2009.09.16
「魔界転生」もちろん80年版
[ 映画 ]
ホテルにカンヅメになって、ちまちま脚本を書いている。
で、確認したいことがあってYOUTUBEを覗いてたら、
敬愛する「魔界転生」の予告編を見つけた。
沢田研二×千葉真一、もちろん80年版のほうである。
未だに、日本映画でこれが一番好きだ。
「魔術によって名だたる剣豪たちを蘇らせ、柳生十兵衛と闘わせる」
という、馬鹿馬鹿しいにもほどがある中二的プロットを、
ハマりまくりのキャストと、シャープな演出(深作欣二監督)で
これだけ面白いエンターテインメントにできる、という、
実作者のはしくれとしてとても勇気を持てる映画だ。
山田風太郎の原作も読んでいる。こちらも面白い。
映画版も、ほぼ同じプロットなのだけど、
原作ではひとつのコマに過ぎない天草四郎を主人公に置いて
大胆に構築しなおしていて、これがまた本当に良い脚色だと思う。
「ジュリーが天草四郎を演じる」というのが先にあった上でこの脚色になったのか、
それとも先にこの脚色があった上でのキャスティングなのか、
物を書く側としてはとても興味深い。
と、どーしてもジュリー目線で語られることの多いこの作品だけど、
やっぱり千葉さんありきだよな、とも思う。
クライマックス、炎の中(もちろんCGなどではなく、本当に燃え盛るセットで
撮ったらしい)から体中に梵字を描いて現れて絵になる役者なんて
他にいないよ。
冒頭のジュリーの呪文のシーンもそうだけど、
すごい役者は、文字だけで見るととんでもなく奇天烈なシーンを
成立させてしまうのだ。
だから(小説ではなく)脚本を書くのは面白いし、怖くもある。
で、これ、今日まで知らなかったのだけど、
なんと千葉さん主演、深作演出で81年にコマ劇場で舞台版もやってたのだ!
(G2さんが最近やられてましたけど、あれとは別のもの)
で、舞台で天草四郎を演じたのが、なんと志穂美悦子さん!!!
四郎は女だった、という設定らしい。
ひゃー、これ見たいなぁ!!!
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