2008.06.16
[ 映画 ]
前回のブログ、今見直してみたら大間違いを発見!
「ウィンブルドン」はウッディ・アレンの映画じゃない!
てかアレンの映画は「マッチポイント」だ!
てか「マッチポイント」はワーキングタイトル作品じゃない!
てかワーキングタイトル作品なのは「ウィンブルドン」だ!(最初に戻る)
・・・というわけで、はずい。
何を得意げに「ウッディ・アレンもウィンブルドンで蘇ったし」なんだ俺よ。
てか、この一言さえなければ普通に成立してるのに。
頭の中で「マッチポイント」もワーキングタイトル作品って思い込みがあった上に
タイトル間違いしてるから、なんかこんな「どっから突っ込めばいいのか」みたいな
間違いになってしまいました。すみません!
ちなみに「ウィンブルドン」もなかなか面白いす。
こーゆー間違いって恥ずかしい。
「マッチポイント」を「ウィンブルドン」って言っちゃうのって、
子供の頃、先生に向かって「お母さん」って言っちゃったときの感覚だよなぁ。
あー、顔まっかっかだ。
2008.06.16
[ 映画 ]
「ショーン・オブ・ザ・デッド」のDVDがよーやく再発された!
たしか3年ぐらい前に発売されて、そのまんまほぼ廃盤状態だったのだ。ショーン。
なんせこんだけの傑作なのに、日本じゃ映画館で公開されてないのがそもそも
大問題なのだけど、初めて見たのがレンタルで、その後何度もレンタルで見て、
「さすがに買おうかな」と思ったときにはもう全然買えなくなってた。
「マイルドにしぬ」の前にも何度か見たから、たぶん6~7回は借りて見てる。
大好きなのに手が届かない、欲しいときには他人のもの・・・
なんつーか「ショーン」はそんな甘じょっぱい存在だったのだ。
で、今回、たぶん「ホット・ファズ」公開直前てこともあるのだろうけど
ようやくの再発!!!うひゃあっ!!!
というわけで早速購入。嬉しい。
これで、いつでも好きなときに奴を見放題なわけだ。うへへへ。
ちなみに、「ショーン」を作ったのは、イギリスの「ワーキング・タイトル」という製作会社。
ここは本当に作る映画のクオリティが安定していて、
エンタメでありつつ一癖ふた癖、という「何度も見たくなる映画」を必ず作る。
「ショーン~」以下、有名なとこでは「アバウト・ア・ボーイ」「ラブ・アクチュアリー」、
「ブリジット・ジョーンズの日記」「ウィンブルドン」他いろいろ。
脚本の(特にオリジナルものの)選定と練りこみの方向の正しさ、なんだろうなぁ。
ウッディ・アレンだって完全に「ウィンブルドン」で蘇ったしなぁ。
映画を見に行って、ど頭に「ワーキング・タイトル」のロゴが出たら、その映画に
まずはずれなし、と思ってOK。
ちなみに「ワーキング・タイトル」とは日本語でいうと「仮タイトル」のこと。
「仮タイトル」っていうよりもなんだかポジティブな感じがする。
なお、プロペラ犬のほうは、「ジャージマン」↓の本チラシ撮影に向けてあれやこれや準備中。
チラシのメーンビジュアルに関しては、水野がドラマ撮影の合間を縫って今いろいろ考え中。
しかも撮影日が、キャスト3人の初顔合わせにもなるので楽しみ。
2008.06.15
[ 映画 ]
先行公開でインディ・ジョーンズを見てきた。
楽しい!!!
いろんな意味で、楽しい。
後半の展開も含め、いろいろ楽しい。
もちろん旧作を見てなくても楽しめるんだけど、
リアルタイムで1作目「レイダース」から見てきたかどうかで、かなり
「楽しめ度」が違うかもしれない。
個人的には、歴代ヒロインの中で一番はまってたカレン・アレンの再登場&
予想をはるかに上回る活躍ぶりが嬉しかった。
いや、出るのは知ってたけど、カメオ的な扱いなんだろーなぁと思ってたから。
見てて改めて思ったのだけど、ちょっとしたアクション演出に
「インディ・ジョーンズ・タッチ」みたいな風情があるんだよなぁ。
「スター・ウォーズ」は、新作と旧作で別物っていうぐらい、全体の「風合い」
が変わっちゃったのだけど、そこらへんをキープしててくれたのは、
さすがスピルバーグ師匠、ってとこか。
※ ※ ※ ※
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2008.06.08
[ 映画 ]
明日のイベントの準備をしなきゃ、と思いながら、どうしても見たい映画があったので
見てきた。
橋口亮輔監督の久々の新作「ぐるりのこと。」だ。
結論からいうと、ほんっっっっとにいい映画!!!
日々、くしゃくしゃにされながらいっぱいいっぱいで生きている人たち・・・てか、
ほとんどの人はそうなんじゃないかと思うけど、
そんな人々の営みに対する視線がいい。
ただ温かいだけじゃないし、ことさらに共感を煽るような描写を避けてるんだけど、
見ててもう胸が痛くてたまらんシーンが数多くある。
にしても、主演のリリー・フランキーさん、いい役者すぎ!!
リリーさんというと、実は10年ちょい前に1年ほど一緒にラジオの仕事をしたことがある。
セイント・ギガという衛星ラジオ放送(っていうのかな、よくわかんない)の番組で、
パーソナリティーは内田有紀さん。今調べてみたら12年も前だった。
かなり変わった形で、自分とリリーさんが1週交代で構成をやるのだけど、
(つまり1週ごとに全くコーナーが変わる)
二人して競い合うようにイカレた企画をぶつけあって、それはそれは楽しかった。
リリーさんは当時からあの調子なので激しく面白い。
こちらも負けてなるものかと、どんどん狂気がエスカレートして、
スタジオに大量のハツカネズミをはなして放送したこととかあった。
大量のハツカネズミVSスーパーアイドル内田有紀。
さすがにそれは引かれた。あれは失敗だったなぁ。やむなし。
リリーさんとはもう10年以上も連絡とってないけど、未だに尊敬の対象だ。
※ ※ ※ ※
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2008.06.05
[ 映画 ]
水野美紀主演、辻本貴則監督の超バイオレンスアクション映画
「ハード・リベンジ、ミリー」を試写で見た。
以前から何度かここで書いたのだけど、「なんだかすごいことになっているらしい」
っていうのは聞いていて、かなり楽しみにしていた。
いやほんと、すごいことになってましたよ!水野美紀!
なんせプロペラ犬の相方なので、自分が褒めても説得力60%減という感じだと思うけど、
少なくとも「水野美紀のアクション映画」をずっと求めていた方は
これを見ずして他に何を見るのか!え、何を見るんですかー!?
ぐらいのことは言っていいと思う。
ここで書いた「すごいこと」というのは、水野のアクションが凄い、という意味だけではない。
これはもう、水野美紀にとっては最大級の褒め言葉だと思っているのだけど、
こういう作品をセレクトして出演する水野美紀のセンスは、
本当に志が大馬鹿で素晴らしい。
本当に信頼に足りうると思う。グレート。グミぐらいはあげてもいい。
「ミリー」を見て眉をひそめたり、ドン引きしたり、もしかしたら怒ったりする人もいるかもしれない。
そんだけ強烈なバイオレンス描写が連続する。
でも、ちょっと昔の日本映画はこーゆー「子供は真似しちゃだめ」な描写をふんだんに
含んでいたし、自分なんかはそれをドキドキしながら見て育った。
TVじゃ絶対に見られないものを見られるのが映画だったわけで、そーゆー意味では
とてもとても映画らしいといえる。
水野は去年の秋、「あの空をおぼえてる」でほんわか妊婦ママを演じた後、
すぐにプロペラ犬でゾンビだのイカレポンチ女だのを演じ、
その数日後に「ミリー」で金髪クールな復讐女を演じたことになる。これもすごい。
プロペラ犬とミリーの間は本当に2~3日で、現場に現れた水野は3週間の舞台公演の
後ということもあって激ヤセしてたという。(監督談)
ていうか、あの公演中にいつ台詞を覚えてたのだろう?毎晩、朝まで飲んでたのに!
おそるべし水野美紀の体力。
ちなみに、今日も水野は週一回のアクション稽古を5時間半たっぷりこなしていた。
途中から見に行ったら、日本刀の抜刀術の先生にいろいろ習っていたのだけど、
水野の持っている刀は(もちろん本物じゃないけど)普通の竹光よりかなり重いものを
使っていて、普通に構えているだけで手がぷるぷる震えてくるような代物。
そんなごっつい奴をぶんぶん振り回しながら、今日も稽古をしていた。
おそらく、このアクション稽古を重ねるうちに、やつは普通に強くなると思う。
アクション稽古後にそんな水野を捕まえ、もろもろプロペラ犬の打ち合わせ。
9日のイベントでのキャスト発表を前に、ちょこちょこ詰めなければいけないこともあり。
今年は誰が客演なのか、どう予想されてるのだろうか。
ずーっとプロペラ犬を追いかけてきてくださった方で、すごくカンの働く人なら
ぴんとくるかもしれない。あの人が、出てくれます。
※ ※ ※ ※ ※ ※
「プロペラ犬ひみつ集会VOL9」、ただ今抽選予約受付中です!
今回は3ヶ月ぶりの下北沢フリーファクトリー凱旋。
6月9日(月)の夜7時開場、7時30分開演になります。
今回のお客様は、拙者ムニエルの加藤啓さん!
そして今回はプロペラ犬第二回公演についてのあれやこれやを、
このイベントで初めて水野の口から発表します!
一体誰が演出で、誰との共演になるのか?タイトルは?
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2008.05.28
[ 映画 ]
言わずと知れたモンティ・パイソンの大傑作「ライフ・オブ・ブライアン」がDVD化。
たぶん初だと思う。
も~一も二もなく買って見た。もちろんビデオで何度も見てたのだけど。
中身に関しては、もはやどーもこーも言う必要のない、
コメディが達したマスターピースの一つなのだけど、
もんのすごいお得なのが、映像特典で、メンバー全員による脚本読み合わせ
っていうのが収録されてたこと。
なんと、映画全編、約2時間に渡る読み合わせが全て収録されているのだ。
脚本プラス画コンテをバックにした、彼らの音声のみなんだけど、
「これが読み合わせ?」っていうぐらい超絶的に演技の完成度が高い。
読み合わせって、一般的には初めて顔合わせした日に探り探りやるイメージなのだけど、
これはどうなのだろうか。すごすぎるぞ。
まあ、彼らの場合は演者かつ脚本家でもあるから、演技イメージのすり合わせは
それ以前の創作段階ですでに通過していることなのかもしれないけど、
すでにこの読みあわせだけでお金を払う価値がある。
もー、こんなの見たら(聞いたら)一応、笑いを生業とする仕事の末席にいる人間として、
ただただ呆然とするばかりだ。
しかも、実際に撮影に入ったのはこの1年後で、その1年を費やして脚本の直しをしたらしい。
てか、この時点でムチャクチャ面白いんだってのに。
物づくりの姿勢としてひたすら尊敬に値するし、それが許される環境を手に入れたのが
何よりすごい。
個人的にはなんだかんだ言ってモンティ・パイソンはベストスケッチ(コント)集である
「アンド・ナウ」が一番好きだったりするのだけど、
モンティ・パイソン未見の方はぜひ
「アンド・ナウ」→「ホーリー・グレイル」→「ライフ・オブ・ブライアン」の順で見ていただきたい。
ほんとぜひ、この順で。
※ ※ ※ ※
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2008.05.25
[ 映画 ]
ランボーを見てきた。
「最後の戦場」だ。
いやー、「映画秘宝」その他で噂は聞いてたものの、実際に見ると
思わずそのやり過ぎっぷりに笑ってしまいそうになるほどの過剰な
「人体破壊映画」っぷり。ってぷりぷり二回書いてしまったけど。
後半、ランボー先輩にスイッチが入ってからは、もう彼が何かするたびに
敵の人々が一瞬にして皆ユッケみたいなことになります。ぐっちゃぐっちゃ。
重機関銃で超至近距離にいる敵を撃ちまくったりした日には、ユッケを通り越して
ほぼおじやみたいになってるし。
ああ、もしかしたら「ブレインデッド」のクライマックス以来かも、このやりすぎ感は。
キネマ旬報の新作レビューコーナーでは初めて見る「全員星一つ(最低点)」
になってて、それはそれで笑った。
この映画はもう、好きか嫌いか、だけでいいでしょう。
私・楠野さんは好きです。
面白かったのは、よくある普通のアクション映画だと思って見に来たであろうカップルが
上映後に皆、なーんとも言えない空気を漂わせていたこと。
あれ見た後に、二人でご飯とか食うのかなぁ。きっと映画の話全然しないんだろうなぁ。
たぶん男のほうから「見ようよ」って言ったんだろうなぁ、こんな映画だと知らずに。愉快。
2008.05.14
[ 映画 ]
今製作中の007の新作の邦題が「007/慰めの報酬」に決まったそうだ。
と、今、ニュースで見た。
何でこれが話題になるかと言うと、007シリーズにおいて漢字の入った
サブタイトルになるのは、なんと20年ぶりのことらしい。
そーいや確かに最近ずーっと英語のまんまだった。
「ワールド・イズ・ノット・イナフ」とか「ダイ・アナザー・デイ」とか、作品を見ると
その意味がわかるんだけど、タイトルとして聞く限りは
「ワールドって入ってるから、なんとなくスケール大きそう」とか、
「ダイって入ってるから、なんかアクションぽい」
ぐらいのイメージしか一般のお客さんには伝わらない。そんなもんです。
ちなみに原題は「QUANTUM OF SOLACE」で、たぶんこれを直訳すると
「慰めの報酬」なんだと思う。
ちょっと不安だったので、今辞書で調べてみた。
ふむふむ。「SOLACE」は「慰め」。
で、「QUANTUM」は「分け前」とか「総量」という意味らしいので、完全に直訳、
というより少し意訳が入っている感じだ。
さずがに、「クォンタム・オブ・ソラス」では、ほとんどの日本人にとって1%もイメージ
が伝わらない。おまけに言いづらい。「ク」と「ォ」の間のあたりが特に言いづらい。
というわけで、20年ぶりの邦題ということになったのだろう。
「慰めの報酬」っていうタイトル自体がいいか悪いかは意見のわかれるところだと
思うが、なるべく日本オリジナルの邦題をつけようという姿勢自体は良いことだと思う。
昔は日本語の邦題が付く方が当たり前だったわけで、
「THE GREAT ESCAPE」を「大脱走」とか、シンプルではあるけど
最高のセンスでしょう。日本語の、俳句に通じるようなわびさびを感じる。
逆に「ジョーズ」なんかは、よくぞまあそのまんまタイトルにしたと思う。
直訳したら「アゴ」だもんなぁ。きっと配給会社の会議では「恐怖のアゴ」とか
「悪魔のアゴ」とか「アゴの襲撃」とか、いろいろ候補に挙がったことだろう。
日本じゃ未だにサメのことを英語でジョーズだと思ってる人が多いんじゃなかろか、
というぐらいジョーズという言葉は浸透した。
シンプルかつ、印象的、で、誰も耳にしたことの無い言葉。いいタイトルだと思う。
とかなんとか、つらつらとタイトルのことを考えているのは、
第二回公演のタイトルがまだ思い浮かばないからで。
どーしよっかなぁ。
ちなみに、邦画のタイトルで一番カッコいいと思うのは二つ。
「太陽を盗んだ男」と「復讐するは我にあり」。
語感といい、作品の内容を絶妙に言い表してる感じといい、最高。
こーゆーのがいいなぁ。
※ ※ ※ ※
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2008.05.12
[ 映画 ]
あー、「ホット・ファズ」早く見たい。
一応簡単に説明しておくと、「ホット・ファズ」というのは
「マイルドにしぬ」でもネタに使わせてもらった新世代ゾンビ映画の大傑作
「ショーン・オブ・ザ・デッド」の制作チーム(主演コンビも一緒!)による映画。
アメリカでは「ショーン~」に続いてヒットしたにも関わらず、日本ではつい最近まで
映画館での公開が全く決まっていなかった。
最近、こういう中規模の洋画(特にコメディ)は相当に興行が厳しいらしく、
「え、これも映画館で見れないの?これも?」という事が多い。
その流れの中で「ホット・ファズ」も哀れDVDスルーとなってしまうところだったのだけど、
有志の方たちの手による署名活動が実を結び、夏に映画館で見れることになったのだ。
こーゆーのは本当に嬉しいし、ちょっと熱い気持ちになる。
ちなみに、こちらのサイト
で、その日本公開に向けた活動の一部始終を見ることが出来ます。
まだ署名を受け付けてたので、私、楠野さんもさっき署名したばっかです。
まだ中身を見てないのであんまり語っちゃいけないけど、
漏れ伝わってくる話を聞く限り、「ホット・ファズ」も間違いなく面白そうだ。
このチームには、映画の先達への尊敬の念を込めた折り目正しさがあって、
「ショーン~」なんかは、その「意気」だけで泣けてくる。笑えるのに。
パロディーという言葉のゆるさだけでは収まりきれない・・・うーん、なんていうか、
子供が時間を忘れて興じる「ごっこ」の真剣さだ。
「ごっこ」って、子供にとって大マジでしょう。その世界の中のルールをきちんと構築して、
そこに則った上で、いかに真剣に遊べるか。ルールがきちんとしてないと、ぐだぐだに
なってすぐにつまらなくなる。
「ショーン~」は、もちろん「ゾンビ」、そしてジョージ・A・ロメロごっこだ。
それで結果的に、ゾンビものっていうジャンルをまた一つ進化させる映画になっている。
エドガー・ライトとサイモン・ペグはとってもとっても尊敬に値するクリエイターだと思う。
ほんと、「ショーン~」がなかったら、「マイルドにしぬ」はできてないと思うし。
で、今回の「ホット・ファズ」は、スーパー真剣な「刑事アクション映画ごっこ」らしい。
今年の夏、表で「インディ・ジョーンズ」を待ちわびながら、実は裏で「ホット・ファズ」に
とんでもなくそわそわしている。
ちなみに、パンフにも書いたのですが、
「マイルドにしぬ」で水野美紀が演じたゾンビ女優・桜井メロという役名は完全に
ジョージ・A・ロメロからいただいてます。
おかげで、水野もTV誌のアンケートでおすすめ映画に
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ドーン・オブ・ザ・デッド」「28週後・・・」と3本並べる
へんちくりんな女優になれました。
ありがとう、ロメロ師匠。
※ ※ ※ ※
プロペラ犬脚本家・楠野一郎へのお仕事のご依頼、
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2008.05.08
[ 映画 ]
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」がすごい。すごすぎ。
何がすごいって、約2時間40分あるんだけど、全く眠くも尻痛くも
「この後何食べようかな~」にもならない。
なんでかって、とんでもない&面白い緊張感がずーっと続いてるのだ。
電車の中で、行動が生物として面白すぎる人と同じ車両に乗り合わせてしまった緊張感
に通じる種類のそれだ。恐怖と、かみ殺した笑いの絶妙なブレンド。
笑いたいんだけど、笑ったらやばい、てか笑って目でもあった日には・・・
怖い。
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のダニエル・デイ・ルイスはまさにそれだ。
ああいう類の体験を、お金を払って、安全な形で楽しめる体験型アトラクション。
そう思うと、とても楽しめる映画じゃないかと思う。
にしても、ポール・トーマス・アンダーソン監督(略してPTA)もすごいわ。
「マグノリア」も「ブギーナイツ」も大好きなのだけど、この人の作る映画は毎回、
平熱が異常に高いのだ。今回はとりわけ高い。2時間40分、ずっと大型犬を
抱きしめてるようだ。熱い上に怖い。
画面の中で起きているのは背筋が凍るようなことで、
それをあくまで「神の視点」でフラットに切り取っているのに、与える印象は異常に熱い。
そういう意味ではキューブリック作品に近いかも。
終わり方なんてまさにキューブリックっぽい。
あ、この終わり方は、いい舞台の暗転の感覚にも近い。ポツドールの作品とか。
さらに言ってしまえば、すごくよくできた、2時間40分の長さの落語の終わり方だ。
最後のダニエル・デイ・ルイスの一言なんて、あれ、落語の「下げ」ですよ。
とか書いてたら、地震!
地震も怖いよ。
世の中、いろいろ怖い。