と
「表現のしなやかさ」が同居していて、とても刺激になる。
気持ちが強いだけだと時として鬱陶しくなるのだけど、
独特のしなやかさがPOPに見せる。

本番後、関係者との挨拶もそこそこに、
明日からの本番に向けて最終修正に入っていた。
ふにゃふにゃした感じに見えるが、すごくまっすぐなんだよなぁ。

明日、あさってと公演があるのだけど、
前売りは完売状態の中、少しだけ当日券が出たり、公演後のDJタイムには
入場できたりするみたい。
詳しくはこちらまで。
見て損はないと思います。

ちなみにこれ↓はその「MY NAME IS I LOVE YOU」の
前回公演の2分ほどの超ダイジェスト版。
これ見てから英語版を見ても、充分楽しめます。

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「グリーン・ホーネット」をゴンドリーが?

水野と某所に伺い、ある企画についての打ち合わせをしてきた。

まだ走り始めたばかりの企画なので、うまく進めば良いのだけど。
良いのだけど、ってそれは私の頑張り次第だ。いろいろ思いつけ。

そーいえば、ニュースで
映画版「グリーン・ホーネット」の監督にミシェル・ゴンドリーが就いた
っていうのを見たのだけど、マジか?ゴンドリーが?

もともと「グリーン・ホーネット」というのは若き日のブルース・リーが
出演していたことでおなじみの、アメリカのアクションTVドラマシリーズ。
今回のリメイク版はチャウ・シンチーが監督&リーが演じていたカトー役で出演、
さらに脚本と製作がセス・ローゲン。「スーパーバッド」とかの、
今アメリカコメディ界最注目人物の一人。
シンチーのハリウッド進出ってことでも注目されてたのだけど、
どーもローゲンとうまく行かなかったようで監督を降板。(役者としては出演)
「どーなんのかなぁ?」と思ってたら、
まさかのゴンドリー監督とは。

てか、ここまで説明しても全然この驚きが伝わってる感じがしない。
個人的にはシンチーもゴンドリーもローゲンも好きなのだけど、
これだけ個性が強い組み合わせは・・・・
はっきり言えば「混ぜるな危険」だ。
バラエティの罰ゲームでいろんな食材を混ぜてミキサーに入れて飲んで、
「うええええ、一個ずつ食べればうまいのに・・・」
みたいなパターンがあるが、印象としてはあれに近い。
いや、まだ作品を見てないどころか撮影も始まってないけども。

ただ普通、監督が揉めて降板したりしたなら、後釜は
いわゆる職人タイプで、
「混乱している現場もうまく納めて、一定水準の作品にする」
みたいなパターンにするのが普通なのに、
そこに奇人(かつ天才)ゴンドリーを持ってくるあたり、
製作チームの「攻めの姿勢」を感じる。
なんだかわけがわからないものになっちゃう可能性もあるが、
それはそれで許せるかもしれない。

ちなみに、ゴンドリーの作品ではもちろん「エターナル・サンシャイン」
とかも好きなのだけど、
アイディア一発をアナログの力技で成立させる数々のPVも素晴らしい。
一番好きなのはやっぱホワイト・ストライプスのこれ。↓

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怪異現象

「ハード・リベンジ、ミリー」の続編「ブラッディ・バトル」
公式サイトが立ち上がっていた。

覗いてみたところ、早くも予告編の動画が上がっていた。
「血まみれバトル」の名にふさわしく、
今回も水野ミリーの行くところ、あっちで腕取れてピュー、
こっちで頭がぼん、みたいな景気いい血祭りが起きているみたいだ。
そーゆーのに免疫がある方は覗いて見て下さい。

確か辻本監督のブログ見たら今日だか昨日だかにアフレコがあったはずで、
てことは本編が完成する前に予告編ができてる、ということになる。
お米が炊き上がる前にチャーハンができました、みたいな感じか。違うな。
それは手品、あるいは怪異現象だ。

しかし、演劇の場合はチラシが「予告」に当たるわけで、
そう考えると、まず99%の演劇は「本編が完成される前に予告ができている」
ということになる。
チラシを作って配布するのはだいたい、初日の半年から9ヶ月ぐらい前。
中にはその時点で脚本の第一稿ができあがっているもののあるけど
(うちの旗揚げ公演はそうでした)
ほとんどの場合はその時点では脚本の影も形もない。

つまり、全く海のものとも山のものともわからない内容のものを、
どうにかしてチラシで「面白そうな何か」に仕立てなければいけない。
映画のチラシに比べ、演劇のチラシが遥かにデザイン的にバラエティに富み、
見て楽しいのはそういう理由があるのだろう。必要に駆られて進化したはずだ。

うちもそろそろ今年の公演の仮チラシを考えなければいけない。
またたぶん、水野画伯のお出まし、ということになるかと思う。

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平成ライダー初体験

ひっさびさに「仮面ライダー」を見た。
DVDで、とかではない。今OAされている「仮面ライダーディケイド」。
いわゆる「平成ライダー」というやつははじめて見た。

というのもこないだ、水野から
「そーいえば!!!!入江さんが仮面ライダー出てるんだって!!!」
とビッグニュースを聞かされたからだ。
入江さん。「マイルドにしぬ」の演出をやってくださった入江雅人さんである。
役者さんとしては「サラリーマンNEO」等にて、渋い美声とシュールな芸風で
おなじみかと思われる。

てっきり怪人のほうだと思ってたら、
「違うんだよ、ライダーなの!変身してるんだって!!!」
と興奮気味の水野。
そりゃびっくり、と今日いそいそと録画してチェックしてみた。

いやー、なんつーか、平成ライダーって
こんなややこしいことになってんのね!
どーも今回の「仮面ライダーディケイド」は
平成ライダーの集大成的な作品であるらしく、いろんなライダーの存在する
パラレルワールドを行ったりきたりするような構成になってるようだ。たぶん。

私が子供の頃に熱狂して、いわゆるヒーローものの雛形になっている
「悪の組織から怪人が送られ」
「子供をさらったりして」
「ライダーが変身」
「怪人と戦って、勝つ」
という30分のフォーマットは跡形も無い。
えらくややこしいプロットになっているのだ。ライダーが何十人もいるし。

で、入江さんは本当にライダーしてた。仮面ライダーアビスだそうだ。
変身してた。いい声で。「へんしん。」と。
TV史上でも最も渋く大人な変身ではないかと思われる。

でもまあ、よく考えたらハリウッドでは
「アイアンマン」はロバート・ダウニー・Jrだし、
現バットマンはクリスチャン・ベイルだ。
熟年の、しっかりした演技の俳優がヒーローを演じるのは常套手段、
いやむしろいかにもヒーロー然とした俳優がヒーローを演じている
ほうが遥かに少ない。日本にもいよいよその波が?てことか?
来週も見なきゃ。

ちなみに、このブログのタイトル「怪人ブログ男」は完全に
初期仮面ライダーシリーズへのオマージュである。
私は初期ライダーと、ウルトラセブン(こちらは再放送だけど)直撃世代なのだ。

他の子がどうだったかは知らないが、私は
「ウルトラセブン」なら宇宙人のほうに、
「仮面ライダー」なら怪人のほうに肩入れしながら見ていた。
毎週、「今週ぐらい怪人がライダーを倒さないかな?」とか思いながら
チャンネルを合わせていたのだ。
皆に応援してもらって闘うヒーローよりも、
毎週とっかえひっかえ出てきては必ず倒される
孤独な怪人や宇宙人のほうにシンパシーを抱いていた。
友達になりたいのは断然、ヒーローよりも怪人だった。

そんな私が肩入れできるヒーローが現れるのはだいぶ後。
ティム・バートンの監督した「バットマン」そして「バットマン・リターンズ」を
見て初めて、私は
「ああ、バットマンとなら友達になれそうだ」と思ったのだ。

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