2010.03.03
[ 「サボテニング」 ]
大人計画の猫背椿さん×水野美紀でお送りするゆるゆるトークイベント
「プロペラ犬ひみつ集会VOL16」、
チケットお申し込みは明日、4日まで!!!
と、まずお知らせごとを消化しておきつつ。
今回の「ひみつ集会」は、昨年の公演「サボテニング」を振り返っての大反省会。
偶然なのだけど、昨日、「サボテニング」の舞台映像の仮編集版が上がり、
水野とチェックした。
これ、まだどういう形で皆様にお見せできるかは未定なのだ。ぶっちゃけ。
もちろん早めにDVDにできるのが一番良いのですが、全てはこれから。
とにかく先に映像の中身をチェックせねば、しかも今度のイベントのネタにも
なるし、というわけで見てみた。
たった二ヶ月ちょい前のことなのに、すごく昔のようだ!
この間、私は「アウェーインザライフ」の脚本作りで七転八倒しており、
頭の中を完全に「サボテニング」から「アウェー」に上書きしてしまったので、
いろんなことを忘れてしまっている。
と同時に、「ジャージマン」のDVDのときも感じたのだけど、
舞台は、こーやって「寄り」や「カットバック」のある映像で見てみるのは、
これはこれでとても楽しい。
当たり前だけど「寄り」も「カットバック」もない舞台の上では
演出によって(主に照明と、役者の動きで)お客さんの視線を誘導
しないといけない。
毎回思うのだけど、舞台の演出家は本当に大変だ。
感覚的に言うと、映像でいう「監督」と「カメラマン」を兼ねている感じ。
脚本家はどこかで、「オモシロそうなことを書けばオモシロイ舞台になる」
と思っているとこがあるのだけど、
「オモシロそうなこと」を舞台の上で「オモシロいこと」にするのに必要なスキルは
また別のものだよなぁ、と思う。
幸い、「サボテニング」は倉持さんという素晴らしい演出家の手により、
私が好き勝手に考えた「オモシロそうなこと」がかなりの割合で...
しかもその多くは私の想像を超えて...「オモシロいこと」になっている。
ありがたい。本当に。
そんなことを思いながら「バナナ炎」を見ていたのだけど、
設楽さんというのは、とても素晴らしい役者でありつつ、
演出家としてもすごいよなぁ、と改めて思う。
「バナナ炎」は基本、トーク番組なんだけど、ちょくちょく二人のやりとりが
「ミニアドリブコント」の形になる。
「例えばこんな感じ?」でやってみるのだけど、その二人のアドリブコント
がことごとくオモシロい。
今週は「部屋に女の子を呼ぶために『マイケルの帽子を持っている』という
嘘をつく男」のコントになったのだけど、ほんと、何も変なことはやってないのに
十分オモシロい。
設楽さんは、お客さんに「このコントでどこを見て欲しいか」の誘導がとても上手い。
決して場を散らかさないし、無駄なことをしないし、ただちゃんと
「その人になる」のだ。
で、お客さんが勝手に脳内カメラで「寄り」たくなることを、
最適のタイミングでする。
無意識だとは思うが、そこらへんのリードが本当に巧みだ。
そのリードを半歩ぐらいづつ超えていく日村さんの演技も含め、
改めて最強コント師だなぁと感じるのだ。バナナマン。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
3月の「プロペラ犬ひみつ集会vol16」が決定しました!
3月10日の水曜日!
今回のテーマは「サボテニング反省会!」
ということで「サボテニング」以来のご登場、大人計画の猫背椿さんがお客様です!
応募期間は3月4日までです!
お早めにお申し込みを。
10日のイベントに関する詳細は以下のとおり!
【場所】下北沢FREE FACTORY
【日時】3月10日(水) 19:00 OPEN 19:30 START
【チケット】 2,800円(1ドリンク付)
【定員】 抽選50名
【チケット購入方法】
※ チケットは抽選の上、販売とさせていただきます。
応募期間は3月4日までになります。
こちらで、厳正なる抽選の後、当選者のみ、メールにてご連絡いたします。
件名に「プロペラ犬」、
本文に(1)応募者全員のお名前(2)人数(3)メールアドレス(4)ご住所(5)連絡先(携帯電話)をご記入の上、event@a-works.gr.jpまでお送りください。
※ご一緒される方がいらっしゃる場合は、全員のお名前をご記入ください。
※ご来場される方は、お名前が確認できるもの(運転免許証、保険証、学生証、パスポート等)
をご持参ください。当日、確認させていただきます。
※ご一緒される方が当日にキャンセルされた場合は、その方の入場料金も
「キャンセル料」として全額お支払いいただきます。
前日までにキャンセルされる場合は、event@a-works.gr.jpまでその旨メールをお送りください。
■イベントに関するお問い合わせ、詳細はこちらまで
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
エンゲキロックin赤坂BLITZ プロペラ犬×筋肉少女帯
「アウェーインザライフ」
【東京公演】 赤坂BLITZ
2010年6月4日(金)→6月18日(金)
【大阪公演】 サンケイホールブリーゼ
2010年6月23日(水)→6月25日(金)
出演
水野美紀
村上知子(森三中)
ソニン
小林顕作
伊藤明賢
市川しんぺー
木野花
○毎日、筋肉少女帯メンバーを始めとする日替わりゲスト登場!
6月8日(19時) キャイーン
6月12日(14時) 池田鉄洋
6月13日(14時) 坂井真紀
決定次第、随時HPにて発表していきます!
演出 河原雅彦
音楽 筋肉少女帯
音楽監督 ファンキー末吉
作 楠野一郎
企画原案
プロペラ犬(水野美紀×楠野一郎)
【東京公演】
問合せ キョードー東京 03-3498-9999
【大阪公演】
問合せ ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888
(平日 11:00→18:00)
チケットぴあ
とか
ローソン
とか
イープラス
等で発売中!
2010.01.19
[ 「サボテニング」 ]
さて「サボテニング」を振り返る。
今日はプロペラ犬の相方にして座長・水野美紀。
今年改めて痛感したのは、
水野美紀という女優兼主宰の前のめりなパワーだった。
地方公演中、水野さんは毎日必ず本番後にグッズ売り場に出て、
グッズを買ってくださったお客様にお礼と握手をしていた。
(赤坂REDはロビーが狭くて、とてもとても不可能なのです)
昼夜あれば昼夜ともに。ヘロヘロのはずなのに。
「グッズ余っちゃうとうちに運び込まれますから!」
などと言ってはいたが、その実、彼女をそうさせたのは
純粋なサービス精神と、責任感だったように思う。
いや本当に、すげー人だなぁ、と私は見ていて思った。
4年やってよくわかったのだけど、
この人は男だったら
「上司にしたい人ランキング」のかなり上位に来るのではなかろうか。
人の上に立って、人を動かす気質があると思う。
あまり細かいことはぐだぐだ言わない、「背中で引っ張る」タイプの上司。
渡哲也か水野美紀か、みたいな。
悔しいが、男っぷりで完全に私は負けている。
当然女っぷりでも私は負けているので、これはどーしたことだろう。
そんな水野美紀だが、どーも最近、飲みっぷりでは
少し酒量が落ちているように思う。
いや、酒量は変わらないが、アルコール耐性が。
以前は皆で飲んでいても、ベロベロの状態をまず見たことがないのだけど、
公演中、なんだかベロベロ率が高かった。
決して他人に迷惑はかけないベロベロなのだが、
翌日に話を聞くと、
「二軒目から記憶が無い」
的なことをちょくちょく聞いた。
一体どーしたことか。
まさか、あの水野美紀にして年齢がそうさせているのか。
いやいや、そうは思いたくない。
実際、身体能力はなんら落ちてないし。
これはやはり、プロペラ犬での活動で私のような凡人の想像以上に
気を張っているがゆえの、酒場での油断と解釈したい。
その証拠に私は、酒を飲んでいて完全に記憶を失ったことがない。
普段、仕事でもっともっと気を張れ!張り詰めろ!という話だ。
しかし、前日にどれだけ飲んでも、毎日きちんとホテルの朝食には
間に合うように起きて、きちんと朝食をとっているのがさすがだ。
私は、飲んでて記憶こそなくさないが、
翌朝はわら人形状態で、一度もホテルの朝食を食べられなかった。
そこらへんのメリハリ、見習わねば。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
エンゲキロックin赤坂BLITZ プロペラ犬×筋肉少女帯
「アウェーインザライフ」
【東京公演】 赤坂BLITZ
2010年6月4日(金)→6月18日(金)
【大阪公演】 サンケイホールブリーゼ
2010年6月23日(水)→6月25日(金)
出演
水野美紀
村上知子(森三中)
ソニン
小林顕作
伊藤明賢
市川しんぺー
木野花
演出 河原雅彦
音楽 筋肉少女帯
音楽監督 ファンキー末吉
作 楠野一郎
【東京公演】
一般発売 2010年2月27日(土)
※先行予約あり
問合せ ハウフルス 03-5411-0855
(平日 11:00→18:00)
【大阪公演】
問合せ ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888
(平日 11:00→18:00)
企画原案
プロペラ犬(水野美紀×楠野一郎)
2010.01.18
[ 「サボテニング」 ]
「サボテニング」を振り返る。
今日はもうお一人の客演・猫背椿さん。
本当に素敵な方です。猫背さん。
今回でいうと「牛島幸子」は完全に猫背さんあてがき、というか
猫背さんなら絶対舞台の上で成立してくれる、という思いをこめて
書いたキャラクターだった。
「乳房がドリル」というキャラ自体はB級馬鹿アクションの定番の一つ
なのだけど、そんな女の悲恋もの...ぶっちゃけ「シザーハンズ」が
やりたいわけですが...「異形の者」の悲しみと滑稽さを
猫背さんなら絶対やってくださる、と。
本当に猫背さんにお願いしてよかった、と思った。
終わった後だから書けるのだけど、私は「牛島幸子」のあるシーンで
どーにも泣けてしまうのだ。あの馬鹿コントの中で。
今回の脚本は、すごく全体のバランスに注意して書いたつもりなのだけど、
そのシーンの幸子の台詞だけは、不必要に長くて、不必要に過剰。
でも私が言いたいことが青臭いぐらいむき出しになっている台詞で、
良い悪い以前に大好きなシーン。
猫背さんは舞台で(独白で)成立させるのは大変だったと思う。
しかもあのすごく繊細にできているドリルを自分の手で扱いながら。
感謝しかない。
素顔の猫背さんがまた、本当に良い人。
気配りの達人かつ「食を楽しむ」ということに貪欲で、
地方公演では必ず猫背さんがネットで調べてくれたお店に行っていた。
水野がここで書いていた佐賀のラーメン屋さんも、猫背さんが調べてくれなかったら
絶対行かなかったと思う。
おかげさまで、一食たりとも空振りの無い、実に充実した食の地方公演だった。
特に私は、何かと飲みにつきあっていただき、
愚痴なんかも聞いてもらった。
私のメンタルケア担当、みたいな役割もしていただいたわけで、
本当に頭が上がらない。
そんな猫背さんだけど、稽古場では本当に「ゲラ」だった。
特に転球さんの一挙手一投足は完全に猫背さんのツボだったようで、
全ての転球ムーブに引っかかって爆笑していた。
おかげで、稽古場で私のゲラっぷりが目立たずに済んだ。
そういう意味でもありがたい。
転球さんと猫背さん、本当に私たちは客演の方に恵まれている。
2010.01.17
[ 「サボテニング」 ]
日テレの再現ショートコント「キレてもいいですか」がオンエアされていた。
うちの水野さんにとっては、設楽さんに続き念願の日村さんとの共演。
本人、「日村さんと共演するんだよ!」ととても楽しみにしてた様子で。
スタジオでのサービストーク(設楽さんとやりたかった等々)も
含め、バナナマンのおかげでかなり楽しくお仕事できたようだ。
こーゆードラマ+スタジオトーク、という番組は手間がすげーかかるので
なかなか企画が成立しずらいのだけど、
たまにはいいなぁと思った。
バナナマンはほんと、こーゆー企画に適任。
さて。
「サボテニング」を振り返る。続いては福田転球さんの巻。
転球さんはずっと以前から水野さんが「一緒にやってみたいな」
と話をしていて、今回のオファーに至ったのだけど、
なるほど確かに、ほんとに魅力的な役者さんだった。
他のところで見る転球さんは、わりと
「追い込まれて追い込まれて爆発する」みたいな扱われ方が
多く、うちもそれは日替わりコーナーで使わせてもらったのだけど、
それ以上に印象に残ったのは、
かっこよさのほうだった。役者としての。
私の中で、
「笑いやばかばかしさを通じて、人の切なさに踏み込める」
というスキルをもった役者さんは最高だと思っている。
スティーブ・マーティンなんかまさにそうだし、
設楽さん日村さんももちろん。
転球さんもそのスキルを備えた役者さんだった。
ラスト、サボテン化したゆずなをギュッと抱きしめるところは、
転球さんでなければあの切なさが出なかったと思う。
さらに、舞台裏でもとても魅力的。
こーゆー人を「母性本能をくすぐる」って言うんだろうな、という人。
すごく良い人なんだけど、適度にふわふわした頼りなさをもっていて、
一人でいるとどうしてもかまいたくなる雰囲気を持っている。
私は実際、赤坂の公演中、ずーっと楽屋で転球さんと将棋をしていた。
ところが将棋になると、案外固い手をさしてくるので、
カンに頼ったむちゃくちゃな将棋をする私は
「楠野さんあきませんよぉー」といつも困られていた。
で、新幹線での移動はたいがい私と転球さんが隣になるのだけど、
仕事でもしようと思ってネタ帳を開くと、ちょこちょこ
ちょっかいをかけてくる。子供か?
てゆーか「かまいたくなる」転球さんにしょっちゅうかまわれてた私はいったい。
そうそう、ブログによれば、転球さんはただ今次の作品の稽古中。
またも赤坂REDシアター。
これはぜひ見ねば。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
プロペラ犬第二回公演『ジャージマン』
DVD、発売中!!!
特典
○設楽さん×水野美紀、玉置さん×水野美紀のスペシャルトーク。
○稽古場&アクション映像撮影メイキング(水野美紀解説つき)
○カーテンコールトーク・2バージョン収録
「本編より盛り上がった」という噂もある、設楽さんと水野の「玉置さんいじり」!
○演出・福原さん×水野美紀×私・楠野の副音声トーク
こちらはアフタートークで言及されなかった製作裏話が主。
お値段は税込みで3,990円。
ご予約はこちらから!
DVDに関するお問い合わせは、
ポニーキャニオン・映像マーケティング部
TEL 03-5521-8066(平日の朝10時から夕方6時)まで!
2010.01.13
[ 「サボテニング」 ]
今更ですが、「サボテニング」をつらつらと振り返ってみようかと。
あ、まず最初に、今回はDVDの発売があるかどーかは現時点で
全く未定。撮影用のカメラは回したのですが、それが果たしてDVDとして
出せるのか、それともただ単に「記録用映像」として残す場合もあるやも。
うちの場合、何でもかんでもDVDで出せるほどの地力はまだついてないのです。
あ、作品のクオリティではなく、単純にお金の話ですけども。
もしDVD、あるいは何か別の形で披露できる機会があったらお知らせします。
さて「サボテニング」の公演。
今年は「人」で振り返っていこうかと思います。
まず今日は演出の倉持裕(ペンギンプルペイルパイルズ)さん。
うちは毎年、基本的には演出家さんが代わるので
それぞれに演出の仕方や脚本打ち合わせに特徴が出る。
倉持さんのやり方は、本当に具象的で勉強になった。
演出席からの指示も、脚本打ち合わせのときも、
オーダーに曖昧さがないのだ。判断も早いし。
特に演出...動きのつけ方はある意味細かい、のだけど、
決して「押し付け」にはならない。
「こう動くとどう見えるか」「こう動くとどう面白いか」が明確なので、
キャストも楽しんで、あえて「あやつり人形」になれる。
とはいうものの、普段のPPPP公演よりはだいぶうちらしさ...
というか、猫背さん言うところの「へなちょこ感」は意識されたようで、
特に中盤のガチのアドリブ部分などは、普段の倉持さんならまず
絶対ありえないところだと思う。
↑
ここだけは、
形をなるべく決めてよりどころを作りたいキャストと、
あえてゆるくしようとする倉持さん...
という、逆の構図が稽古場で展開されていたりもして。
倉持さんの中でも
「プロペラ犬らしさ」
をいかに残すか、という部分でかなり悩まれたらしい。
それでもやはり、出来上がった作品を見ると、
全体に、あんかけのように倉持さん汁がふわっとかかっている。
あ、そうだ「あんかけチャーハン」みたいな感じ。
チャーハンはチャーハンで、プロペラ犬の味で成立してるんだけど、
そこに倉持さんがきちんと丁寧にダシをとったアンがかかっている、というような。
ドアタマ、転球さんが水浸しになったあと。
水野と猫背さんが客席から駆け込んできて...というあたり↓は、
まさに倉持さんのアイディア。
パンフの豆台本を読まれた方は確認してほしいのですが、
あそこ、脚本的には「タイトル」としか書いてません。私は。
あそこの遊び方が、私の発想からは全く出てこないやり口で、
見ながらすごく感心したものだった。
そんな倉持さん、
本番をチェックしながら、旅先や新幹線の車中では
「サラリーマン金太郎」の脚本を書いていた。
私は、乗り物に乗りながら物を書いていると必ず気持ち悪くなるので、
それだけでも最大限に尊敬に値する。
またいつか、どこかで一緒にもの作りをさせていただけたら、
本当にそう思う。
2009.12.29
[ 「サボテニング」 ]
年末年始、
「アウェーインザライフ」のほうがまた大変になりそうなので
今のうちに「サボテニング」の裏話、少しでも。
今回の肝になった小道具(というか、ほとんど美術セット)のユズナサボテン。
作ったのは、「ジャージマン」で「甘エビ男」を作った笹野さん。
福原さんの舞台でもとんでもなくデカイものをとんでもない精巧さで
作っている方。見た目仙人で、行動も仙人。
今回のサボテンは、とにかく
「水野美紀が入れること」「自立すること」「でも簡単に動かせること」
はもちろん、あそこが開くだの花が出るだの、いろいろ仕掛けも必要。
単純な「着ぐるみ」ともまた違うので、相当に大変だったようだ。
ちなみにこれ、サボテンを裏から見るとこうなる。
稽古場で初めて水野さんが入ってみました、の図。
誰も入ってないと、こうなる。
塗料を大量に使っているので、
出来立てのころは異常なシンナー臭で大変だった。
水野さんも10分入ってるのが限界、ぐらいの。
本番に入っても少し残り香があり、
前のほうのお客様はこいつが暗転中に舞台に出てきただけで
気づいたはず。
そんな面も含め、本当にたいそうな存在感。なんせでかいし。
演出の倉持さんが、稽古後半で
「このでかいのが出来てきたのを見て
、なんかいろんな細かいとこが吹っ切れた」
というニュアンスのことを話されてた。
まあそうだよなぁ、と思う。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
エンゲキロックin赤坂BLITZ プロペラ犬×筋肉少女帯
「アウェーインザライフ」
【東京公演】 赤坂BLITZ
2010年6月4日(金)→6月18日(金)
【大阪公演】 サンケイホールブリーゼ
2010年6月23日(水)→6月25日(金)
出演
水野美紀
村上知子(森三中)
ソニン
小林顕作
伊藤明賢
市川しんぺー
木野花
演出 河原雅彦
音楽 筋肉少女帯
音楽監督 ファンキー末吉
脚本 楠野一郎
【東京公演】
一般発売 2010年2月27日(土)
※先行予約あり
問合せ ハウフルス 03-5411-0855
(平日 11:00→18:00)
【大阪公演】
問合せ ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888
(平日 11:00→18:00)
企画原案
プロペラ犬(水野美紀×楠野一郎)
2009.12.27
[ 「サボテニング」 ]
今朝、「アウェーインザライフ」の脚本に一区切り。
一区切り、といってもこれを叩き台にして、
演出の河原さん、さらにオーケンとの密な打ち合わせ&
修正作業が必要になってくる。
今回、筋少はこの舞台においてただ単に「音楽担当」
(劇中で使う音楽を作る)
というよりも遥かに深い関わり方をして下さっている。
どこがどー深いのかは、またおいおい作業が進んだら書きますが、
とにかく脚本の前段階からオーケンおよび筋少メンバーとの打ち合わせも
しながら作業を進めている。あ、もちろん水野美紀も。
んもー、はっきり言っていろいろ大変だ。初めてのことが多すぎて。
すでに私のミニマムなキャパを超えつつあるが、
こんなにやりがいのある座組は無いので、誠心誠意やるしかない。
で、一瞬だが一息つけたので、ちょこちょこ「サボテニング」を
振り返りたい。
「サボテニング」で特徴的だったのは、今まででも一番、
というか圧倒的に「特殊な小道具」が多かったこと。
しかも、衣装やヅラの作りに絡んでくる小道具も多く、
本当に大変だった。
中でもたぶん、一番印象に残ってるのはこれだと思う。
「牛島幸子」の中で猫背さんが装着したドリル。
ドリルブラ、つーかおっぱいドリル。
牛島幸子は、生まれながらに胸がドリルなので
(なんだそりゃ)
リアルに考えると、胸(肌)から直接ドリルが出ている必要がある。
肌とドリル地続き、というか。
しかし、現実的に考えると、
「ブラジャーの上にドリルを装着したもの」を身につける、という必要がある。
ただ単に胸に貼るだけでは落ちるし(とゆーか無理)
全身タイツ的なものでは、ずれてしまう。
しっかり胸の位置に固定するために「ブラにドリルがついている」
という状態が必要なのだけど、
見え方として「ドリル付ブラジャーをしている人」には見えたくない。
あくまで「生まれながらのドリル乳」なのだ、ってどうでもいいが。
ここらへん、演出の倉持さんと舞台監督の堀さん、
さらに演出部の須田さん(小道具作りの名人です)が
いろいろ考えてくださって、
「ドリルがブラジャーを突き破っている」
という形にしてくれた。
どうせ破れちゃうのに、それでもブラをしているあたり、
妙なせつなさもある。ような気がする。
で、このドリルブラ、演出部の人が袖で操作しているように
思われた方も多いらしいが、実は猫背さんが自分で操作している。
腰の横にスイッチがあり、猫背さんのタイミングで回しているのだ。
猫背さんは台詞言いつつ、動きを気にしつつ、
気づかれぬようにドリルを回し、しかも止めないように衣装に気を使う
(衣装がひっかかると、どうしてもすぐに止まってしまうのだ)
...というわけで、本当に大変だったと思う。
優秀な役者さんってすげーなぁ、と本当に見てて思った。
台詞の言い回しが云々、とか以外にも役者さんのスキルの差ってあるのだ。
ちなみにこのドリル。
盛岡の打ち上げで抽選会を行い、物販担当の女性スタッフさんが
持って帰った。ここぞというときに使ってほしいものだ。
この「牛島幸子」ではこの「赤ちゃんヌンチャク」も印象的かも。
これ、ぶん回すのが実はすごく大変。
腕っ節はもちろん、アクションの素養も必要。思ったよりでかいのだ。
水野美紀だから出来た、とはっきり言える。
作った当初はもっと大きく...というか、お腹が丸々としていて、
非常に持ちづらかったのだが、
掴みやすいようにお腹をげっそりとスリムにしてもらったりもして。
これ書いたときに考えたのは
「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」のギロチンみたいなイメージで。
一応、武器としては、赤ちゃん(鋭い牙が生えている)を
投げつけ、噛み付いたり、そのまま腕をもぎとったり、
みたいな使い方。みたいな使い方って言われても。
一応、元ネタ貼っておきます。
「キルビル」のGOGO夕張の武器の元ネタとしても有名ですな。
2009.12.20
[ 「サボテニング」 ]
さて。
プロペラ犬第三回公演「サボテニング」。
無事に千秋楽を迎えたところで、例年ならつらつらと
それぞれのネタについて振り返っていくところなのですが。
なんちゅーか今、完全に「アウェーインザライフ」の脚本で
きりきり状態になっており。脳が。
もう少し落ち着いてからゆっくり振り返っていきたいと思います。
今年はほんと、振り返りたいことがたくさんありますので、
じっくりと。
とりあえず写真で逃げる。
一部の人に「萌えるがむかつく」と大好評だった神切うのすけ。
35才ですが、何か。
ちなみに昨日の大打ち上げは雪の盛岡。
今回のスタッフおよび客演のお二人の寄せ書きが入ったTシャツを
いただきました。水野と私が。
いやはや、なんちゅーか、嬉しいもので。
ありがたいことです。
今年も本当にすばらしいスタッフさんに恵まれました。
2009.12.20
[ 「サボテニング」 ]
プロペラ犬第三回公演「サボテニング」、
盛岡の地にて無事、大千秋楽を迎えました!
まずは何より、ご来場いただいた方々と
来場は叶わずともうちのことを気にかけてくださった皆様、
さらに今回のスタッフと客演のお二人に最大級の感謝を。
本当に、ありがとうございました!
詳しくはまたおいおい振り返っていきますが、
今年は待望の地方公演ツアーがあったこともあって、
例年にも増した感慨があり。
大千秋楽が雪の降り積もる盛岡、というのもまたなんとも言えぬ
良さがあって。
いいなぁ地方公演ツアー。
また行きたい。
次回の特別公演は東京、大阪のみですが、
その次はまたいつもの本公演に戻る予定なので
そのときにまたいろんな地からお呼びがかかるプロペラ犬で
あらねば、と。
そのためにもまず、来年の脚本からやっつけなければいけない。
どうしてくれよう。
俺がなんとかしろ。
2009.12.18
[ 「サボテニング」 ]
プロペラ犬、盛岡にやってまいりました!
雪だ!
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
プロペラ犬第三回公演「サボテニング」
チケット発売中!!!
作・楠野一郎
演出・倉持裕
出演・水野美紀
猫背椿
福田転球
今年はプロペラ犬初の東北ツアーあり!
○12月19日(土) 盛岡公演(盛岡劇場)