映画秘宝

今日は水野美紀が参加している恒例のアクション稽古、通称
「アクション研究会」(略してアク研)の見学に行ってきた。

アク研とは、俳優・虎牙光輝さんが主宰している、アクション俳優さんやスタントマンさんの
内輪の稽古。内輪とはいうものの、今日は男女合わせてざっと15名以上のメンバーが
参加していて、某柔道場を借りている稽古場はかなりの賑わい。
稽古は12時から6時まで、軽い休憩を挟みつつとはいえ6時間にも及び。
今日はこのブログのために画像つきでレポートすべし!と小さな責任感を
胸に稽古場へ行った。

で、写真もたくさん撮った。
動画も押さえた。(これはいつかひみつ集会で紹介するかも)
しかし!肝心のデジカメのバッテリーが上がり、しかもバッテリーを充電するやつが
部屋中探しても見つからないの。甘えてもしょうがない。見つからない。
ううう。買わなきゃ。
というわけで、画像つきの詳しいレポートはまた明日以降に。しばしお待ちを。

そして今日は「映画秘宝」の発売日でもあった。
真木よう子さんが表紙の今月号は、
オーケンこと大槻ケンヂ氏の対談コーナーに水野がゲストで登場。
あと、夏の映画紹介で「さそり」にもちらりと触れているので、水野に興味がある方は
買って損のない号だと思う。

特にオーケンと水野の対談は、映画の話からプロペラ犬の話へとつながり、
特にこのブログを読んでくださってる方には面白い話がいろいろ出てくる。
てか、後半にガンガン私こと楠野の名前が出てくる。はずい。
前も書いたけど、オーケンはざっと20年近く前にオールナイトニッポンをやって以来の
知り合いなのだ。てか、個人的にはこの業界に入って初めて出来た趣味の近い友人だ。
友人のわりにここ5年くらい全く連絡しなくなっちゃったけど、だって携帯の番号
なくしちゃったんだもの。
そしたら水野がオーケンに対談で会うというので、ここぞとばかりに
「オーケンに連絡くれって言っておいて!」と懇願した。
おかげでこないだメールが来た。
いやーよかった。ありがとう映画秘宝さん。毎月買ってます。プロペラ犬もよろしく。
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快快から「まどろみ」へ、そして大事件!

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こちら、ただ今王子小劇場で「ジンジャーに乗って」公演中の快快(ファイファイ)
グッズ「ファイファイファイル」。
昨日、水野美紀とともに公演後のアフタートークにお招きしていただきました。
アフタートークはさておき、とにかく、まず、オモシロイッ!!!快快っ!!!

25日まで公演があるんですけど、
いやぁ、これねぇ、ほんっと刺激になりますわ。
なんだろうこの自由さ。そしてオモシロ&カッコいい。
で、これはもしかして演劇を見慣れた人よりも、小学生とか中学生とかが
見たほうがシンプルに「びっくり体験」として楽しめるんじゃないかと。
舞台や演劇にまつわる「声を潜めて鑑賞する」という息苦しさとは無縁の、
風通しの良さ。何より演じている彼ら自身が一番楽しんでいるし。

「プロペラ犬」と「快快」っていう、全く違う入り口からたまたま「舞台」っていう
ステージで出会った二つのグループ、ほんとに成り立ちも構成者の年齢も
全然違うんだけど、ほんと出会えて感謝感謝。
うちも頑張らないとなぁ。
あ、毎日当日券出るみたいですよ。

終演後、アフタートークは(たぶん)無難に終え、
快快のリーダー、北川さんとちょっとお話。
「メロさんまた今年も出してくださいよ~」とせがまれる。
メロさん、ほんっとに年下の女子に人気有るわ。

その後、そのまま池袋のあうるすぽっとに移動して玉置孝匡さんも出ている
「まどろみ」(倉持裕さん脚本、演出)を見る。
こちらはこちらで、また刺激的。
見た目は快快と正反対のところにあるのだけど、
「見る」「理解しようとする」「解釈しようとする」のではなく、
「体験する」「巻き込まれる」「感じる」舞台の面白さ、という意味では同じかも。
玉置さんの役が○○で、「それで最近髪を伸ばしてたのか!」と納得。

で、終演後に高山のえみさんも交えて一緒に飲む。
相変わらずのえみさんに「幼少期に土と葉っぱを食べてた男」として
面白がられた。俺の売りはそれだけではないのだが。

なんだかんだで朝5時まで飲み、
ウォッカトニックをたらふく食らって、いい感じで店を出たら台風のような雨&風。
それぞれ別れてタクシーを拾い、「ああ今日の舞台は面白かったなぁ」と
ご機嫌で家に帰った・・・はずだったのだけど。
そこで事件は起きた。

えっとねぇ、あのねぇ、
タクシー、事故りましたっ
てへっ!

いや違う、「てへ」ではない。
本当に、タクシーが事故っちゃったのだ。
右折しようとするこちらのタクシー。
後部座席に乗っている私、楠野さん。
で、ふっと横を見ると、なんだか向こうから猛スピードでタクシーが直進してくる。こっちに。
その瞬間、
「あ、俺、死ぬかも」
と思った。
いや、ウォッカトニック効果か、その瞬間は「ぎゃー」でも「うわ~!」でもなく、
なんか悟りの境地で、恐怖心全くなく。
「ドガアァン!!」という、アクション映画でしか聞いたことのない音&衝撃。
こっちのタクシーの横っ腹に突っ込まれたのだ。

とりあえず怪我は全くなかったのでこうやってここに書けるのだけど、
いやほんと、何もなくてよかった。
車は怖いよー。みんな気をつけてください。

で、おまわりさんが来た。
現場検証みたいなことをやっている間、証人として車内で30分ほど待ってたのだけど、
待っているうちになんだか酔いがどんどん回って気持ち悪くなってしまい。
ドアを開けて頭だけ出して「おえっ」ってちょい吐いたら、そこにおまわりさん来て
「大丈夫ですか!?救急車呼びましょうか?」って言われて、
なんだかもー、恥ずかしいやらなんやら。すんません、事故のせいではございません。

いやほんと、人生、どのタイミングで何があるかわからない。ほんとに。

モダンスイマーズ

オフオフシアターに、モダンスイマーズの新作「夜光ホテル」を見に行った。

一応書いておくと、オフオフシアターというのは、シモキタの中でも相当に
小劇場らしい小劇場。キャパたぶん80弱ほどのはず。
当日券狙いで行ったら、なんとかゲットできたものの最前列の桟敷席(座布団)の
しかもど真ん中。オフオフの桟敷席はほんと、目の前30センチで芝居が展開される。
もうほぼ、芝居と言うより家庭の一こまだ。というか、うちの母親とだってこんな近くで
接することは滅多にない。
そういう意味では家庭を超えている。オーバー・ザ・ファミリーだ。それは一体なんだ。
芝居の途中で、(たぶん)舞台の上のどなたかのお腹が「ぐー」となる音が聞こえた。
なんだか得した気分。なんだか。

そー言えば、昨日から王子小劇場では小指値改め快快の新作
「ジンジャーに乗って」がスタート。
さらに池袋のあうるすぽっとでは玉置孝匡さんが出ている「まどろみ」
(ペンギンプルペイルパイルズの倉持裕さん作演出)が始まった。
両方とも見なきゃ。見たい。
というか、快快のほうは19日にアフタートークに出なきゃ。わぁ。

ちなみに19日は月曜日。しかも15時からの昼公演。
平日のお昼にわざわざ足を運んでくださるお客様のありがたみを考えると、
果たしてこんな落ち着きのない男が公演後にトークしていいものかどうか。
お呼ばれしたからには、多少なりとも「おまけ」としておまけなりに、ちっとはお得感の
あるトークをできたらと思ってます。
プロペラ犬の第二回公演に関して、ちょっとぽろっと話しちゃうかも。

関根さんに会う

ひっさびさに事務所に行った。

基本、事務所に顔を出すことはあんまりない。
作家と言う仕事柄、事務所に行くようなことがないし、本当に年に数えるほどという感じ。
作家と言うのは、事務所に所属してても基本的にはそれぞれが「個人経営」
みたいなところがある。
かくいう私、楠野さんの場合はさらにその個人経営感覚を進めて
「プロペラ犬」というユニットを勝手に立ち上げてしまった。

もちろん、事務所に迷惑がかからぬように、自分らで金銭面その他のリスクは全て
背負うことにして、そのかわり、好き勝手にやらせてもらうという自由を貰った。
おかげさまで、好き放題にやらせてもらっている。ありがたいことです。

今日もちょっとした野暮用で、済ませたら帰るつもりだったのだけど、
今日は少しだけ長居した。
事務所の方に、近所の洋食屋さんでご飯をご馳走になって帰ってきてみたら、
珍しく関根さんが事務所にいた。関根さんの顔を見るのは半年ぶりくらいだ。

この場合、関根さんとは関根勤さんである。
関根さんとは同じ事務所で・・・というか、23年前、高3だった楠野さんに
「作家にならない?」と声をかけてくださったのが関根さん。
一般にいう師匠と弟子の関係とはちょっと違うが、ものすごく大切な恩人だ。
関根さんだけは裏切れない、といつも思う。こんないい人いないからだ。

関根さんとはどんな人か。こんなエピソードがある。
あれは確か12年くらい前。まだ日本で総合格闘技が今のように定着してない頃。
アメリカで「アルティメット・ファイティング」という総合格闘技大会が開かれ、
格闘技ファンの間ですんごく話題になっていた。
有名なグレイシー兄弟はこの大会から生まれた。
今のように地上波で格闘技が見られるなんていうことはありえず、一部マニアの
間でのみビデオ(海外で撮ったものをダビングして、誰かマニアが輸入したもの)
がやりとりされている・・・そんな時代だった。

関根さんからある日、
「楠野~!アルティメットのビデオ手に入れたから一緒に見よう」と電話があった。
エロ本を手に入れた田舎の中学生と基本的には変わらぬテンションである。
遅れたが、私、楠野さんも格闘技大好きで、関根さんと会うと必ず格闘技の話になる。
一もに二もなくOKした。

その夜、関根さんがうちにやってきた。
普通なら、缶ビールでも持ってやってくる。
しかし関根さんはアルコールがダメだ。
なので、袋に入ったせんべいを持ってやってきた。
いまどき、小学5年生だってもう少しアダルトな物を持ち寄って家に集まるのではないか。
袋菓子って。

で、いい大人二人、格闘技のビデオを見て「すげっ!」「うあああっ!なんすか今の技!」
とか言いながら、せんべいをぼりぼりつまんだ。

あっという間に時間は過ぎ、24時近くになった。
関根さんが突然、「あ、楠野、そろそろ帰らないと」と言い出した。
翌朝の仕事が早いのかなとでも思ったら、違った。
「だって終電に間に合わないから」と関根さん。
えーっ!電車乗って来てたんすか!終電って!

なぜかその日、関根さんは車ではなく電車で来てたのだ。
繰り返すが、せいぜい12年ぐらい前の話だ。
関根さんには地位もお金もマイカーも免許も十分にある。
でも、そーゆー人なのだ。関根さんは。
慌てて、二人して駅まで走った。10分ちょい。
何とか間に合い、関根さんは「じゃあ!」と笑顔で言って改札に消えていった。
完全に行動が中学生だ。というか、いまどきのすれた中学生よりはるかに
中学生だ。

関根さんは、それからもずーっと変わっていない。
今日も、豆みたいなものをぽりぽり食べながら、東方神起がいかに素晴らしいかについて
ものすごく熱っぽく語っていた。
最近、東方神起のメンバーになる妄想をするそうだ。
「メンバーの中で、ちょうど真ん中の年齢で入りたいんだよ」と関根さん。
「どうしてですか」と俺。
「一番上とか一番下だと、余計な気を使われるだろ?だから真ん中で、彼らの
潤滑油になりたいんだよ。で、疲れてたらマッサージをしてあげて・・・」
と、真剣な顔で語っていた。真剣に、潤滑油になりたいらしい。
尊敬の念をこめて、最大級の褒め言葉として書くが、
相変わらず狂っててほんと、すごいなぁ。

ちなみに、今日は夏のカンコンキンシアターの打ち合わせで事務所に来てたらしい。
そっかぁ、そんな季節だなぁ。
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ホイラー師弟

私、楠野さんは家で同じ物ばっか食べる悪い癖がある。

最近はドライフルーツの入ったグラノーラを毎朝食べている。
ツナ缶とキムチを混ぜたものばっか食べてたときもあるし、
フルーチェに目の色を変えていた時期もあった。
こう並べてなんとなくおわかりかと思うが、共通点はほぼ調理いらずということにある。
注ぐ、混ぜる、食べる。なんかもう、これでいっぱいいっぱいだ。
火を使うなんていう文明的なことは、楠野さんのレシピにはほとんど無い。
キッチンにおいてはほぼ原始人と言ってもいい。

しかし、一回だけ、ほんの少し「調理的な」ものに凝っていた時期があった。
それが【ホイル焼き】だ。

正確には【ホイル蒸し】。
肉でも魚でも野菜でも、たれと一緒にホイルに包んで、フライパンを使って
(当然、お湯を張って)そのまま蒸し焼きにするのだ。
一時期、家で何か食べたいときは毎回これを作ってもさもさ食べていた。

これのいいところは、なんと言っても簡単かつ洗い物が出ない所にある。
魚は鮭をよく使ってた。肉は豚か鳥。市販のギョーザやつみれを使ったことも。
野菜はそれこそ何でも有り。キャベツが好きなのでキャベツが多かった。
たれは、何でもいい。
よく使ってたのは出し入りの味噌で、いわゆるちゃんちゃん焼き風になる。
あとはキムチの素とか、すき焼きのたれとか、トマトソースも使ったっけ。
基本、これをかけてホイル焼きにすると、まあ間違いなくまずくなることが無い。
まずくなりようが無いのだ。だって何もしてないんだもん。
蒸し焼きだから味は逃げないし、栄養価も逃げない。
かぶと虫を入れてみようとか、よっぽどの冒険をしようとしない限り、
ホイル焼きに失敗は無い。

そんな話を、先日、打ち合わせの後に水野にした。
どういうわけだか料理の話になったのだ。
こないだのカレー対決でも証明されたとおり、水野はあれで案外料理上手であり、
それなりに凝ったものも作れるらしい。そんな人間にとってホイル焼きなど、
赤子の手をひねるようなものだ、って若干使い方が違うが、とにかく簡単すぎる。
「ふーん、私も今度やってみようかな」と水野は言っていた。
気を使って話を合わせてるのだと思った。

で、ついさっき、プロペラ犬の件で水野に電話したところ、
「あ、そうそう、今日、ホイル焼きしたよ!」と弾んだ声で言っていた。
「おいしかったよ!」と。
まさか、水野にレシピを伝授する日が来るとは思わなかった。

水野版ホイル焼きは、ムール貝を入れて、オリーブオイル等で味付けしたそうだ。
わー!進化してる!てか何それ!ムール貝!オリーブオイル!
そんなグルメなものをホイルで包んだことはございません!
俺がホイルしたもので一番グルメなものは、真鱈だ。真鱈がギリだ。
悔しい。ホイラー師匠として、一日で弟子に追い越されてしまった。くぅう。

立派なボンクラ中学生(男子)

一部での評判どおり、フランク・ダラボンの「ミスト」がすごーく面白かった。

いろいろ書きたいことあるんだけど、これはなるべく前知識無しに見たほうが
いい類の作品かと。
すごいぞダラボン。ダラボンのくせに。天才ダラボンと呼んであげてもいい。

そー言えば、昨日、打ち合わせのときに聞いたのだけど。
水野が休日にまとめ借りしたというDVDののチョイスがなかなかに凄かった。
「ホステル2」
「ゾンビーノ」
「必殺!4」
「座頭市 血煙街道」
「人喰族」
ってこのチョイス。偏ってるよ!てか濃いおかずばっかで箸休めがないよ!
人殺しの映画と、人をパクパク食べる人たちの映画ばっかだよ!
ほぼ完全に昭和世代のボンクラ中学生(男子)のチョイスだ。素敵。
平静の現役中学生男子だってもう少しこう、「恋空」とか借りてるよきっと。

第二回公演のタイトル、まだ決まらず。
今朝、夢の中でいきなりあるタイトルが浮かんで、
「うわっ!これだ!」と思って急いでメモって水野にも送ったのだけど、
どーもリアクションがイマイチなのでボツにした。ちぇっ。
くそぅ、頑張れ俺の夢。てか、起きてる間に頑張れよ、俺。

婦人With格闘技

生まれて初めて「婦人公論」を買ってみた。

水野のロングインタビューが載っているのだ。
どうやら特集が「捨てて始まる、新しい私」というテーマで、それに合わせて
水野が選ばれたらしい。独立にまつわる思い、まさに「捨てて始まる新しい私」に
ふさわしい人選じゃないかと思う。やるな婦人。
舞台製作、プロペラ犬の旗揚げに関することも語ってそうな気がするので、
思い切って買うことにした。一応そこらへんチェックしておきたい。
さらに、今ちょっと取材中のある書き物のために、30~40代以上のご婦人方の
リアルな悩み等についても知りたかったし。

水野に「くれ」っつったらくれそうなのだけど、
本屋で「婦人公論」を買っている自分がちょっと面白い気がしたので、
そこらへんは、オモシロ優先で、あえて「買う」という選択。

しかも、たまたま今日はいつも買ってる「格闘技通信」の発売日でもあり。
「婦人公論」と「格闘技通信」を並べてレジに持っていくと、本屋のお兄さんが
若干混乱していたような気がする。

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 ↑ 趣味が広い、というよりナイスな変人だ。なかなかに誇らしい。

で、読んでみた。
プロペラ犬に関して少し書いてあり、さらに「現在、11月公演に向けて準備中」
みたいなことを語っている。確かに準備中。
そろそろ、仮チラシのことを具体的に考えなきゃいけない時期だ。
たぶん、今年も基本、切ったり貼ったり中心の手作業になるはず。
他のとこがどうしてるのか知らないけど、うちの場合は、想像を絶する手作業っぷりだ。
ハサミとカッターとスプレーのりが大活躍なのだ。
いまどき、高校の文化祭のチラシだってもう少し機械任せなんじゃなかろうか。

で、仮チラシを作るということは、第二回公演のタイトルも決めなきゃいけない。
今、手元にあるプロットには仮タイトルがついている。
果たしてそれでいいのかどーか。何かまだ降りてきそうな気もする。
去年の「マイルドにしぬ」だって、だいぶ後に決まったし。水野が見た夢の中の台詞から
取ったわけで、そういう意味では今年も水野が見る妙ちきりんな夢に期待したい。
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プリンっていうやつは

プリンを食べながら書いている。んまい。

水野が「ドロップBOX」の中でも書いてるけど、
プリンに対して「プリン」っていうネーミングは、ほんと、ネーミング界の中でも
最もジャストフィットしている物の一つだと思う。

ただ、ふと思うのだけど、
これ、もともとは英語のpuddingなわけでしょ。プディングが若干変化してプリン。
日本人は「プリン」って言われると、このカスタードプディングを思い浮かべるわけだけど、
海外では別にpuddingがデザートとは限らない。甘くないのもあるし。
なんかこう、いろいろ混ぜて固めて、蒸すなり焼くなりした、ドデンとしたやつは
大体pudding呼ばわりされているように思う。

それらに比べると、日本のプリンのほうが、はるかにプリンっぽい。
プリンプリンしてる。
海外のあいつらは、もっとむっちりしてる。プリンというより「ムリン」だ。
ていうか、日本のプリンはあきらかに、
「プリンという名前に似合った形に」進化してきたように思う。

「プリン」っていうネーミングが、プリンのプリンっぽさを日本人の中に醸成させて、
よりプリンプリンした方向にプリンをプリンたらしめてるのだ、ってなんだかよくわからんけど。
でもプッチンするやつなんて、明らかに皿に出したときの
「プリリンッ」って感じを狙っている。
プリンというネーミングが、日本におけるプリンの実像まで変えてきたのだ、きっと。
プリンじゃなくて「プデン」だったら、もっとプデンプデンしてたに違いない。
今よりやや硬めだ。小麦粉が混ざっている感じもする。プデン。

こうやって、ネーミングが実像を引っ張ってしまうことはよくある。
だからネーミングは大事ですよ、って話。
その割りに「プロペラ犬」って名前は、もんのすごくあっさり決まった。
二人の間でいつどうやって決まったのか、よく覚えてないくらいだ。
何か決めるのに水野と揉めることはちょくちょくあって、揉めたことは大概覚えてるから、
プロペラ犬に関しては、即決だったのだろう。
去年、旗揚げ公演の前に受けたインタビューでは必ず「ネーミングの由来」を
聞かれたのだけど、面白エピソードが全く無くて、毎回申し訳なかった。

というか、「何でこの名前になったのか」を悟られるのは、創り手のいやらしい意図が
透けて見えてしまうようで、ちと寒い。
「たかが名前」ぐらいのざっくりした感じくらいでちょうどいいように思う。
プリンみたいに、語感の響き先行でついたものが、実像を作ってしまうことも多いのだから。

あー、なんかうまくまとめようとしてますよ、俺。
ここらへんもあんまり良くない癖だ。なんか関係ないこと書こう。

くぴぷー。
がっちゃんのマネ。
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赤坂つながり

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ひみつ集会エクストラより、快快(小指値改め)のパフォーマンス。
一度でも快快を見たことがある人だとわかると思いますが、とても快快っぽい一枚。

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んで、こちらがその後、水野のインタビューに答える快快メンバー。
リニューアル第一作「ジンジャーに乗って」初日まであと10日ちょいだ。
今頃、稽古稽古稽古の毎日だろう。山崎君には、「水野美紀をカレーで
けちょんけちょんに負かした男」という誇りを胸に頑張ってもらいたい。

あ、今回の美術は「マイルドにしぬ」と同じく佐々木文美(写真、向かって左から二番目)
の担当なので、「マイルド」をご覧になった方はそこらへんも注目かと。
今間違いなく関東演劇界で一番なまっている美術スタッフだと思う。
「演劇界」というカテゴリーを外しても、そのなまり具合はトップ20クラスだと思う。
少なくとも、楠野さんが生涯で会った人間の中で一番なまっている。

赤坂REDつながりということで思い出したのだけど、
こないだ、月影番外地(高田聖子さん主宰の演劇ユニット)の「物語が、始まる」
を赤坂REDに見に行った。

まだぎりぎり公演中なので中身については触れないが、
「シザーハンズ」を女性の側から見るとこんな感じになるかも・・・・とチラッと思った。
辻修さん(モッカモッカ、動物電気)が、今回は笑いを封印してるのだけど、
そこかしこに隠しても隠し切れないおかしみがチラチラあって、
なんともいい感じ。


カリオストロの城を見ながら

日テレでやってた「ルパン三世・カリオストロの城」の録画を見ながら書いている。
一体何億回TVでやってるかわからないが、これだけは毎回見るたびに
面白さにしなしなになる。脚本のうまさにしなしなだ。
これ嫌いな人っているのかな~。
日本全国民に好きな映画20本ぐらいあげさせて統計をとったら、トータルでは
これがナンバーワンになるんじゃなかろか。「もののけ姫」でも「タイタニック」でもなく。

それはさておき、今日はプロペラ犬第二回公演の打ち合わせ。
水野と共に、第二回公演に関係するある方とお話をしてきた。
とても大事な打ち合わせだったので、奮発して某超高級ホテルのラウンジで行うことに。

高級ホテルのラウンジが似合わないことにかけては、楠野さんは他の追随を許さない。
大体、アイスオーレが1300円もするのでびっくりですよ。
で、しかも途中で「おかわりお持ちしましょうか」と来た。
楠野さん「う、2600円・・・コーヒー牛乳二杯でそれは・・・」と内心思った。
しかし、そこで「結構です」とか言うと先方に
「プロペラ犬、大丈夫かしら。予算苦しいのかしら」といらぬ心配をされそうだったので、
余裕のふりして「はい」っつった。泣きながら。

そしたら、お会計見たらおかわりしても1300円なのね。
キャベツおかわり無料と一緒のシステムなのね。
言ってくれればいいのに。お安く見られたくないのだろうか。
案外可愛いやつだぜラウンジも。裸雲児って書いちゃえ。

そんな裸雲児効果もあってか、先方との打ち合わせはことのほかスムーズに。

次のイベントの頃には第二回公演の詳細、発表できそうな感じです。
もろもろお楽しみに。
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