2007.12.30
[ 「マイルドにしぬ」 ]
「マイルドにしぬ」から、オープニングの「はさみ女」。の稽古。
正確に言うと、稽古休憩(向かって左手の引き戸を開けるとそこが稽古場)
のときに、水野美紀と河原雅彦さんが自主的に引き戸を使って稽古してたときの様子。
この稽古場、見てもらえるとなんとなくおわかりかと思いますが、ごく普通の住宅街の中に
普通に「稽古場です」って感じでありまして。
あれですね、稽古場というよりは町の空手道場とかの佇まいに近い。
そんな稽古場なので、近隣にお住まいの方にご迷惑をかけないように、というのが
第一の注意点。稽古場の中はともかく、稽古場の外で騒いだりしたら
いけませんよ、ということで。
稽古場の前には稽古場持ち主からの「一言もしゃべるな」という、
注意と言うよりは恫喝に近い張り紙が貼られており、なかなかにドキドキさせられます。
それにしても、ここの前を通りがかった人はどう思ったんだろうか?
なんだか引き戸に挟まってる女がいるなぁ、と思ったら、それが水野美紀で、
「うー、SEX!SEX!」と叫んでる。
三つ、順序良くびっくりしないとわけがわかんなくなっちゃうだろうなぁ。
白昼夢だと思われたかもしれない。
てか、このネタ見てない人には、この文章自体が謎だらけか。挟まってSEXSEXって。
なんだそれ。
一部で物議をかもしたこの「うー、SEX!」。
演出の入江さんが見本をやってみせてくれるのですが、これがスーパー面白い。
「うーSEX!」って言ってるだけなのに。前後ないのに。
水野もそれにならって「SEX!」
入江さんが見本の「SEX!」
水野が「SEX!」
入江さんが「SEX!」
水野が「SEX!」
入江さん「SEX!」
稀に見るくだらないオウム返し。平和だ。
ちなみに、私、楠野さんが好きなとこはド頭、河原さんが水野に最初の一言を
かけるまでのたっぷりとった「間」。
ボケ突っ込みの関係は、役者と演出家に似てると思うのですが、
あの「間」で、河原さんは舞台の上で、生の水野美紀を演出している感じがして。
「お、今日はひっぱってるなぁ」とか毎日微妙に違い、それがまたその日のテンションを
決めたりもして、毎回の楽しみでした。
2007.12.30
[ 「マイルドにしぬ」 ]
「マイルドにしぬ」から「writing man, working girl」の1カット。
スタッフの間では通称「書く男」。作家(脚本家)の話ですからね。
なんで水野が日本刀構えてるのか、って言われるとなんともいいようがありませんが。
稽古のときに軽く感動したのが、この日本刀の殺陣。
「例えば」って感じで水野が軽くスパッスパッてやってみるんですが、
それがすでにカッコいい!てか誰も何も指導してないのにできてる!
稽古場的には「まあ水野美紀だし、できるよな」って空気でしたが、
普通の女優さんであれば、そこで一から殺陣のイロハを稽古しなければいけないわけで。
そこをとっぱらって稽古が進められる、ってのはよく考えたらすごいことで。
「殺陣は普通に出来ますけど、で、どうしましょ?」みたいな水野美紀の空気も
なかなかにかっこいい。
殺陣はその後、入江さんの演出(入江さんもできるのです)を経て完成。
てか、入江さんも普通に殺陣ができる!これもすごい。
だって、わかんないですけど、世の演出家のうち、簡単にでも日本刀の殺陣が
作れる人ってどんぐらい?
三分の一は絶対いないでしょ。十人に一人ぐらい?もっと少ないか。
もちろん、殺陣をつける専門家が別に存在しているのだから、
演出家が殺陣をつけられなくても全く困らないのですが、
出演者二人、演出家一人のうち2人が殺陣を作れるってすごい確率だ。
さくさく殺陣を作っておりました。
むしろ時間をかけてたのが、その後、水野が河原さんを
フロントチョーク→スリーパー→マウント→腕ひしぎ十字固め→ヒールホールド
と決めまくる一連の流れ。
水野は基本、あんまり格闘技を知らないので
(アクションと実戦の格闘技は全く別物。水野はアクションのプロで、格闘技は素人)
格闘技好きの入江さん、河原さん、そして私楠野さんが寄ってたかって
「こうしたほうがスムーズに技に入れる」
「こう腰を浮かせたほうが決まっているように見える」などと指導。
このときだけは水野が言われるがままになっておりました。
ちなみに、やられる側の河原さんはこの一連の流れで一度、体力のピークを迎えるそうな。
確かになぁ、河原さん、脱ぐと白くてふにょふにょで、きしめんみたいな体だし。
赤坂公演6日間で10公演という強行軍、きつかったことでしょう。改めてお疲れ様でした。
でも毎晩飲むんだもの。休めばいいのに。
でも、河原さんが一日だけさすがに「酒抜き」したのに、水野はその日も飲みに行ってたし。
てか今書いてて気付いたんだけど、
大阪は当然毎晩飲んでたし、川崎も2公演とも終演後に飲んでたし、
もしかして水野さん、パーフェクトゲーム達成?
2007.12.29
[ 「マイルドにしぬ」 ]
出ましたよー。
今回の「マイルドにしぬ」で一番の問題作、「ぽこ」の1カット。
いやー、「ぽこ」に関して言うと、あんまり後から説明してもしょうがないかなとも
思うのですが、てか、内容に関しては「あれが全てです」としか言いようがないの
ですが。ご覧になった方々、それぞれの心の中に「ぽこ」は存在する、という
ことでよろしいんじゃないかと。
あとやっぱ「輪島のものまね」ですかね。水野がやった。
これも実は最初から脚本にあったわけではなく、ある台詞を入江さんが
「ちょっと輪島のモノマネでやってみて」
と演出したらなんだかえらい面白かったのがきっかけで。
今にして思えばですが、その台詞書いてるときに心のどこかで輪島のマネっぽく
書いてたような気もして。
その台詞は最終的に削られたのですが、輪島のマネは残った、と。
しかも最後のほうでは
「これがあったほうがマネに入りやすい」と、水野からの提案で
舞台の袖からジャージを投げてもらい、それを着る・・・という
「輪島のマネを生かすためのみの演出」も付け加えられ。
水野がこのかっこでジャージを羽織った日には、この人本当にどうなりたいんだろうと
皆が気にかけるのもやむなし、というビジュアルで。
まあ、気にかけられるまでもなく、こうなりたかったのですが。
今にして思えば、これを最初に書いたときになんとなく思ってたのは
「宮崎アニメの主人公みたいな精悍かつ正義感あふれる美少女」
みたいな人が大真面目にこれを語ってたら面白いなぁ、というイメージで。
ナウシカ、あるいはもののけ姫ですよ。
ご覧になった方は、そう思ってもう一度、「ぽこ」を頭の中で反芻してみたらもう一度
別の楽しみ方ができるかも。
もののけ姫が輪島のモノマネで「アシタカ!」ですよ。なんだそれ。
2007.12.28
[ 「マイルドにしぬ」 ]
メロ様もご愛用のプロペラ犬オリジナルTシャツ。
誰が見ても胸の犬ロゴが小さすぎることで評判をよんだこのTシャツと、
オリジナル缶バッジを来年、年明けからこのHPで通信販売します!
劇場での販売で売切れてしまったものもありますんで、
詳細は年明け・・・たぶん5日とか6日あたりに。このブログで。
2007.12.26
[ 「マイルドにしぬ」 ]
もし「マイルドにしぬ」を見てない人に
「一枚だけ、今回の舞台を象徴する写真を見せて!」
と言われたら、たぶんこれを見せると思う。そんな一枚。
「湖の女神」のワンショットです。
見てくださった方にとっては納得、見てない方には皆目どういう状況だかわからない、
というか「水野美紀は180人を前に一体何をしてるのか?」という
ざわざわした気持ちになること請け合いの一枚かと。
まあでも、今回撮った何百枚(千枚以上?)のあらゆる写真の中でも
水野美紀的には一番いい顔してるかと。
「湖の女神」は、実は最後の最後に急遽付け足されたネタ(てか、話)で。
当初、あの井戸を使った全く違う物語があったのですが、稽古を重ねて
内容が変質していくうちにどうも全体の流れからそぐわない感じになり、
かといってばっさりその物語を切るだけでは全体の尺が短すぎる恐れがあり。
そこで、あの井戸を使って、全く違う物語を急遽書きまして。
だって井戸作っちゃったんだもん。勿体無いんだもん。
で、えらい勢いで稽古を重ねて作り上げたのが、
あの「湖の女神」というわけです。
これが案外、というかことのほか受けました。
びっくりでした。いやほんとに。
アンケートや各所の感想でも「メロ様派」と「女神派」に二分されたぐらいで。
すごい二分ですよ、かたやゾンビ、かたや花柄スパッツ股全開の人だもの。
しかし、今回、水野美紀は一生でも一番「可愛い」という言葉を言われたのでは
と思えるぐらい、「女神」で可愛い可愛い言われてました。言われすぎてました。
間違いなく、30代突入以降では一番言われたのでは。
思いもしない副産物でした。
ちなみに、川崎公演を見てくださった古田新太さんは「ごつくて可愛い」と
仰ってたとか。
うーん、「ごつ可愛い」。なるほど。
確かに、ヴァンダレイ・シウバにもよくわからん可愛さを感じる瞬間があるし。
何はともあれ、水野美紀が今まで隠していた引き出しが派手にオープンされたのは
確実なようです。
2007.12.24
[ 「マイルドにしぬ」 ]
なんだかプロペラ犬でメリークリスマスっぽい画像はなかろうかと思い、
こんな秘蔵画像を一枚アップ。
これ、稽古場初期に撮った一枚で。
ヘアメイク(というかヅラ担当)の武井さんが持って来てくれたヅラの中にこれがあり、
こりゃもうかぶって撮るでしょ、ってことで撮ってみた、と。
確かねぇ、これ、「くさりもの」のメロさんのヅラ候補の一つだったんだよなぁ。
この時点で演出の入江さんからは漠然と「昔の女優っぽい、ゴージャスなヅラ」
という指示があっただけで、武井さんにいろいろ候補を持って来てもらって、
「さてどれにしようか」みたいな段階。
メロさん、この頭だったらどうなってただろ。アフロゾンビ。
ちなみに、この「とりあえず持ってきたヅラ」の中から、本当はズラを使わないはずだった
河原さんが「ちょっとこれかぶらせて」って言ってあの「小池」や「湖の女神」に翻弄される
男のヅラを決めた、という経緯もあり。
「かぶる」で思い出した。
今日水野がアップしたブログ。
映画の現場写真で、ひとつ、首が落ちた肩から上(の作り物)を頭の上に
つけてる人の写真があり。
たぶん、この上にすっぽり服を着るんだろうと思うのですが、楠野さん、この写真見て
「おおっ!頭にフカヒレが刺さってる!」
と。
「すげえな、フカヒレを武器にして闘う、高級食材バトルアクションか!見てぇ!」
と。思ってしまい。
水野が鎖の先にフカヒレがついたやつををぶんぶん振り回すのかと。
で、相手があわびでガシャーン、って受けて、キャビアで目潰しとかしてくるのかと。
んなわけはないわけで。そんなすっとんきょうな映画ではなさそうです。
水野のブログのコメントを見てみたら、
「帽子かぶってますね」
って普通に返してるコメントもいくつか。
帽子としてはかなり怖い。血が出てるよ、帽子から。
2007.12.21
[ 「マイルドにしぬ」 ]
出たばかりの「トップステージ」を見たら、
「マイルドにしぬ」のレポートが1ページ、写真とともに載っていた。
「テイクフライト」や「座頭市」のような大スケールの作品と並んで
1ページももらって載ってて、なんだか申し訳ないような。
5~6枚ほどの写真と共にレポートが載っているのだけど、
なぜか「メロ様」と「湖の女神」という、今回(ごく一部で)人気を二分した
キャラの写真はなく。なんだろう?演劇とは認めがたかったのだろうか?
その割には「ぽこ」の奇天烈どピンク衣装の水野は載ってるけど。
「マイルドにしぬ」でお客様から頂いたアンケートや、ネットでの評でよく
見た感想の中に
「水野美紀がふっきった演技を・・・云々」
というのがあった。
そういえば「あそこまでさせる演出がすごい」みたいな意見もあったかな。
水野、好きでやってただけなんですけどね。
例えば、「女神」の後半で、奇天烈なスパッツを履いた水野が、
土下座しながら三点倒立して、スパッツ全開で大股カパッと広げる芝居があって。
あれなんて、脚本に一行も書いてないどころか、演出の入江さんからの指示でもない。
河原さんからの提案でもない。
水野美紀が、好きで始めたんです。
稽古場でいきなりあれを始めたときは、確かに笑えるんですが、
楠野さんとしては「やんないほうがいいんじゃないか?」派で。
いや、稽古場で1回、三点倒立で首が「ぐにっ」ってなったことがあって。
曲がっちゃいけない方向に曲がって。
思わず「うああああっ」ってなったんですが、本人は平気な顔で「大丈夫大丈夫」。
それ見てやんわり「やんなくていいんじゃない?」って言ったのですが、
本人「大丈夫大丈夫」。
最後までやり通しました。
いやぁ、舞台の上で首が「ぐにっ」ってなったら、実際に怪我したかしないかじゃなくて、
その後全部笑えなくなっちゃうんですよね。てか、あそこで三点倒立しなきゃいけない
意味は特に無いし。
それが一番心配だったんですが、本人、稽古場で練習するうちに三点倒立が
どんどん上達。
後半の公演をご覧になった方なら目撃したとおり、ただ三点倒立するだけじゃもの足りなく
なって、股をカパッと広げてました。なぜだか「おー」と言われて拍手までされて。
楠野さん、うかつでした。
「やんないほうがいいんじゃない?」とか言うと、やつは意地でも「やる!」と言う
性格の奴なんです。水野美紀というのは。
他のあれもこれも、本人、「ふっきってやる」なんて重いものじゃなくて、
「やりたいからやる」だけなんですよ。そういう人なんですよ。
・・・とはいうものの、本人があまり「やりたくてやってる」空気が前面に出すぎちゃうと、
見てる側は逆にひいちゃうわけで。
そこらへん、河原さんの手綱のコントロールが見事でした。
河原さんの受け方のうまさで、いい具合に「水野の前のめり感」が笑いに
昇華されてました。
それを肌で感じたからこそ、水野もさらに前のめりにボケられた。
・・・ってこれ、完全にお笑いの分析だな。ま、いいか。
2007.12.20
[ 「マイルドにしぬ」 ]
「マイルドにしぬ」に関して、時系列で順を追って振り返っていこうと
思ったのですが、なんだかそれっておセンチな感じだなと思い、
あくまで思いだしたことからバラバラに振り返ることに。
いや~、だって「あの時、舞台裏では水野美紀のこんな熱い思いが・・・」
みたいな感じ、ちょっとどうかと思うし。時系列にそって舞台裏を描くと、
どうしてもこちらが想定する以上の「ドラマチック感」が出てしまうというか、
書き手の「ここでこう盛り上げたい」っていういやらしさがにじみ出てしまうので、
あえてこんな感じで。
まあ日記ですし。
少なくとも年内はまあ「振り返りモード」でもいいかなと思うので、
つらつらと。
今回の「マイルドにしぬ」。の中の一篇「くさりもの」。
たぶん、これはもう、たぶんとしか言えないのですが、女優さんが真剣にゾンビを
30分弱演じたのは、今まであんまりなかったんじゃないかと。
いや、もちろん演劇でも映像でも「ゾンビ」ネタはいくらでもありますし、
毎回役者さんは真剣にうーうーゾンビを演じてたと思うのですが、
「人がゾンビに襲われる」のではなく、あくまで「ゾンビ目線」の話で、
しかも演じるのが女優で、さらに演じるのが水野美紀、となると、これは
かなりレア度が高いかと。
ていうか、「ゾンビ目線」の話ってのがまず無いんですよね。
ゾンビものの基本として、「ゾンビは人間の肉を食らうという本能のみが残っていて、
思考能力は無い」っていうのがお約束なので。
ただこれって、あくまでジョージ・A・ロメロ先輩の一連の「~デッド」シリーズによって
なんとなく世界で体系化されたもので。
「別にゾンビが普通に喋ってもいいんじゃないかな」と思ったのがことの始まりで。
というか、普通に喋ったほうが話が転がるし。
だから、真剣にゾンビものを愛する方々からすると、不満があるかも、とは思います。
ゾンビというよりはバンパイアものに近い習性なので。メロさんは。
まあゾンビもバンパイアもいないんだからどっちでもいいか、って感じですが。
最初の脚本の段階では、もっと湿り気のある感じだったんですよ。
もっとブラックなとこもあったし。
それが稽古を重ねていき、どっかで弾けて
「これはゾンビコントって割り切ったほうが面白いのでは?」という入江さんの的確な判断、
さらにそれを確信させる水野と河原さんのミラクルコンビネーション(ぼけつっこみ)
がどんどんあの作品を作っていった、という感じです。
笑えたのは、水野が演じたゾンビ女優、メロさんがアイドルっぽい人気になったことで。
いや、最初からずーっと水野と楠野さんの間で不安だったのが
「ゾンビ=ホラーもの、気持ち悪い」みたいな感じでひかれるのはきついなぁ、ってことで。
んなことないんですよ、ゾンビってコメディと紙一重で愛嬌あるんですから。人食うだけで。
そこが今回、クリアできたのが一番ほっとしたところでした。
今気付いたんですけど、ゾンビかつ、ちとフランケンシュタインの怪物のペーソスも
入ってるかも、メロさん。
2007.12.15
[ 「マイルドにしぬ」 ]
昨日の千秋楽、ロビーで開かれた「プロペラ犬写真展」の一部。
前日に水野、楠野と水野のマネージャー氏が三人して切ったり貼ったり
ひーひー言いながらやっと作業し終えて、翌日劇場入りしてみたら
3分の一ぐらい床に落ちてて(テープの接着力若干弱し!)
なんだかもんのすごい不吉な感じで。
なんつーか、悪魔が通った後、というか。
もう1回貼りなおして、なんとか公開できました。ほっ。
ちなみに、この写真は全部スタッフさんがそれぞれ好きなのを持って帰って
くれました。
プロペラ犬は水野+楠野以外は毎回一旦リセットして臨んでいくため、
「マイルドにしぬ」での座組は、まさに一期一会のもの。
もちろん来年以降、また再びお仕事する機会もあると思いますが、
水野、楠野ともに演劇作りに関しては素人同然の二人を本当に
がっちり支えていただいた、とても素晴らしいスタッフさんでした。
「演劇作りに関して素人」で思い出したこと。
昨日の打ち上げにて。
お芝居では、スタッフさんや役者さん一人一人に主宰から感謝の言葉や
その方のエピソードとともに「大入り袋」を渡すのが
「打ち上げでの重要な盛り上がりポイント」となってます。
・・・「なってます」というか、水野から前日に「大入り袋を渡す段取りを
打ち合わせしよう」って言われて初めて知ったのですが。
楠野さんが経験した「カンコンキンシアター」でも毎年「大入り袋」は頂いてたのですが、
なんだか普通に廊下とかでプロデューサーさんに渡されてた記憶しかなく。
もちろんいただいて本当に嬉しいものなのですが、そんなイベント化されてた
事は一回も無く。
演劇とお笑い(カンコンキン)の違いだろうか?それとも、関根さんに何かのポリシーが?
まあとにかく、水野に話を聞いてみると、それはそれは大事なイベントらしく。
二人で大入り袋にスタッフさん一人ひとりのお名前を手書きして、
お渡しする順番も決めて。
そして当日。
「さあ、ここで大入り袋をお渡しします!」
「わ~」と盛り上がる打ち上げの席。なんということのない普通の居酒屋の一角が、
この瞬間だけは熱く盛り上がります。
で、いそいそと水野が最初に感謝の言葉と共にお渡ししようとしたのが
「河原雅彦さん!」
と、ここで一斉に「えー」のブーイング!え、なんでなんで?俺たち何かしでかした?
「俺が一番は無いでしょ~」と笑いながら河原さん。
なんつーか、今回で言えば河原さんとか入江さんとか、明らかに「盛り上がりポイント」に
なりそうな方は、終盤に持ってくるのが普通なのだとか。
なんだか、大入り袋の渡す順番にもセオリーがあるようで、水野と楠野さん以外はなんだか
全員それを分かっているようなのですよ!
あわてふためく主宰二人。だって、順番はパンフなどに載っているお名前の順にするのが
普通だと思っていた楠野さんが、何も考えず決めてしまってたので!
ふと隣を見ると、舞台の上ではあれだけ堂々としていた水野が
明らかに変な汗をかいている!おろおろしている!
そして「楠野、おまえ!!!」という責めるような目線をこちらに!!
目が、怖い!!!!
えー!俺が悪いの?俺ですか!?あ~~~あ~~~と楠野さんはこの時点ですっかり
意識が半濁に。
結局、入江さんが苦笑いしながら「しょーがないな~、ちょっと貸して。俺が順番
決めてあげるから」と40枚近い大入り袋を手に取り、吟味しながら
その場で順番を決めてくれました(汗)
・・・てなわけで、最後の最後まで入江さんに演出していただいたプロペラ犬でした。
しかも、最後の最後で、自分たち二人のぶんの大入り袋が用意されてないことが判明し、
(判明し、てか、自分らはあくまで出す側で、必要ないと思っていたのです。
楠野さんのミスです)
ここでまた「えー」「一番盛り上がるところなのにー」とブーイングを浴びる主宰二人(汗)
結局、二人で
「大入り袋があるという体で渡しあう」というなんだかおままごとみたいな形に。
まあ、そんなこんなも含めて「はじめてのおつかい」ならぬ
「はじめてのおしばい」として許してもらえました。
来年以降の課題です。いやマジで。
と、いうわけで、パンフには記載しましたが、
来年11月、
プロペラ犬第二回公演、やります!!!
もろもろ、決まり次第このHPで報告していきますのでお楽しみに!
2007.12.14
[ 「マイルドにしぬ」 ]
「マイルドにしぬ」千秋楽を終えて
全17ステージ、完走することができました!
まずは水野美紀ともども、最大級の感謝の意を・・・
本当に本当にありがとうございました!!!
全回満席、本当に充実したステージを送ることができました。
延長戦では今回の人気キャラ「メロ様」のサイン入り生写真を限定販売
させていただいたのですが、こちらの予想をはるかに上回るお客様に
ご購入いただき、二日続けて「売り切れ」ということになってしまいました。
お並びいただいたのにご購入が叶わなかったお客様には、ただただお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
あくまでこの「延長戦」に足を運んでいただいた方へのサービスとして
限定販売を決めた生写真ですので(たぶん、舞台写真を公演中に販売すること自体、
かなり異例ではないかと思います・・・)あまり大量にご用意できなかった旨、
ご理解いただければ、と思います。
もちろん、来年以降の参考にさせていただきます!
今回撮影した数々の写真は、今後、なんらかの形で公開していきます。
この公式ホームページはもちろん、他にも今あれこれ企画中です。
ちょっと面白い企画も進行中ですので、しばしお待ちを。
あ、そうそう、プロペラ犬は本公演を軸に、これからもいろいろやっていきます。
さしあたり下北での月イチイベントは早速17日にありますし、
このHPも続きます。当分はこのブログから最新情報を発信していきます!
・・・と、とりあえずはもろもろのご報告で。
これから何回かに渡って、ぽつぽつと「マイルドにしぬ」ふりかえっていきたいと思います。
まずはもう一度、
本当にありがとうございました!!
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