2009.04.26
「グラン・トリノ」
[ 映画 ]
イーストウッド御大の最新作にして、俳優としては最後の作品
(と噂されている)「グラン・トリノ」を見てきた。
面白い!
いくらでも深読みすることのできるキャラクター設定(ほとんどダーティーハリー)
と背景を持っている作品なのだけど、実際見ている最中は、過剰な重苦しさは無い。
特に前半から中盤にかけては、
イーストウッド演じる偏屈じいさんと、お隣に住むへなちょこアジア系少年の
やりとりなどほのぼのしてほとんどコントである。
そう、これはクリント・イーストウッド版ハードボイルド「ドラえもん」なのだ。
つまりクリえもん。
とんでもなく言葉が汚くて、頑固で、罪の意識を背負ったクリえもん。
そんな彼が、ひょんなきっかけで、お隣に住むへっぽこ少年
(彼がアジア系、というのにはとても深い意味がある)
を男にしてやろう、と一肌脱ぐ話である。
クライマックス。
クリえもんは何でも出てくる四次元ポケットの代わりに、ある物で
少年とその家族を救おうとする。
ここらへんの展開は、男ならたまらんものがある。
実際、私はたまらんかった。
クリえもんありがとう。男の生き様、学びました。
これ、脚本はイーストウッドあてがきではないらしいけど
(先に脚本があり、イーストウッドが監督に決まってからほとんど直してないとの事)
この役、イーストウッド以外にできる俳優、いないんじゃないかなー。
ああ、マックイーンが生きてたらなぁ、マックイーンでも見てみたいなぁ。
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