これがアクション研究会だ!と思う!

やっと充電器を買ったので、こないだのアクション研究会の模様がアップできる。

稽古自体は12時からやっていたのだけど、私、楠野さんが着いたのは3時頃。
着いたときにはこんな感じだった。

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そう、稽古の前半は日本刀の殺陣の稽古なのだ。
終了後に一枚。

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水野はこの稽古のために袴を買ったそうだ。
若干ぶれているのはご容赦いただきたい。

そして、ほんの10分ほどの休憩&着替えの後、稽古は第二部に入った。
こちらは蹴りとパンチを基本にした、いわゆるクンフースタイルのアクションの稽古。
まずは柔軟、そして受身の練習。
主宰している虎牙光輝さんの指導の下、受身といっても一種類ではない。
前受身、後ろ受身、さらに後ろにぐるっと受身をとりながら体を伸ばすような特殊な受身。
怪我なく受身をとりつつ、ダイナミックに見えるような形を体にしみこませていく。

この後、15人ほどが三列になり、号令の元、蹴りの練習。

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ぶれてしまった。

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ぶれてしまった。

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ぶれてしまった。

P5210268%20m.JPG

結局全てぶれてしまった。
全部で100枚近く撮ったのだけど、動きのあるショットは
(稽古場が若干暗く、フラッシュを使うのを遠慮したこともあるのだけど)
へっぽこカメラマン・楠野の手にはどうすることもできず、ぶれぶれぶれぶれだ。
まあ見ようによっては、水野美紀の蹴りの速さを視覚的に表現しているショットと
いえなくもない。蹴りの軌道なんかはなんとなくわかると思う。

今回は15人の参加者のうち、女性が3人。
外人俳優さんも参加していた。
稽古の雰囲気は、程よい緊張感を保ちながらも、とてもなごやかなもので。
虎牙さんがたまに笑いを入れたツッコミとかを入れつつ、美しく見える蹴りを体に
叩き込んでいく。
水野美紀もここではあくまで参加者の一人。

で、この後、実際に的に向かって蹴りを入れていく。

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普通の、いわゆる空手やムエタイの練習と違うのは、あくまで
「速く、美しく」そして「いかに撮影という実戦で役立つ蹴り」を身につけられるか。
蹴りの威力よりも、いかに「狙ったところにピンポイントで」蹴れるか。
つまりそれは、「カメラのフレームの中に、美しく納まる蹴りが放てるか」ということになる。
ちなみに、水野の後方でなんだかもんのすごくぶれている紫の人は虎牙さん。
とんでもなく高い打点で、美しいフォームの蹴りを放っている。すごい。

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逆に、水野も蹴りを受ける側になる。

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さらに稽古は、まわりを囲んだ5人のミットを5パターンの蹴りで連続して打ち抜く、
という高難度の練習へと発展していく。
右回し蹴り、左回し蹴り、後ろ回し、掛け蹴り・・・とか、形を変えつつ。
なるほどと思ったのは、蹴りそのものもそうだけど、着地したときの足の位置が大きな
ポイントになるのだということ。いかにスムーズに、次の蹴りが打てるかということだ。

さらにさらに、この後、実際に3人一組になって、虎牙さんたちが作った1分ほどの
立ち回りをその場で覚えて最後に披露する、という最終段階へと進む。
見ていてなるほどなぁと思ったのは、「きちんとやる」という形に囚われ過ぎると、
演者の気持ちが伝わってこない。逆に、気持ちばかりが前に出ると、それぞれの
距離感がむちゃくちゃになってバタバタになったりする。
当たり前なのだけど、アクションの手一つ一つにも「意味」がある。アクションは演技だ。
ジャッキー・チェンやドニー・イェンのアクションは、動きの凄さもさることながら、
きちんとアクションシーンの中で気持ちが伝わる。
頭をクールに、体をホットに、という驚異のバランスを体現するにはひたすら稽古しかない
のだなぁ・・・と見ていて思った。

中身の濃い稽古は6時ちょい前まで、ざっと6時間続いた。
水野は終始楽しそうで、先輩方に教えを請いながら率先して稽古をつけて
もらっている。
プロペラ犬のときもそうなのだけど、この人は本当に稽古が好きなんだなぁ。
※     ※      ※     ※

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アクション研究会とは2

水野のブログを見たら、アクション研究会の稽古で大流血した人の話を
書いていた。

幸か不幸か、大流血の現場には私こと楠野さんは遭遇していなかったのだが、
もしその場にいたら口パクパクするしかできなかっただろう。
映画の世界で見る流血には血が騒ぐが、現実世界での流血は嫌だ。
固焼きそばの麺が固すぎて、歯茎に刺さって少し血が出ただけで30分ぐらいブルーになる。

大流血で思い出したのだが、このアクション研究会には映画監督も参加している。
水野美紀が出た「真 女立食師列伝 ~バーボンのミキ~」の辻本監督である。
辻本監督は、以前水野がブログに書いていた血だらけハードアクション映画
「ハード・リベンジ・ミリー」の演出もされており。

アクションの型を二人一組で稽古し、実際に流れでやってみて、それを辻本監督が
ビデオカメラに押さえてその場で確認・・・みたいなことをやってくださってる。
なるほど、アングルによってどう見えているかはアクションにとってとても重要なこと。
そういう意味で、本物の、しかもアクションめちゃくちゃうまく撮れる監督さんが
そこにいてくれることは、とてもとても有意義なことなのだ。

水野の話を聞く限り、「ミリー」も、なんだかとんでもないことになっているらしいので
とても楽しみだ。
「マイルドにしぬ」が水野美紀史上最変だとしたら、「ミリー」は水野美紀史上最激の
匂いがぷんぷんする。「さいはげ」と読まないでほしい。「さいげき」だ。

にしても、あの水野をも慌てさせた大流血とは、一体いかほどの血の出具合だったのだろうか。
水野と知り合って十数年になるが、ほんと、めったなことで「あわわわ」ってならない。
楠野さんのほうが年上だが、正直、くぐってきた修羅場の数が段違いなのだ。
楠野さんがふーふー言いながらイチ修羅くぐり抜けてる間に、
水野は8修羅ぐらいやっつけている。
もし背中にくぐった修羅場の数だけ猛獣のタトゥーを入れてたとしたら、
水野の背中は富士サファリパークみたいになっているはずだ。
楠野さんの背中はせいぜい近所のおばさんの猫屋敷だ。

ていうか、ほんとにあわあわしてたのだろうか。
今思い出したのだが、その後思いっきり「ミートソースが食べたい」って言ってたぞ。
大流血であわあわしてた人が食いたくなるかね、ミートソース。

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水野がつけてるのは、
今回劇場で発売された缶バッジ、「かーぶまん」と「かーぶまん(怒)」。
もちろんこの缶バッジ二点とも、水野美紀画伯の手によるもの。
「マイルドにしぬ」のパンフの一番目立つところに登場したのに、
結局本編の芝居の中で全く触れられぬままに終わったという謎すぎるキャラクター、
「かーぶまん」の缶バッジ。拡大するとこんな感じです。

P1060238.JPG

そしてもうひとつ、こちらも水野美紀デザインによるプロペラ犬オリジナルTシャツ!
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こちらは色が二色。エンジとグレー、となってます。

このTシャツと、缶バッジニ点をセットにして3000円(税込み)+郵送料で販売いたします!
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アクション研究会とは

ニコール・キッドマンの「アザーズ」を見ながら書いている。
新聞のテレビ欄に「アザーズ」ってあって、ぱっと見、アンタッチャブルの特番みたいに
見えてちょっとだけ面白かった。

前、水野が何かのイベントで「今、アクション研究会を立ち上げていて・・・」みたいな
話をしていたのを覚えている方もいるかと思う。いないかと思う。いるかと思うほうに
気持ちを寄せて話をすすめる。

「アクション研究会」と字で書いてしまうと、なんだかダメな大学生のサークルのようだが、
やっていることはなかなかに崇高だ。
簡単に言うと、定期的にアクションの稽古をやりながら、終わった後にみんなで
アクション映画のDVDを持ち寄ったり、現在公開中のアクション映画を見に行ったりして、
みんなでご飯を食べながらアクション映画について熱く語り合う、というものだ。

書いてみると全く崇高な感じが出なくて、何だかみんな暇なんじゃないかと思われる
恐れがあるが、集まっている人々は皆、忙しい中参加している。
映画監督もいるし、アクションを得意とする俳優さんもいるし、スタントマンもいる。
水野美紀はWOWWOWのドラマの撮影の合間を縫って参加している。

んで、その中に私、楠野さんもいる。
とは言っても、アクションの稽古部分はただ端っこで「おお~」「すげぇ~」とか言いながら
見ているだけで、もっぱら仕事は、当日みんなで見るアクション映画のDVDを持ってきたり
すること。
「子連れ狼 三途の川の乳母車」を持っていって「おお~」「すげぇ~」と
ひどく感動されるかたわら、「中国超人インフラマン」を持っていって、皆のリアクションが
ものすごく薄くて軽く凹んだりしている。ちぇっ。受けねーでやんの。
単純に、アクションの稽古っていうものをすごく見てみたかったので顔を出したのだが、
その後のアクション談義がとても面白い&有意義なので、
毎回ほぼレギュラーで行っている。

それにしても、初めて見るアクションの稽古はなかなかに興味深い。
こないだ、少し遅れて稽古場に行ったら、水野が相手に腕ひしぎ十字固めをかけられて
「いててて」と言っていた。
「いててて」って、それ普通に極まってんじゃないですか。
リアルに。折れますよ。女優なのに。

アクションの稽古にはさまざまな入り方があると思うが、
本当に極まったリアルな技の形をまず覚えることで、逆に撮影での危険を回避できる、
ということらしい。
なるほど。あくまで映画の撮影におけるアクションは、
「相手を本当に傷つけないこと=安全であること」を前提に、いかに「危険に見せるか」
「本物以上に迫力あるように見せるか」「美しく見せるか」が基本。
まず、危険を身体で知っておくことも必要ということか。

その後、逆に関節技のかけ方も習っていた水野。
あのー、普通に強くなっちゃうんですけど、水野さん。
リアルに、人の腕とか折れるようになっちゃうんですけど。
やだなぁ、今年のプロペラ犬の打ち合わせ、もめたら肩の関節とか外されたりして。
痛くて泣きながら「うううう、水野の言うとおりにするよぉ」って言うのかな、俺。

本物の強者は、優しさと慈悲の心を知っているはずだ。
むしろ水野が聖母のように優しくなっていることに期待したい。

プロペラ犬と共に、アクション研究会の今後にも注目していただきたい。

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水野がつけてるのは、
今回劇場で発売された缶バッジ、「かーぶまん」と「かーぶまん(怒)」。
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結局本編の芝居の中で全く触れられぬままに終わったという謎すぎるキャラクター、
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