2010.04.05
[ 映画 ]
猫背さんからずっと薦められていた「天才 勝新太郎」を読んだ。
まごうことなき天才にして鬼才、勝新太郎の人生を
「創作の現場」にのみ絞って書かれたこの本。
面白かった!
こういう「一代記」的な本を買っても、
どうしてもいつも少年時代の描写とかは斜め読みしてしまう。
だって子供の頃はみんな大して違いないんだもの。
そーゆー意味でもとても潔い、良い本だと思う。
やっぱり読みたいのは(仕事柄もあるが)天才がいかに自分の創作の場で
無茶をし、創り、壊し、得て、無くす、その具体的なエピソードで。
そういう意味でも、特に序盤、勝新がいかに一本の作品(連ドラの一本)
の脚本を作ったかを残されたテープで語っていくあたりが
特に興味深い。
だがしかし、これは絶対に私だけではないと思うが、
脚本家が読んだら全員恐怖で凍りつくような描写の連続である。
細かくは読んでいただきたいが、
勝新のTV版「座頭市」以降の基本スタンスは、
「どんなに素晴らしいアイディアも、脚本という形にはめ込んだ瞬間に
どーでもいいものに堕ちてしまう。一番素晴らしいデッサンは(俺の)
頭の中にある」
というもの。
怖い、怖すぎる。脚本家として。
そりゃ黒澤と合うわけがないよ、と思う。
黒澤映画の一番の良さは、脚本のがっちりした構成力だと思うもの。
偉大な建築家(黒澤)と、狂気の美術家(勝新)が共同で家を作ろうという
ようなもの。玄関一つ作るのも難儀だろう。
んで、そーゆーときにたいがい間に入って右往左往するのが脚本家だ。
いわゆる「設計図」を書く人。
建築家からは「こんな雑な設計図じゃ柱の一本も建てられるか!」と怒鳴られ、
美術家からは「つまらん!!!」と嘲られ、
しまった書いてるだけでお腹が痛くなってきた俺。
だがしかし、一緒に共演する役者側から見たらこれほど魅力的で
刺激的な人もいないだろう。
猫背さんが「一緒に仕事をしてみたかった」と語っていたのは
本音だと思う。
今更私が書くまでもないが、ホントにホントに魅力的な役者で、
かつアナーキストだと思う。
読んで改めて思うが、勝新と言う人は、いつもどの場でも
アウェーな人だったのだなぁ。
どの映画でもTVでも、勝新のかもし出す異質さは異常なほどだ。
三船敏郎が「どの作品でも三船敏郎」が故にいつでも異質に見えるのとは違い、
勝新は「作り物の世界に、一人だけ本物が混じっちゃった」ような異質さ。
一生涯をかけて、アウェーをホームにするために
戦い続けた人なのだと思う。
映画の「座頭市」シリーズの中で一番好きなのは
「座頭市 血煙り街道」。
お話そのものは割りとシンプルだけど、この本の中でも言及されている
近衛十四郎と勝新のクライマックスのリアルな殺陣がすごすぎる。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
エンゲキロックin赤坂BLITZ プロペラ犬×筋肉少女帯
「アウェーインザライフ」
【東京公演】 赤坂BLITZ
2010年6月4日(金)→6月18日(金)
【大阪公演】 サンケイホールブリーゼ
2010年6月23日(水)→6月25日(金)
出演
水野美紀
村上知子(森三中)
ソニン
小林顕作
伊藤明賢
市川しんぺー
木野花
○毎日、筋肉少女帯メンバーを始めとする日替わりゲスト登場!
6月4日(19時) 大槻ケンヂ
6月5日(18時) みのすけ
6月8日(19時) キャイーン
6月11日(19時) 大槻ケンヂ
6月12日(14時) 池田鉄洋
6月13日(14時) 坂井真紀
6月16日(19時) 筋肉少女帯
決定次第、随時HPにて発表していきます!
演出 河原雅彦
音楽 筋肉少女帯
音楽監督 ファンキー末吉
作 楠野一郎
企画原案
プロペラ犬(水野美紀×楠野一郎)
【東京公演】
問合せ キョードー東京 03-3498-9999
【大阪公演】
問合せ ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888
(平日 11:00→18:00)
チケットぴあ
とか
ローソン
とか
イープラス
等で発売中!
2010.04.03
[ 映画 ]
ドイツ映画「アイガー北壁」を見てきた。
第二次大戦前のドイツでの実話をもとにした映画。
ある若き登山家たちの、想像を絶する絶壁への挑戦劇が描かれるのだけど、
なかなかの力作だった。
とにかく山岳ロケがすごい。
「一体どうやって撮ってんだろう?」というベタな感想しか
思いつかないが、とにかくどーにかして撮ってるのだろう。
こーゆーのを大画面で見ることに、
映画を映画館で見ることの価値がある。
で、帰りのエレベーターの中で中年男性二人がこんな話をしていた。
「いやー、すごい映画でしたねぇ」
「でもあれCGでしょう」
「あ、そうなんですかぁ?」
「決まってるよ、あんなの撮れないでしょ」
と。
いやいやいや、もちろんどっかにCGは使ってるかもしれないけど、
私が見ている限り
「ここはCGだなぁ」
と安心して見てられるような箇所はなかった。てか全くわからなかった。
CG使ってるのだとしたら無茶苦茶うまいし、
使ってないのだとしたら無茶苦茶な苦行だ。
どっちにしろすごいのだけど。
やばいなぁと思ったのは、映画が今、どんな大スペクタクルシーンを
表出させても、「どうせCGでしょ」で片付けられてしまう空気。
これつらいなぁ。
映画界にとっては自業自得だけどもさ。
もはや、画面の中で何があってもびっくりしない時代なのか。
だから映画は飛び出てきちゃったのか。
いやいやいや、まだ簡単に何でもかんでも飛び出さなくていいよ。
画面の中に封じ込められているからこその驚きとか、恐怖とか、
まだまだあると思うし。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
エンゲキロックin赤坂BLITZ プロペラ犬×筋肉少女帯
「アウェーインザライフ」
【東京公演】 赤坂BLITZ
2010年6月4日(金)→6月18日(金)
【大阪公演】 サンケイホールブリーゼ
2010年6月23日(水)→6月25日(金)
出演
水野美紀
村上知子(森三中)
ソニン
小林顕作
伊藤明賢
市川しんぺー
木野花
○毎日、筋肉少女帯メンバーを始めとする日替わりゲスト登場!
6月4日(19時) 大槻ケンヂ
6月5日(18時) みのすけ
6月8日(19時) キャイーン
6月11日(19時) 大槻ケンヂ
6月12日(14時) 池田鉄洋
6月13日(14時) 坂井真紀
6月16日(19時) 筋肉少女帯
決定次第、随時HPにて発表していきます!
演出 河原雅彦
音楽 筋肉少女帯
音楽監督 ファンキー末吉
作 楠野一郎
企画原案
プロペラ犬(水野美紀×楠野一郎)
【東京公演】
問合せ キョードー東京 03-3498-9999
【大阪公演】
問合せ ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888
(平日 11:00→18:00)
チケットぴあ
とか
ローソン
とか
イープラス
等で発売中!
2010.04.02
[ プロペラ犬×筋肉少女帯 ]
「アウェーインザライフ」がらみで、オーケンのTV収録に立ち会った。
相変わらずのオーケンのサービストーク満載で収録は楽しかったのだけど、
フロアDの方が本番中、ちょいテンパって
「踊るダメ人間」のことを「踊るバカ人間」と言っていた。
怖いよ、踊るバカ人間。
ダメ人間よりも無軌道、かつ開き直りの匂いがする。
とか書いてる私もライブハウスでコサックダンスを披露した
立派な踊るバカ人間だが。
そうそう、そういえばキャイーン。
いや、「バカ人間」で思い出したわけではないのだけどさ。
6月8日にゲストに出てくれるキャイーン。
昨日見た「アメトーク」に天野が出てたのだけど、
なんかやせてなかった?
いや、俺は今誰に聞いてるのだ?よくわからないけども。
まあとにかく、天野、いつの間にかだいぶやせていた。
やせてた、って言ってもやせてはいないけども。
何か少し昔の天野だった。
あの二人とも出会って20年近くになるが、天野は本当にやせてた。
やせてた、というか小さかった。全体の量が。
いつの間に中堅プロレスラー(しかも晩年)みたいになっちゃったのかな
と思ってたのだけど。だいぶ戻ったね。若手レスラーって感じだった。
まあそのかわり、私が最近やばいのだが。
ローソンのロールケーキがうまくてやめられんのだが。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
エンゲキロックin赤坂BLITZ プロペラ犬×筋肉少女帯
「アウェーインザライフ」
【東京公演】 赤坂BLITZ
2010年6月4日(金)→6月18日(金)
【大阪公演】 サンケイホールブリーゼ
2010年6月23日(水)→6月25日(金)
出演
水野美紀
村上知子(森三中)
ソニン
小林顕作
伊藤明賢
市川しんぺー
木野花
○毎日、筋肉少女帯メンバーを始めとする日替わりゲスト登場!
6月4日(19時) 大槻ケンヂ
6月5日(18時) みのすけ
6月8日(19時) キャイーン
6月11日(19時) 大槻ケンヂ
6月12日(14時) 池田鉄洋
6月13日(14時) 坂井真紀
6月16日(19時) 筋肉少女帯
決定次第、随時HPにて発表していきます!
演出 河原雅彦
音楽 筋肉少女帯
音楽監督 ファンキー末吉
作 楠野一郎
企画原案
プロペラ犬(水野美紀×楠野一郎)
【東京公演】
問合せ キョードー東京 03-3498-9999
【大阪公演】
問合せ ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888
(平日 11:00→18:00)
チケットぴあ
とか
ローソン
とか
イープラス
等で発売中!
2010.04.01
[ 演劇 ]
Twitterにも書いたのだけど、
ペンギンプルペイルパイルズの新作「謝罪の罪」を見てきた。
今回は結成10周年記念公演ということで、
劇団員5人のみ出演による作品。
当たり前なのだけど、ゲストのいない公演は作演である倉持さんの
色がいつも以上に濃く、そこかしこにちりばめられた謎の多くが心地よい。
「わかる」「わからない」だけで判断されがちな作品が多い中、
「わからないけど面白い」というものがあって良い
(というか、私はそーゆーのが好き)
と思ってるのだけど、ペンギンはまさにそうだ。
それでも「ワンマン・ショー」や「まどろみ」あたりに比べれば
はるかに間口が広いと思うけど。
劇中で印象的に使われるある小道具、
いろんなパターンを試したと倉持さんに聞いてへぇーと驚く。
実際に出来上がったものを見てみると、「それしかありえない」ように
見えるのだけど。聞いてみないとわからないもんだ。
本番後、一緒に見に行った猫背さんや転球さんと共に飲み屋へ。
途中から倉持さん、玉置さんたちも合流して杯を傾ける。
転球さんと玉置さんは大阪芸大の先輩後輩。
大学を中退、全く大学時代の思い出と言うものがない私にとって
「先輩後輩」という関係はちょっと羨ましかったりする。
ああ、私も後輩をいじってみたい。いやらしい意味でなく。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
エンゲキロックin赤坂BLITZ プロペラ犬×筋肉少女帯
「アウェーインザライフ」
【東京公演】 赤坂BLITZ
2010年6月4日(金)→6月18日(金)
【大阪公演】 サンケイホールブリーゼ
2010年6月23日(水)→6月25日(金)
出演
水野美紀
村上知子(森三中)
ソニン
小林顕作
伊藤明賢
市川しんぺー
木野花
○毎日、筋肉少女帯メンバーを始めとする日替わりゲスト登場!
6月4日(19時) 大槻ケンヂ
6月5日(18時) みのすけ
6月8日(19時) キャイーン
6月11日(19時) 大槻ケンヂ
6月12日(14時) 池田鉄洋
6月13日(14時) 坂井真紀
6月16日(19時) 筋肉少女帯
決定次第、随時HPにて発表していきます!
演出 河原雅彦
音楽 筋肉少女帯
音楽監督 ファンキー末吉
作 楠野一郎
企画原案
プロペラ犬(水野美紀×楠野一郎)
【東京公演】
問合せ キョードー東京 03-3498-9999
【大阪公演】
問合せ ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888
(平日 11:00→18:00)
チケットぴあ
とか
ローソン
とか
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