「マイルドにしぬ」再放送

お知らせ。

プロペラ犬旗揚げ公演「マイルドにしぬ」
(作・楠野一郎 演出・入江雅人 出演・水野美紀 河原雅彦)
が11月にスカイパーフェクTV! 262ch 「シアター・テレビジョン」で再放送されます!

ちなみに【火曜日の演劇特集 ザ・役者プロデュース】というくくりになるらしく、
たぶん他の役者さんプロデュースものの舞台もいろいろやるのではと。
ちょーどね、「ジャージマン」直前ですし、もう1回去年の水野美紀の
暴走ぶりを見てみるのもよろしいかと。

放送予定は以下の通りです。

11月2日  21:00 
11月4日  10:00  19:00 
11月8日  12:00 
11月11日 14:30  23:30 
11月18日 07:00  16:30 
11月22日 10:30   
11月25日 12:00  21:00 
11月30日 16:00 

■詳細&番組に関するお問合せ:シアター・テレビジョンのHP
03-3552-6665(平日10時~18時)まで!

そーいえば、こないだ、河原さんが出演されてる「シャープさんフラットさん」の
ホワイトチームを見に行った。
まあ中身に関しては今更言うまでもなく、「すげーなぁ」の一言だったのだけど。
終演後、河原雅彦さんと少しだけお話したのだけど、ニコニコと、
あの悪ーい天使のような顔で微笑みながら
「今年は入江さんと見に行くよぉ~」と話していた。
あくまで「あえて、入江さんと二人で行くよ」のニュアンスが分かるだろうか。
怖い。
卒業した部活の先輩(頭が全く上がらない)が
「うぃーす」と部室に来る感じを想像してもらえれば良い。しかも二人して。
日村さんに見られるのとはまた別の意味でプレッシャーだ。

ふと思ったのだけど、プロペラ犬は基本、毎年別の方に演出と客演を
お願いするわけで、続ければ続けるほど、頭の上がらない先輩は増え続ける。
んで、毎年、「第二期先輩」とか「第三期先輩」とかがおのおの一緒に見に来る
のだとしたら、なかなかにマジで部活チックな感じがする。
んで、毎年、飲みながら「俺のときのプロペラ犬が一番良かった」みたいに
話してくれたら楽しいだろうなぁ。
と、今はまだ稽古前なので楽しいことを考える。

※      ※      ※      ※      ※

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プロペラ犬第2回公演『ジャージマン』

作        楠野 一郎
演  出     福原 充則
出  演     水野 美紀  設楽 統(バナナマン) 玉置 孝匡

公演日程     2008年11月27日(木)~12月4日(木)
会  場     赤坂RED/THEATER

開演時間     
11月27日(木) 19:30
11月28日(金) 19:30
11月29日(土) 14:00/19:30
11月30日(日) 14:00
12月 1日(月) 14:00(終演後【設楽統×水野美紀】のアフタートーク有り)
          19:30(終演後【玉置孝匡×水野美紀】のアフタートーク有り)
12月 2日(火) 19:30
12月 3日(水) 19:30
12月 4日(木) 14:00(追加)/19:30

料  金     5,300円(全席指定・消費税込)

追加公演チケット発売日  11月8日(土)

東京公演お問合せ     オフィス・REN  03-5829-8031
         
<大阪公演概要>

公演日程     2008年12月7日(日)~8日(月)
会  場     HEP HALL

開演時間     
12月7日(日) 14:00/18:00
12月8日(月) 14:00(追加)/18:30

料  金     5,300円(全席指定・消費税込)

追加公演・チケット発売日 11月8日(土) 

大阪公演お問合せ     HEP HALL 06-6366-3636

例えば「リーサル・ウェポン」のメル・ギブソンとか

現在、シアターテレビジョンでOA中の「マイルドにしぬ」の完パケが届いたので、見る。

以前ここに書いたとおり、シアテレさんが編集してくださったものに少しだけこちらの
意見を入れさせていただき(ほんとに少し、です)完成したもの。
ふむ。これが今スカパーとかで見れるわけですな。
映像で改めて流れてるのだと思うと、これはこれでまた舞台と違って感慨深い。

舞台のいいところは、(規模さえ欲張らなければ)
劇場さえ自分らのお金で押さえてしまえば、基本、何をやろうと自分らの勝手、
という点にある。
それに比べると、映画もTVも、映像の世界で「自分らの勝手」と居直れることは
まず無い。ある用意された「ワク」の中で何が自分にできるか、というのが
少なくとも作家にとっては重要になる。

例えるなら、舞台は持ち家、映像の世界は賃貸の部屋だ。
もちろん舞台も共同作業である以上、いろんな人の手を借り、頭脳を借り、
時間を借りて行うのだから実際にできあがるものは「100%自分らの勝手」
というわけではない。
いくら自分の持ち家だからって、何の気なしに火を放っては隣近所にも
大変な迷惑がかかる。

大体、持ち家といっても家族の手だけで家は出来ない。
できたとしたらそりゃかまくらだ。温かくなったらがぜん溶ける。
プロペラ犬はもうちょっとしっかりした施工の住居でありたい。溶ける家は困る。
かといって高級住宅である必要は全く無い。高級であろうとすると、また別の
負荷がかかってしまう。
いいなと思うのは、キャンピングカーみたいな持ち家だ。
自分たちの持ち物なんだけど、フットワークが軽い。どこにも行けて、どこにも住める。
言ってみれば、世界全部が自分の庭だ。
キャンピングカー、つーかトレーラーハウス?
アメリカ映画だとよくいる。砂漠に一人でトレーラーハウス。
でもなんか「キャンピングカー」のほうがテンション上がるな。

大体、楠野さんは昔からキャンピングカーに住むのが夢だったのだ。
免許持ってないけど、いいじゃないかキャンピングカー。
旅行はそんなしないけど、乗りたい住みたいキャンピングカー。
なんかもー、書いてても字が躍る。「キャン!ピング!カー!」って感じだ。

うちはあくまで「劇団」ではなく「たった二人のプロデュースユニット」だ。
どこかに柱を立てようと思ったら別のやり方があるはず。
ちょっと面白いキャンピングカー、それがいい。

あ、ちなみに、寝台列車も大好きです。って2回しか乗ったこと無いけど。
「横になりながら乗れるもの」が好きなのだなたぶん。

いよいよ3月ってことで

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以前もお知らせしたとおり、3月4日(火)からシアターテレビジョンにて
プロペラ犬旗揚げ公演「マイルドにしぬ」がオンエアされます。
3月の間、12~3回オンエアされるのかな?
んなわけで、久々に「マイルドにしぬ」の舞台写真から一枚。
水野美紀が、こう、なんか、出てこようとしてますが。
そこらへんはオンエアでご確認を。

ちなみにこれ、「舞台に魅せられた女優たち」という3月の企画の一環だそうで。
今、シアテレさんのHP行くと水野のキテレツな予告編が見れたりします。

さて、シアテレのHPにも必ず
「演劇ユニットを自らの手で立ち上げてしまった水野美紀」と書いてあるのですが。
なんつーか、ある種暴挙というか、事故すれすれというか、見せパンではないパンツが
見えてしまったというか。最後のよくわかんないけど。

ただ、独立後の水野美紀の仕事のチョイスの流れを考えると、
これは暴挙でも事故でもましてやパンチラでもなく、必然としかいいようがなく。
まずは「いただいた脚本を読んで、興味があったらお受けする」。
さらに進んで「やりたいことは、自分たちで(小さくても)城を築いて実現させる」。
しかし、このシンプルさを現在のこの世界で貫き通すことは本当に難しく。
それ相応のリスクを背負う覚悟と、強靭かつ軽やかな鎧を身に着けていないと、
あっと言う間にズタボロになってしまうわけで。

シンプルなことほど難しく、折れやすい。
きっとこれはこの世界だけでなく、
これはたぶんどの仕事でもそうだと思うのですが。

幸い、「マイルドにしぬ」は観劇いただいたお客様からは
「水野美紀はこれがやりたかったのか!!!なんだか生き生きしてる!」
とご好評をいただけました。ありがたいことです。
シンプルに「やりたいことをやってみよう」と立ち上げました。
シンプルに、嬉しいです。

今回の公演は、今のところ(というか、将来的にもほぼ確実に)DVDにはならない、と
思います。
水野的には出す気満々、DVDでもスパッツ全開永久保存上等、の姿勢だったのですが、
なんかこう、いろいろあるんですよ。使用している音楽の、あれがどうとかこれがどうとか。
ですので、ぜひこの機会にご覧いただけたらと水野ともども思っています。
お気に召すかどうかはなんとも言えませんが、
野に放たれた水野美紀の本性は、話のたねに一見の価値あり、と思います。

オンエア日程出ました

シアターテレビジョンでの「マイルドにしぬ」オンエア日程が決まりました!

ニュース欄にくわしく載せてますので、詳しくはそちらを見ていただくとして。
3月いっぱい、繰り返し何度もオンエアされますので
飽きるまでメロ様やら小池やら湖のバカやらお楽しみください。

ちなみに「舞台に魅せられた女優たち」という3月の特集の一環とのことで、
他に坂井真紀ちゃんの「ゆらめき」(ペンギンプルペイルパイルズ)等、
水野にゆかりあり&面白い舞台もオンエアされるようです。

犬の行方

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久々に「マイルドにしぬ」より、犬のぬいぐるみ。

こないだ、「マイルドにしぬ」のシアターテレビジョン用映像をチェックしていたとき、
ふと、この犬の行方が気になった。

基本、舞台で使った小道具や衣装などは水野が自宅に持って帰って保管しており、
たぶんこいつも水野家にあるんだろうなというのはわかっていたが、
ふっと行方が心配になって聞いてみた。
今は、水野家の愛犬ネロの遊び相手になっているらしい。
「遊び相手」というか、想像するに遊ばれっぱなしなのだろう。
寝技十段の柔術家にスパーリングでやりたい放題されてる小学生並みの
遊ばれぶりだろう。
たぶん、くっちゃくっちゃにされている。唾液とか、なんか犬汁で。

実はこの犬、もともと演出の入江さんが自宅から持ってきたもので、
(本番で使用したのは、それと同じのを買ってきた)
もともと「犬が遊ぶ用のぬいぐるみ」なのだ。つまり、舞台を経て本来の仕事に
戻っているということだ。
舞台の上でスポットライトを浴びたあの日のことを思い出に持ちつつ、
ネロ様の従順な遊び相手になってあげてほしい。それはそれでいい生涯だ。

あ、そういえばこの話は水野がちょこちょこインタビューとかで話してることなのだけど・・
愛犬「ネロ」の命名の理由は、水野が当時「マトリックス」を見て感動してた時期で。
犬の名前をつけるとき、
ネオのことを「ネロ」だと思ってて、うっかり「ネロ」にしてしまったらしい。
なんというか、水野美紀のざっくり加減を表す、いいエピソードではないかと思う。

まあ、「うっかり」や「ざっくり」ははまだいい。
楠野家で子供の頃飼っていた黄色いインコのことを、
姉は「黄ばみ」と名づけていた。

黄ばみって。

黄ばみって。

そんな名前って。

※     ※     ※     

プロペラ犬グッズ通販のお知らせです!

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水野がつけてるのは、
今回劇場で発売された缶バッジ、「かーぶまん」と「かーぶまん(怒)」。
もちろんこの缶バッジ二点とも、水野美紀画伯の手によるもの。
「マイルドにしぬ」のパンフの一番目立つところに登場したのに、
結局本編の芝居の中で全く触れられぬままに終わったという謎すぎるキャラクター、
「かーぶまん」の缶バッジ。拡大するとこんな感じです。

P1060238.JPG

そしてもうひとつ、こちらも水野美紀デザインによるプロペラ犬オリジナルTシャツ!
LサイズとSサイズは売り切れてしまい、残りはMサイズのみ。
こちらは色が二色。エンジとグレー、となってます。

このTシャツと、缶バッジニ点をセットにして3000円(税込み)+郵送料で販売いたします!
かーぶまん缶バッジに関してはたぶんこの在庫を売り切ったら最後になると思います。
劇場に足を運ぶことができなかった方、この機会にぜひ。

このTシャツ+缶バッジセットをご購入されたい方はまず、こちらまでメールをください!
こちらから詳細、お返事いたします!

プロペラ犬チェック!

シアターテレビジョンで3月にOAされる「マイルドにしぬ」の仮編集版が
上がってきたので、水野とともにチェック。

すでに相当なつかしい。
たった2ヶ月弱前のことだとはとても思えない。
年をまたいでいることもあるのだろうが、二人して見ながら笑うとかいうよりも、
なんだかじわーんと味わう感じ。

若干の編集ポイントをチェックし、今一度先方に返してほぼ「マイルドにしぬ」
オンエアバージョンは完成になるはず。
ちなみに、「編集」と言っても「水野がSEXSEX連発してるところにピーを入れる」
なんてな事ではなく、もっと微妙な微妙なところ。

今回は3台のカメラで舞台を押さえてもらってたのだが、
編集の仕方によって「見え方」が若干違うところがいろいろある。
例えば、どちらかが台詞を言っているとき、その「台詞を言っているほう」を映しているのか、
それとも「その台詞を聞いているほうを映している」のか、
あるいは「その二人の2ショットを映している」のか。
それ次第で、全然そのやりとりの見え方が違ってしまうのです。

例えば、水野が「SEX!」と言っている顔を押さえるのか、
「SEX!」と言われてただただ困惑している河原さんの顔を押さえるのか、
それとも、その二人の妙な距離感みたいなものを2ショットで押さえるのか。
まあSEXを例えに出すことも無いが、舞台を生で見ているときはお客さん一人一人が
自分の頭の中で自然にスイッチングしているカメラワークを、こちらで改めて
定義することになる。
そんな、ほんのちょっとした、でもすごく大事なあれこれの編集ポイントをチェックした。

舞台を生でご覧になった方はもちろん、
TVの画面で初めてご覧になる方にも楽しめるものにすべく、シアテレさんの協力を得て
ちょこちょこやっております。
お楽しみに。

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水野がつけてるのは、
今回劇場で発売された缶バッジ、「かーぶまん」と「かーぶまん(怒)」。
もちろんこの缶バッジ二点とも、水野美紀画伯の手によるもの。
「マイルドにしぬ」のパンフの一番目立つところに登場したのに、
結局本編の芝居の中で全く触れられぬままに終わったという謎すぎるキャラクター、
「かーぶまん」の缶バッジ。拡大するとこんな感じです。

P1060238.JPG

そしてもうひとつ、こちらも水野美紀デザインによるプロペラ犬オリジナルTシャツ!
LサイズとSサイズは売り切れてしまい、残りはMサイズのみ。
こちらは色が二色。エンジとグレー、となってます。

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違和

うう、寒い。
あんまり寒いんで、BGV代わりに「デイ・アフター・トゥモロー」を見ながら
書いている。あれね、映画のほうね。猛吹雪とか異常気象で超寒波、とかのあれ。
一瞬で人が棒アイスみたいにパリーン、と凍っちゃったりするやつ。
画面の中のこいつらにくらべりゃマシ、と思えて心がほかほかする。いや、しない。

こないだお知らせした「マイルドにしぬ」のシアターテレビジョンでのOAについて。
3月のOAに向け、そろそろ仮編集版ができる、とのこと。
それを今度水野とチェックするのだが、よく考えたら本人はたぶん初めて
「マイルドにしぬ」を見るのだなぁ。出てたしなぁ。

記録用の映像は残っていて、これは本人も見ているはずなのだが、
一番後ろの卓のところから広い画でずーっと撮っているだけなので、
なんとなくの雰囲気しかわからない。マイクを立ててるわけでもないので、
聞き取りずらいところもあるし。あくまで全体の雰囲気を掴むだけのもの。

自分が舞台の上で演技しているところを自分で見る、ってのはどんな感覚なんだろう。
まあ仕事柄、今更どーもこーもないのだろうが、
普通の人は自分の声を録音した奴を聞いただけで
「うひゃああああ、誰だこれ気持ちわるっ!」
となるもので。
それが自分のビジュアルも伴った日には、その違和感たるや
そうめんの中に入っているさくらんぼの缶詰に匹敵する。違和だ。違和すぎる。

そういえば、あの「自分の声」の違和感は、
普段「自分の声」として聞いている音は、あくまで
「自分の体の中で響いた音」だから、というのを昔聞いたことがある。
違和感も何も、周りの世界の人々からすれば、
「おまえ自身がどー感じてるか知らないけど、おまえの声はそんな感じなんだから、
受け入れて、その声でなんとかしていけよ」
ってことだ。
違和ってるのはおまえだけだ、ということだ。

うーむ、そう考えると、そんな「違和」を自分の中で抱えつつ、
他者の耳やら目やらにアジャストしていく役者さんという職業は、なかなかに凄い。
だって、自分が今出した声の感じとか、その瞬間にどう聞こえているかは
絶対に自分自身ではわからないわけだから。

大体、楠野さんは自分の声のボリューム調節すらきちんとできない。
水野と話しているときに、よく「声がでかい」と注意される。
自分自身は全く声がでかいつもりはなく、というか子供の頃からむしろ
声が小さいと思っていたのだが、水野には3ヶ月に1回ぐらい注意されるのだから、
でかいのだろう。
で、「声がでかい」と注意されるたびに軽く凹む。
いい大人が、酔ってもいないのに、自分の声のボリューム調整すらしっかり
できてないのだ。何をかいわんやだ。カイワンヤだ。ロシア系だ。

しかも、今思うと「声がでかい」と注意を受けるときに限って、大したことを言ってない。
うう、恥ずかしい。大したことを言ってないのに、みんなに聞こえてるじゃないか。
しかし、自分ではいつ声がでかくなってるか、ぴんと来ないのだ。
これに対する対策はただ一つ、いつ、不特定多数の人に聞かれてもOKなように、
普段からすべて、大したことオンリーで会話を進めることだ。無理だ。疲れる。

大体、さっきから大したこと書いてないじゃないか。
一体、何が書きたかったんだ俺よ。なんかいいこと書くつもりじゃなかったのか。
声どころか、本業の文筆業でさえ、ボリューム調整できてないんじゃないか?

あ、でも自分の声に違和感を感じたことはあっても、自分の書いたものに違和感を
感じたことは無い。
面白いつまらないはその時々であるが、自分の書いたものは自分以上に自分らしい、
と思える。
なんだかよくわからない結論だが、それはそれで良し。

テレビで見れます「マイルドにしぬ」。

プロペラ犬旗揚げ公演『マイルドにしぬ』が
3月にシアターテレビジョンにてOAされることになりました!

一応書いておきますと、シアターテレビジョン(略してシアテレ)は演劇ファンにはおなじみ。
いろんな舞台が見れる演劇専門チャンネルで、
スカパーか、あるいは一部のケーブルTVで見ることができます。
(詳しい視聴方法に関しては、こちらのシアテレHPでご確認をば)

赤坂公演の3日目にTVカメラが入ってたので、どっかでOAがあるであろうことは
なんとなーくバレてたとは思いますが・・・
今回、劇場に足を運ぶことができなかった方、
気付いたときにはすでに公演が終わっていたという方、
公演終了後のあれこれを見て「水野美紀、一体何したんだ?」となんだか
気になって仕方がない、という方・・・ぜひご覧いただければ、と思います。

で、これはちょくちょく聞かれてたことなのですが・・・
「DVDは発売しないのですか?」という件。
これ、現状、発売の予定はないのです。
というか、DVD、事実上無理なんですよー。今回に関しては。
別にもったいぶってるわけではさらさら無く・・・・うちも出したいのは山々なのですが・・
いろいろあるんですよねー、DVD化するためにクリアしなきゃいけないことが。
「今回に関しては」無理、ということでご理解いただければ、と。
2回目以降はわかりませーん。

OA日等、シアテレさんのHPで随時ご確認ください!

続きの始まり

honbango.JPG

「マイルドにしぬ」終演直後の風景。
置き去りにされた犬がなかなかにいい風情を醸し出しております。

さて。
千秋楽から2週間ちょいたちまして、2007年もあと数時間。
何はともあれ、水野美紀+楠野一郎が2006年春から
立ち上げて走り出したプロペラ犬、旗揚げ公演は成功と
言っていい評判をいただきました。ほんと、ありがたいことです。

つらつらと書き連ねていけばいつまでも書いていられるのですが、
一旦「マイルドにしぬ」総括に関してはこのへんで。きりのいいところですし。
まあ、このブログもプロペラ犬もずっと続きますんで、また何か思い出したら
その都度なんか書きますが。

我らが「プロペラ犬」は毎回、主演女優(水野美紀)と脚本(楠野一郎)を
除いては基本、そのときどきで「この人と物を創ってみたい!」という方々を
お招きして作るプロデュースユニット。
毎年毎年、この大変さが待っているのかと思うと身が引き締まる思い・・・
というか、楠野さん的にはすでに来年のことを思うとまったく正月気分に浸れません。
水野と楠野さんの間では、とっくの昔から来年の公演のあれこれに関して
話が始まっております。

演出・入江雅人さん、客演・河原雅彦さんを核にした今回の公演はこちらの
予想以上に愛されました。来年もメロ様が見たい、との声もたくさん頂きました。
しかし、これは水野もこないだのイベントで断言してましたが、来年の公演には
「メロ様」も「湖の女神」も登場しません。もちろん小池も、はさみ女も。
今回の公演の思い出を共有した3000人の方々の中でそれぞれのその後のストーリーを
好き勝手に想像していただくのが、正しい彼らの味わい方ではないかなと。
家に帰るまでが遠足。想像が続いてる間は観劇。そう思います。

まずはこのブログを借りて、改めて
今回の旗揚げ公演に足を運んでいただいたお客様、
演出・入江雅人さんと客演・河原さんをはじめとする今回のスタッフの皆様に
最大級の感謝を。
ありがとうございます。

今回の「マイルドにしぬ」はスルーしたけど、なんだかこのブログは見ているという
方もいらっしゃることでしょう。
来年もやります。11月に。楽しんでいただけるものを創ります。
今年はゾンビ。来年はあの方をお招きしてアレをやりたいと今ぼんやり思っています。

想像が始まったら、そこからが観劇。
水野美紀ともども、劇場でお待ちしています。

よいお年を。

「プロペラ犬」

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「マイルドにしぬ」よりラストのネタ、「プロペラ犬」。

このネタのみ、本番でタイトルを出さなかったのは単純にタイトルにネタバレの
要素が含まれているからで。
だったらタイトルを変えれば?というところですが、これに関してはこのタイトルしか
考えられない、ある意味この演劇ユニット「プロペラ犬」の立ち上げ宣言にも
近い話なので、この、まんまのタイトルになりました。

このネタに関しては、河原雅彦さんに尽きると思います。
いや、うちの旗揚げ公演なんだから水野美紀はどうなの、って話なのですが、
見た人なら納得していただけるでしょう、河原さんが素晴らしかった。

今回ねぇ、河原さんに本当に感謝してることはいろいろありますが、
何よりもまず、
ある意味「損な役回り」を舞台上で一手に引き受けてくださったことで。
旗揚げ公演として、水野美紀をいかにはじけさせるか、暴れさせるか、
ストレンジな人々になりきってもらうか・・・そこを突き詰めた結果、
相手役の河原さんにほとんど全てで「ツッコミ役」というか
「ヤバイ人の相手」
をつとめていただくことになり。
まあ、いわゆる「普通の人」です。普通の人の目線がないと、ストレンジな人々との
距離感が掴みにくくなってしまうので、なかなか笑えなくなる。

かといって、「普通の人」と「つまんない人」とは違う。
ここは重要です。
笑いの世界において、普通の人が「つまんない人」だと、ストレンジな人が
ただ単に「理解不能な人」以上にならない。
普通の人の中に、ストレンジな人を愛でる目線というか、ストレンジな人と
「遊ぶことができる余裕」みたいなものがないと、笑いにつながりにくい。
旗揚げ公演でこれができる人を二人で考えた結果の「河原さんしかないでしょ」でした。
実際に公演を終えてみて、そのチョイスは間違いではなかった、と。
本当に本当に感謝するばかりです、河原さんには。

河原さんというと、今までの舞台では基本、
「ストレンジな人」の側を演じることが多く。
その面白さを存分に知った上で、でも今回はあえて「普通の人」を演じてもらい。
なんだかねえ、そうすると、河原さんと水野の舞台上での関係が
「ヨーダとルーク・スカイウォーカー」みたいに見える瞬間があって。師匠と弟子。
師匠(ヨーダ)のほうは、いつでも抜ける刀(ライトセーバー)を懐に携えたまま、
あえてひょうひょうとした爺さんを装い、血気にはやるルークをたしなめつつ、
その力を引き出していく。
まあ実年齢はそんなに離れてない二人なので、河原さんをヨーダよばわりも
どうかと思いますが。

来年の第二回公演では、師たる河原さんも入江さんもいない、
また少し新しいプロペラ犬として皆様の前に現れるわけです。
旗揚げ公演とは違う、でも核になっている二人(水野、楠野)は第一回公演のあれこれを
糧にして、成長していないといけない。
というか、二人が成長できていれば、二回目の新しい座組の中でも、
また違った面白さを出せるはずで。
「マッドマックス」であっと言わせた後、
「マッドマックス2」で世界中の男子を狂喜させた
監督・ジョージ・ミラーと主演のメル・ギブソンのコンビのようにあれば、と。そう思います。

わかりづらいですな。わかる人はわかりますか。
見てない人は見てください。お正月にでも。
必ず1→2の順で。ぜひとも。