筋少流行語大賞

はい楠野です。

水野さんも何とかかんとか自分のPCからブログが書けるようになりまして。
今までは私のPCがぶっ壊れたらそれでプロペラ犬すべてアウト
だったんですが、今後はリスク分散できそうです。よかったよ。

さて、今年「アウェーインザライフ」をやる前、
猫背さんに薦められたのと、
「少しでも宣伝になればいいかなぁ」との気持ちで
ツイッターをはじめた。

「アウェー」をきっかけに始めた、ということもあって、
私のフォロワーは半分近くが筋少関係クラスタだと思われる。
本城さんやファンキーさんもいるが、それ以上に
今回の「アウェーインザライフ」で知り合った筋少ファンの方々。

以前にも書いたとおり、「アウェー」は本当にこれら筋少ファンの
方の盛り上げなくしては成立しなかった、と思っているのだけど
(このことに関してはまた年末にでも書きます)
そんな筋少クラスタの方が選んだ
「ファンが選ぶ2010年筋少流行語大賞」
というのがツイッター上で募集されていた。

結果はこちらなんだけど、
「アウェーインザライフ」が4位に入ってたり、「アウェー」っていう言葉も
入ってたり、なんだかちょっとうれしいし改めてありがたい。

そしてそれ以上に妙に嬉しかったのは、
「素パン」が6位に入ってたことだった。

「素パン」が何かはこちらを見ていただくとして。

ああ素パン。大槻ケンヂという人の人となりを如実にあらわす
エピソードだと今も思っている。

ちなみに、個人的な今年の筋少流行語大賞を選ぶならば
オーケンが復活ANNで言った
「人は3時過ぎるとバンバン寝るんだよ!!!」
ですかね。バーン!バーン!


※     ※     ※     ※     ※     ※     ※     ※

ひっさびさの「プロペラ犬ひみつ集会vol18」が決定しました!
年明け、2011年1月11日の火曜日!

記念すべき再開一回目のお客様はこの方。

fukuda.JPG

福田転球さん!!!

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1月11日のイベントに関する詳細は以下のとおり!
【場所】下北沢 FREE FACTORY
【日時】1月11日(火) 19:00 OPEN 19:30 START
【チケット】 2,800円(1ドリンク付)
【定員】 抽選50名
【チケット購入方法】
※ チケットは抽選の上、販売とさせていただきます。
応募期間は12月30日15時までになります
こちらで、厳正なる抽選の後、当選者のみ、メールにてご連絡いたします。
件名に「プロペラ犬」、
本文に(1)応募者全員のお名前(2)人数(3)メールアドレス(4)ご住所(5)連絡先(携帯電話)をご記入の上、event@a-works.gr.jpまでお送りください。
※ご一緒される方がいらっしゃる場合は、全員のお名前をご記入ください。
※ご来場される方は、お名前が確認できるもの(運転免許証、保険証、学生証、パスポート等)
をご持参ください。当日、確認させていただきます。
※ご一緒される方が当日にキャンセルされた場合は、その方の入場料金も
「キャンセル料」として全額お支払いいただきます。
前日までにキャンセルされる場合は、event@a-works.gr.jpまでその旨メールをお送りください。

■イベントに関するお問い合わせ、詳細はこちらまで!


アウェーなゲストを振り返る・LAST

「アウェーインザライフ」をゲストで振り返る。

LASTは大阪大千秋楽・筋肉少女帯。

と書きつつ、この日一番の事件を私は目撃できていないのだ。

今回、ゲスト登場した方には後半にレナ(水野美紀)に
ビンタで活を入れる、というシーンがある。
で、筋少の場合はメンバー4人が脱兎のごとく駆けてきて膝立ちになっている
水野さんに順番にビンタする、ということになる。
(東京のときは内田さんが小道具のIpadでビンタする、という小技で
えらくウケをとっていた)

で、大阪でやってくれたのは橘高さん。

このビンタ、順番で言うと橘高さんが最後。
生真面目な橘高さんは本番前から非常に気合が入っていた。
この舞台に賭ける筋少としての責任感の現れであろうか。
橘高さんとはそういう方なのだ。

で、4人が登場し、膝立ちの水野に順番にビンタしていったのだが、
気持ちの入りすぎた橘高さんは水野に向かって勢いよく走りすぎ、
コケて水野に激突するような形になってしまったのだ。
擬音であらわすならズドドドドドド、コケッ、ドスン!!!
形としては軽いジャンピングニーアタック!

...と書いているが、私はいつものようにこのときは舞台裏で息を潜めている。
舞台で何かが起きたと気づいたのは、凄いどよめきがあったからで、
ニーアタックのことを知ったのはメンバーが裏に帰ってきてからだった。
ひらひらふわふわのメタル兄さんが猛烈な勢いで激突してきた水野さんは
さぞかしビックリしたことだろう。

橘高さんは
「(水野の)手を踏んじゃったんじゃないかな、大丈夫かな、ホンマ大丈夫かな」
とえらく水野のことを気にされていた。
幸い、どこも怪我は無かった。もちろん橘高さんにも。

このように橘高さんは
何事にも非常に熱い...というか
「責任感」の強い方である。

筋肉少女帯としてこのプロジェクトに関わるからには
筋少オーディエンスの方にもがっかりしてほしくないし、楽しんでほしい。
そういう意識が非常に強く、そこらへんがギタリストとして自ら屍忌蛇さんに
コンタクトをとったり、という行動につながっている。
「アウェーインザライフ」プロジェクトとして本当にお世話になりました。

大千秋楽、ということで最後の最後のカーテンコール
(3回目だったか、4回目だったか)には水野の挨拶もあった。
何とか無事に幕を下ろすことができる安堵感と達成感で、うるっときていた水野。
この公演が終わったら母国に帰る影バンドのキーボード、
張張は号泣していた。
で、その隣にいた橘高さんも張張につられてうるっとしかけたらしい。
いい人だなー橘高さん。

というわけで「アウェーインザライフ」は何とか無事に、
終幕を迎えることができたのだった。

以前、もろもろの感謝はここに書きとめたので今更くどくどとは書きませんが、
改めてキャスト、スタッフ、
そして今回の舞台を支えてくださった
お客様のご支援に熱い感謝を。

アウェーなゲストを振り返る・その13

「アウェーインザライフ」をゲストで振り返る。
大阪上陸編でございます。

実質、大阪のゲストは筋少を除いて大阪在住の方に限られる。
東京からこれだけのためにゲストをお呼びするのは
いろいろな意味で相当に大変なのです...
筋少は大阪ライブとの合体でなんとか日程を確保できたのだけど。

ということで
初日は稲垣早希さん、
そしてダイアン、
さらに矢野・兵動。

というわけで大阪在住のよしもとお笑い組三連チャン、という塩梅。

稲垣さんはねえ、むちゃくちゃ礼儀正しかったんだよなぁ。
これは村上さんもそうだったのだけど、
お笑いの人、特によしもとの方は挨拶を始めとする礼儀に本当に
心を配る。
初めて筋少とキャスト陣が顔合わせした2月の記者会見のとき、
筋少とキャスト陣は控え室が別だったのだけど、
村上さんだけがわざわざ本番前に筋少の控え室を訪ねて
「森三中の村上です、よろしくお願いいたします」
と挨拶していたのが印象的だった。

その例に漏れず、稲垣さんも本当に心配りのある方。
すごく良い人だった。

当然、前半のコーナーでは物まねを披露。

で、今回ゲストが退場するときに木野さんが「カリオストロ」のネタで
「なんと気持ちのいい(ゲストの名前)なんだろう」
って晴れ晴れと言うシーンがある。
例えばオーケンなら
「なんと気持ちのいい大槻ケンヂなんだろう」みたいに。

稲垣さんの場合、惚流・アスカ・ラングレーとしての登場になるので、
木野さんが何て言ったらいいのか本番前にえらく迷われていた。
確か名前全部呼んだんだったかな。

そして翌日昼はダイアン、夜は矢野・兵動。

ダイアンは前半のコーナーで漫才を披露、
矢野・兵動は兵動さんの「すべらない話」。
矢野・兵動さんの場合は前半、矢野さんがこっそり客席のお客さんの
空気をうかがった上で、あえて漫才ではなく
「すべらない話」に決めたように記憶している。

フリーゾーンは1分半、という時間が決まっていて、
漫才をこの1分半に収めるのって実はかなり難しい。
そこらへん、ダイアンもさすがの腕でドカンドカン受けをとっていた。
これも舞台上で木野さんがかなりウケてた、という話を
後から聞いたんだよなぁ。裏だからやっぱり見れなかったけど。

これは非常に個人的な話になるんだけど、
大阪公演は舞台裏の構造上、ゲスト楽屋から舞台袖がすぐで
(ドアを出て10秒、という感じ)
ゲスト案内役としては安心だった。
BLITZはゲスト楽屋が3階の、わりと隔離されたようなとこにあって、
ちょっと不安だったのだ。

なんせこちとら案内役に関しては素人なので、
少し余裕を持って呼びに行きたい(早めに袖にスタンバイ)んだけど、
BLITZは袖が狭い。
あまり早めにスタンバイしてしまうと、
袖で早替えのために猛スピードで走るキャストにぶつかったり、
大道具を出すのに邪魔になったりする。

かといってギリギリは怖い。
ギリギリにお呼びして「あ、トイレ行ってからでもいいですか」とか
「あ、楽屋に○○忘れた!」みたいなことになる恐れは充分にある。
「トイレ、小はいいですけど大はダメです!」とか言えないし。
もちろんキャストは皆、自分がどのタイミングで袖にスタンバイしたら
良いのか熟知しているのでそーゆーことは基本無いのだけど、
その日一日のゲストは、全部こちらが指示してあげないといけない。

そーゆー意味では今回、筋少の曲が自分の中でわかりやすい
「きっかけ」になっていた。
例えば前半の場合、
「中学生からやり直せ!」が始まったらゲストの控え室に行き、
「おサル音頭」の途中でゲストと共に控え室を出て、
「蜘蛛の糸」の間、袖でスタンバイして、
曲が終わったら階段裏の位置につく、みたいな。
おかげで未だに「中学生からやり直せ!」のイントロを聞くと、
「あ、控え室行かなきゃ」という、
そわそわっとした気分になる。

大阪だとタイミングひとつ遅くてもOKで、
「おサル音頭」が始まったら楽屋に行く、みたいな。

更に、「おサル音頭」をやっている間は確実にゲストと移動中なので、
私は一度も「おサル」の後の
「プシュー!!!」というキャノン砲ネタを見ていない。
見たかったなぁ。

さて、次回は大千秋楽!

アウェーなゲストを振り返る・その12

脚本でキュウキュウだったので、久しぶりに更新。

「アウェーインザライフ」をゲストで振り返る。
赤坂BLITZ千秋楽は水木一郎さん。

今回のゲストの方々、いずれも本当にスペシャルな方々ばかりだったのだけど、
リハーサルのスタッフのテンションが一番高かったのがこの水木さん。
なんつっても、「マジンガーZ」をファンキーさんの生バンドで
披露してくださったのだ。

もはや言うまでもない兄貴節はリハから絶好調で、
リハ終わりで拍手が起きたものだった。
なんかこー「ありがとーございます!」って感じで。

この「マジンガーZ]、こちらとしてはカラオケで歌ってくだされば、
という感じでお話してたのだけど、
水木さんご本人から
「どうせだったら生バンドのほうが面白いよ!」
との熱いご提案を受け、ファンキーさんにバンド用アレンジをお願いした。

もちろんカラオケのほうが舞台の準備としてはだいぶ楽で、
生バンドを使う日はキャストもスタッフも1・3倍増しぐらいの
大変さになるのだけど、さすがに大変なりの効果がある。生音には。
特にこの「マジンガーZ]のときには、何だか知らんが舞台裏で聞いてて
ちょい泣けてくるものがあった。
なんだろうね、東京千秋楽ということもあったのかな。

水木さんご本人とは、
本当に昔...もう十数年も前...コサキンに水木さんがよくゲストで
出てくださってたときに顔は合わせていたのだけど、
ちゃんとお話するのははじめて。
でもきちんとこちらの顔を覚えてくださってたのに感激。

そしてこの日は東京の千秋楽。
だがしかし、スタッフは皆、バラシと大阪公演への積み込み作業で
いわゆる「打ち上げ」的なものは無し。
そーゆーものなのです、だから前日とかに打ち上げするのです。

私も一応、制作お手伝い的立場として
梱包だの荷物運びだのうんしょうんしょやったのだが、
何せ私だ。ただふらふらしてるだけで、むしろスタッフの足手まといに
なったやも。
水野美紀も旗揚げ公演のとき、スタッフに混じって角材運ぼうとして
さすがに「危ないからやめてください」的なこと言われてたが。

こうして東京公演を終えた「アウェーインザライフ」。
次回は大阪公演を振り返ります。


アウェーなゲストを振り返る・その11

「アウェーインザライフ」をゲストで振り返る。

まずはサンプラザ中野くん。
ご本人が「さん付けは勘弁」とのことなので敬称略にて。

今回のゲスト、基本的には筋少かプロペラ犬に何らかのご縁がある方を
お呼びした。言わずもがな、サンプラザ氏の場合はファンキーさんである。
確か、ファンキーさんのほうからゲストの候補として
「中野はどうですか?」
とご提案していただいた記憶がある。

バンドの場合、そのときそのときで人間関係がどうなっているか
部外者には計り知れない。
「元バンド」ともなればなおさらで、こちらとしては
ファンキーさんとサンプラザ氏の関係がどんな感じが全くわからないので
名前を出すのを控えてたのだけど、あっさりファンキーさんから名前が出て
ホッとした。

現場に入ったサンプラザ氏とファンキーさんの空気感も、
もはや私たちが勝手に気を使ったり遠慮したりするのがバカバカしいぐらいに
「普通」
だったのだ。

この「普通」というのは例えば筋少にも通じることで、
例えばオーケンと橘高さんの間の空気感なども、
私から見ればことのほか
「普通」である。
普通に冗談も言い合い、普通に気を使うべきは使い、
普通にほっておくべきところはほっておく。
もちろん音楽の制作現場ではもっとぴりぴりする瞬間もあるのだろうけど。

楽屋は別、顔を合わせても話もしない、みたいな関係
(バンドに限らず、お笑いコンビにもあります)
もこの世界には当たり前にあるのだけど、
少なくとも今の筋少に関してはものすごくメンバー間の関係が
程よい温度に保たれている気がする。
これは「アウェーインザライフ」でがっつり関わった一年近くを通して感じたことでもある。

話がそれました。
サンプラザ氏が前半で披露した曲は「旅人」。
有吉さんの再ブレイクを記念して、とのご本人のコメントつきだった。
(この曲は猿岩石の企画のテーマソングだった)

サンプラザ氏は何をやるにも非常に飲み込みが早いし、
後半の長台詞などもご自分の色に染めるのがうまくて、
こちらとしては凄く楽させてもらった。
大人なミュージシャンというものは素晴らしい。
オーケンも年齢的には充分大人なのだけど。
今思い返すに、やはりオーケンの日が一番心配だったな。

前、何かで書いたが、
オーケンがやることなすこと余りに心配で、
楽屋のドアの前で
「このドアは、ノブを回して押すと開くから」と説明して
「それぐらいわかるよ!」と言われた。
いやだって、一回押して引いて「む?」みたいになってたから。

次回は東京千秋楽・水木一郎さん!

※     ※     ※     ※     ※     ※     ※     ※

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【出演】
水野美紀
猫背椿
福田転球

【脚本】
楠野一郎

【演出】
倉持裕

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アウェーなゲストを振り返る・その10

「アウェーインザライフ」をゲストで振り返る。
今、何やかんや書き物があってスローペースでの更新にならざるをえない。
あっと言う間に7月も終わってしまうけど、
当分はこのペースでご容赦。

で、いよいよ筋肉少女帯の日。

どっから書きゃいいかわからないぐらいいろいろあるのだけど。
このゲストゾーン、当然「脚本」があり「台詞」がある。
他の部分に比べればだいぶアドリブが許されている、
というかアドリブも入るであろう前提で作られているのだけど、
展開上言わなければ進まない「台詞」はちゃんとある。

お笑いコンビの場合なんかは、こちらに明確な意図が無い限り、
台詞割り(誰がどの台詞を言うか)はご本人たちにまず任せた。
その上で、設楽さんみたいに明確な意図をもって台詞を割る方もいるし、
そこは割りと大雑把で、アドリブの部分で膨らませる人もいるし。

ただ、筋少の場合は逆にこちらに一任された。
まあ照れもあるのだろう、
「しょーがねえなぁ、台詞を渡されたからやるんだよ!」
というエクスキューズがあったほうがやりやすい、ということなのだと思う。
てゆーかもともとは、いわゆる「決め台詞」はオーケンに任せて
他のメンバーはもう少しアドリブでも良いかなと思ってたのだけど、
オーケンから
「僕は二回出ちゃったし、他のメンバーに台詞ふってよ」
という要望が出たのだった。

まあ確かに、そのほうが筋少4人いる意味もあるし。
本人的には他のメンバーの台詞聞いて笑いたかっただけかもしれないが。

というわけでメンバー4人に台詞を割り、ほんの少しだけスパイスを
加えた上でだいぶ前に送った。
みんな見事に予習してきてくれました。
その後のライブMCでもネタにされてましたが、一番熱心だったのは橘高さんで。
楽屋では「てにおは」の一つに至るまで
「え、どっちにするの?」とミーティングしていた。
劇団橘高の誕生である。
一言で言って、ほほえましい光景だった。

前半のゾーン、生演奏(橘高さん+本城さんの生ギター。なぜか内田さんは
IPADを持っていろんな画像を見せている)で披露されたのは
「ベティ・ブルーって呼んでよね」。

当たり前なのだけど、ギターが上手くてチビる。

そして、二回の出演を経て、ラストにはレナ(水野美紀)の唄う
「踊るダメ人間」に途中からオーケンが割り込んできて、
そのままメンバー共々乱入、という流れになった。
橘高さんは屍忌蛇さんからギターを貰ってギターで参加。
ここはほんと、今思い出しても鳥肌もので、
筋少ライブとも演劇とも違う異様な高揚感だった。

今思うと近いのはやっぱり「フェス」かもしれない。
「お祭り」であり「ごった煮」であり「予期せぬ化学反応」であり。
だって水野美紀とオーケンと村上さんとファンキーさんと木野さんとが
並んでいるステージ、三年前には全く想像できなかったし。
平たく言ってもカオス。

あとやっぱり、これはもー本当に今更なのだけど
「踊るダメ人間」いい曲。

そしてありがたかったのは、筋少メンバーが本当に楽しみながら
全面的に協力してくれたこと。
今思い出しても、楽屋から本番まで、笑いの絶えない日だった。

ちなみに、二回本番をやって今回に臨んだオーケンの、
他のメンバーへの本番前のアドバイスは
「階段が急だから本当に気をつけること」
いやマジで、あの階段怖いのよ。見た目より急で。
特に橘高さんがヒラヒラしてるのを自分で踏んづけてすっころびでも
した日にはいろんな意味でえらいことになる。
舞台裏にいた私としては、無事に4人が階段を下りれた時点で
かなりホッとしたものだった。

次回はサンプラザ中野くんと東京千秋楽の水木一郎さん!

アウェーなゲストを振り返る・その9

「アウェーインザライフ」をゲストで振り返る。
続いては森三中の大島さん。

これは黒沢さんにも言えることなのだけど、森三中ってみんなすごく真面目!
「そこはテキトーに」みたいな流した部分がないし、
大島さんもすごく手がかからなくてこちらとしてはやりやすかった。

お笑いの人って、「笑い」という繊細なものを扱っているだけに
普段はぴりぴりしていることも多いんだけど、
ことこの三人に関しては、全くそういう空気を持ち込まない。
こりゃ忙しいはずだ。だって仕事しやすいもの。

前半のフリーゾーンでは
「歯でりんごの皮を全て剥く」
という、「だから何?」という荒業を披露。
私はいつものように舞台裏でスタンバってたので見れなかったのだけど、
客席のどよめきからその力技っぷりが伝わってきた。

そしてその翌日はまた昼夜公演。
昼が森若香織さん。

森若さんは数日前に本番を見てくださったのだけど、
そのときからかなりテンションが上がっていた。
「本当に、身につまされるようでもう...」
と、このお話の肝である
「ガールズバンドのあれこれ」
にことのほか感情移入してくださったのだ。

特に森若さんは、まさにバンドブーム全盛期に筋少と同じ事務所。
これは橘高さんも言ってたのだけど、
中盤、「ワインライダー・フォーエバー」に乗せて
売れてしまったバンドに様々な仕事が舞い込んできて
わちゃわちゃになるあたりのシークエンスが
「まさにあんな感じだった」とのこと。

ご本人、これがまた気さくを絵に描いたような人で。
待っている間にバンドのあれこれの話なんかも聞かせてもらって
完全にリラックスしてしまった。私が。

前半のフリーゾーンでは「逢いにきて I NEED YOU」を生バンドで披露。
今更ながら贅沢だよなぁ。ほんとに。ありがたや。

そしてその日の夜は、いよいよ筋肉少女帯の登場と相成った。
その話は次回に。

アウェーなゲストを振り返る・その8

「アウェーインザライフ」をゲストでふりかえる。
続いては坂井真紀さんとROLLYさん。

この日は昼が坂井さんで夜がROLLYさんだったのだけど、
公演の中日で、土日4公演というハードスケジュール。
毎公演全てを出し尽くすキャストの消耗度もこの日がピークだったと思う。

「公演での消耗度」がイコール、「肉体の消耗度」だけではないと思う。
動かないのに精神的に大変な芝居はいっぱいある。
しかし、あの木野さんが大千秋楽の後にしみじみと
「よくぞ本当に、何もおきないで終わってくれた」
と語ってらっしゃったのだから、
「アウェー」のハードさは演劇の猛者にとっても想像を絶するものだった、
ということだろう。

そんな公演の中でも、この日は最もハードだった日。
ただでさえハードな公演の連続、しかも昼夜4公演を挟んでいる上に
昼と夜のゲストが別の方の場合、
「その都度、ゲスト部分のリハを本番前にやらなければいけない」
という事情がある。
ざっくり言うと、昼公演を終えて15分もしたら(劇場からお客様が全て出たら)
すぐに夜公演のリハをやらないと間に合わないのだ。
当然リハを終えたらすぐに化粧を直して着替えて本番。
というわけで、いまどき甲子園のエース投手でもこんな
ハードな連投はしないだろう、ぐらいの過酷さ。

幸いだったのは、この日の場合、昼の坂井真紀さんが
水野さんを始めとしたキャストとほとんど顔なじみで、
少なくとも「はじめまして」の緊張感からは無縁だったこと。
私個人も以前から知っているので、もろもろの段取り等、説明するにも
非常に楽だった。稽古場にも一度見に来てくれているし。

ただ本人的には前半で
「十数年前のデビュー曲を唄わされる」
という、そりゃまあこっぱずかしい事になったので、
その緊張感は相当あったようだったけど。
普通だったら絶対NGだよ。
それをやってくれたのは坂井さんの懐の深さ!ありがたい。

で、無事にこの昼公演を終えて...と書きたいところなのだが、
実は無事ではなかった。

この昼公演中に、まず、水野が喉から出血。
私は坂井さんの案内をしていたので現場は見てないのだが、
舞台裏がえらく緊迫した雰囲気になっていて、
スタッフさんに聞いたら「喉から血が出た」とのこと。
どの段階で、どの程度なのかは把握していないが、
水野はこの本番もお客様には悟られぬように勤め上げた。

そして本番中、村上さんが足に怪我をしてしまったのだ。
ほんのちょっとした事故なのだが、走れない状態で、
この日のみ急遽顕作さんがあの「ルームランナー」のシーンを
代わりにやったのだ。とっさの判断で。

で、昼公演終了後、二人は大急ぎで病院へ。
確か夜公演の本番20分前ぐらいに帰ってきて、
そのまま本番に入った。

幸い、村上さんは軽症で骨とかに異常はなかった。
水野も笑顔で帰ってきて、本当にホッとしたのを覚えている。

で、夜公演はROLLYさん。
ROLLYさんの白眉は、出てくる3シーン全てにゴージャスな衣装を
用意してきてくださったこと。

毎回、楽屋に迎えに行くたびに
とんでもない格好に着替えていて、
「おおお」と間抜けな声を上げてしまった。
ありがたきサービス精神である。

ちなみに、それを聞いた橘高さんが
「しまった、それ先にやられたか!」
と言っていた。
後にも先にも衣装3パターン用意してきたのはROLLYさんと橘高さんだけ
である。ある意味これぞロッカー。

ROLLYさんのど派手なパフォーマンスのおかげ
(前半では「恋のマジックポーション」を披露!)
もあって、夜公演も大いに盛り上がり、
無事に...じゃないけど、少なくともお客様にはネガティブな要素を見せることなく、
他の日と同じように楽しんでいただけた。

翌日は待望の休演日。
この日は「中打ち上げ」があったのだが、
さすがに水野も全く飲まず、早めに帰宅したようだった。
他のキャスト陣も皆そうで、唯一しんぺーさんだけが
最後までニコニコしながら飲んでいたが。

次回、また少しブランクがあくと思いますので
テキトーにお待ちを。


アウェーなゲストを振り返る・その7

「アウェーインザライフ」、ゲストを振り返って
思い出したことをつらつらと書いているのだけど、
今、ちょっと書かなきゃいけないものが目の前でぐりぐりしていて、
ここから少しペースが落ちるかもしれない。
ご容赦を。

さて。
ゲスト、7日目は二度目のオーケン。

この日のオーケンはさすがに二度目の余裕というか、
「もう台詞は大丈夫」的雰囲気をかもし出していて、
えらくリラックスしていた。
こないだ思いっきり段取り間違えたくせして、
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の典型的パターンといえる。

さすがに今回は大きな間違いはなかったように記憶している。

フリーゾーンでは曲を変えて
「日本印度化計画」をファンキーさんの影バンドで披露。
あ、これ改めて書いておくけど、今回のゲスト、生歌の人が
半分くらいいたのだけど、そのアレンジを全てやっていたファンキーさんも
えらい大変だったはず。

細かいところで言うと、カーテンコール。
「踊るダメ人間」をシスターロメロ(水野のボーカル)で披露するのだけど、
筋少およびオーケンがゲストの日は、ここでオーケンが曲の途中から
割り込んできて、最後はシスターロメロ+オーケンでの歌になる。
(オーケン以外のゲストの場合は、挨拶のみ)

このカーテンコール、
最初は「エンゲキロックだから立っちゃダメ」
ってことでお客様に座ってもらってたのだけど、
確かこのオーケンの日...もしかしたら前日の黒沢さんからだったかもしれないけど...
この日あたりから、カーテンコールでのお客様スタンディングが
始まったのだった。

アンケートやツイッターの感想を見ても、
「最後は立ちたい!」
という意見が非常に多かった。
つまり、かなり律儀にオープニングの「立っちゃダメ」を皆さん守ってくれてたのだ。

確かこの日あたりから、カーテンコール前のMCで
「スタンディングOK」が出たように記憶している。
もちろん、冷静かつ客観的に見ているお客様もいたとは思うけども、
結果としてラストはスタンディングOKで正解だったように思う。
舞台の中で「ダメジャンプ」が見れたのはなかなかにグッと来るものがあった。

さて、続いて8日目は昼夜ともにイケテツこと池田鉄洋さん。

イケテツさん、前半のフリーゾーンで何やるのかと思ってたんだけど、
なぜかオノヨーコの歌で気持ち悪く迫るというネタを披露。

なぜオノヨーコなのかは意味不明。

ただしこの日は偶然、市川しんぺーさんの誕生日だったこともあり、
夜公演のほうではオノヨーコを封印して、
しんぺーさんへのサプライズでケーキ登場、みたいなことをやったのだった。
まあこーゆー特殊な作品じゃないとなかなか無いことではある。

ここらへんも含めて、今回、ゲスト登場シーンでは
しんぺーさんが相手を務めなければいけなかった。
さらっと脚本どおりにいく人もいれば、
ガンガンいじってくる人(当然、イケテツさんはいじってくる)
もいて、それら全てのパターンをアドリブでうけなければいけなかった
しんぺーさん、かなり大変だったはず。

書いてて思い出したのだけど、
中打ち上げの日、酔っ払ったしんぺーさんが
「俺は昔、お笑いをやりたかったんだよねぇ」と仰っていた。
一番好きだったのはドリフで、
「俺は加藤茶、で、イケテツは志村けんなんだよねぇ」
と、なぜかしみじみと語っていて、なぜか納得させられてしまった。
ご本人ベロベロだったので全く覚えてないかと思うが。

次回は坂井真紀さん!

アウェーなゲストを振り返る・その6

「アウェーインザライフ」6日目のゲストは森三中の黒沢さん。

前半のフリーゾーンでは、言わずもがな、
千手観音かずこで「キューティーハニー」を披露してくれた。

んもーねえ、本当にねえ、
客席で見たかったよ私は。

で、その黒沢さん自身はというと、
非常に真面目、というかきちんとした人。
リハのときも含め、台詞の入り方が一番完璧だったのは黒沢さんだった。
それもただ単に「全部覚えてきました」というのではなく、
ちゃんと千手観音かずこのフィルターを通して
自分なりに消化してきてくださった。

お笑いの人であれミュージシャンであれ、
あの場でいきなりでてきて「台詞を言う」ということに関して
どこか「照れ」というか「お邪魔します感覚」のようなものが出てしまうのだけど、
(その照れを出さないために皆苦労していた)
一番堂々としていたのは黒沢さんだったように思う。

しかし、それはあくまで舞台上での話。
舞台裏ではこのうえなく腰が低い。

で、登場前に私が楽屋に呼びに行くのだけど、
そのときはまだ千手観音かずこではなく、黒沢かずこなのだ。
衣装はあのキラキラなのだけど、頭の...あれなんだ?カチューシャ?
みたいなキラキラをつけていない。

その時点ではすごく腰が低く、見ようによってはおどおどしているような
空気さえかもし出している。
で、その状態で袖にスタンバっている間はぶつぶつと
台詞を口の中で呟いているのだけど、
登場直前に私が「では行きましょう」と声をかけると、
「はい」と頭のカチューシャを装着する。
で、顔を上げるとそこに千手観音かずこがいるのだ。

カッコイイ。
その瞬間、黒沢さんは「OH!イッツ・ア・パーティータイム!」
の人になるのだ。

カチューシャをつけることで明らかに
お笑いスイッチが入る瞬間があって、
私は舞台裏で一人感動していたものだった。

さて、次回は2度目のオーケンからイケテツさん、まとめて。