「蔦Q」とアウェー感

筋少ニューアルバム「蔦からまるQの惑星」のCDをいち早くいただいた。

今回、舞台「アウェーインザライフ」とのコラボで進められたアルバムなので
初期段階から出来上がっていく様を聴いてきたのだけど、
やっぱり改めてジャケットもついたアルバムで貰うと違う。
音も違う気がする。気のせいなのか、それとも最終盤にはまた
手が加わったのか?

たぶんそろそろ音楽雑誌とかにメンバーのインタビューが
出回る頃だと思うので、このアルバムに関しての見解はそちらを
読んでもらうのが良いと思うけど、
何度も言うようにこのアルバムは
舞台「アウェーインザライフ」の単純なサントラではない。

逆に舞台「アウェーインザライフ」も単純に、
筋少のバンド史をそのままトレースしたものではない。

あくまで「シスターロメロ」という架空のダメガールズバンドの物語、
なのだけど、
絶対に筋少の音楽じゃなきゃこうはならない、という部分がいっぱいある。

「アウェー」...少数の側に立つ者を描こうとしたとき、
例えばパンクだったら「反体制」「反権力」でわかりやすいのだけど、
オーケンの歌詞はそう一筋縄ではいかない。
社会に対して中指立てる強さがある人間ではなく、
ただただ流されて迷走するしかない人間のほうが私には
愛すべき存在で、そういう人を描かせたらオーケンの歌詞は
天下一品だ。

この作品にはだからこそオーケンの歌詞と、それに不似合いなほど
ゴージャスな筋少の音楽(それがまた、バンド内ですらオーケンが
アウェーなのではという気にさせられる)が必要だったのだ、と
改めて思う。

このアルバム、捨て曲なし!だと思うけども、
最近になって
「あのコは夏フェス焼け」
がじわじわ来るようになった。
パッと聴いた感じは筋少らしからぬ開放感、なのだけど、これは歌詞がくる。
うっかりすると泣きそうになる。

まあとにかく、今回の舞台を見る方なら聴いて損は無い、
というか聴くことで世界観が重層的に広がる、
そんなアルバムだと思う。

※     ※     ※     ※     ※     ※     ※     ※     ※          

エンゲキロックin赤坂BLITZ プロペラ犬×筋肉少女帯
「アウェーインザライフ」

britz 7shot.JPG

【東京公演】 赤坂BLITZ 
         2010年6月4日(金)→6月18日(金)
【大阪公演】 サンケイホールブリーゼ 
         2010年6月23日(水)→6月25日(金)

出演
水野美紀
村上知子(森三中)
ソニン
小林顕作
伊藤明賢
市川しんぺー
木野花

○毎日、筋肉少女帯メンバーを始めとする日替わりゲスト登場!
6月4日(19時) 大槻ケンヂ
6月5日(14時) ロッチ
6月5日(18時) みのすけ
6月8日(19時) キャイーン
6月9日(19時) バナナマン
6月10日(14時) 黒沢かずこ(森三中)
6月10日(19時) 黒沢かずこ(森三中)
6月11日(19時) 大槻ケンヂ
6月12日(14時) 池田鉄洋
6月12日(18時) 池田鉄洋
6月13日(14時) 坂井真紀
6月13日(18時) ROLLY
6月15日(19時) 大島美幸(森三中)
6月16日(14時) 森若香織
6月16日(19時) 筋肉少女帯
6月17日(19時) サンプラザ中野くん
6月18日(14時) 水木一郎

決定次第、随時HPにて発表していきます!

演出 河原雅彦

音楽 筋肉少女帯

音楽監督 ファンキー末吉

原案楠野一郎


企画
プロペラ犬(水野美紀×楠野一郎)

【東京公演】
問合せ キョードー東京 03-3498-9999

【大阪公演】
問合せ ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888
(平日 11:00→18:00)

チケットぴあ
とか
ローソン
とか
イープラス
等で発売中!